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長女という役割に疑問を持った時に読んだ本『長女が読む本』


やたら古い本ばかりご紹介して申し訳ないですが、やはり悩んだ時は本を読むのが1番だと思う。

私は自我が芽生えたのが相当遅かったので、中学から高校、20代前半にかけてやたらいろんなことに疑問を持って暮らしていた。

そうして、いちいちつまずくたびにそれに相応しい本を読んで解決していったのである。

古今東西の叡智を吸収しながらといと、いかにも優秀な感じがしますが正確には誰かに相談するという習慣がなかったので、藁をもすがるという形容詞が正しいような気がします。


長女が読む本 著:神津カンナ


高校生になって初めて親との関係に悩むようになった。

超〜遅い(笑)

反抗期というか、とにかく私の気持ちが分からない両親に手を焼いていたといった感じなのである。

分からないなら放っておいてくれればいいのに、どうも親らしいことをしたかったらしい。

だから妹の時は適当に放っておいてたみたい。こういうところが長女と次女の違いが滲み出てる気がする。

まぁ彼らも人間だし初めての子育てだし、理解できなくも無いけど
親だからといって他人のスペースに
ヅカヅカ土足で上がり込むのは、如何なものかと思う。

そんな悩みの真っ最中のときに出会ったのがこの『長女が読む本』である。

反抗することなく、争うことなく、スルリと両親の囲いの中からうまーく抜け出す術を教えてもらった。

そして自身の長女としての特徴を理解することによって、これから先に起こりうる人生の問題に対処する術も身につけておける良書であった。

親子の問題はある程度パターンがあるので、格闘技のような'型'を決めれば上手く対処できるものなのである。


親離れする時読む本


ついでにこちらも読んでおけば
若い時の悩みにはパーフェクトに対応することができる。

青春時代の悩みはオトナになるための通過儀礼なことも多く、人類全てといっても過言では無いほど皆同じようなことを悩んでいる。

やはり経験者に学ぶことが1番なのではないかな。




神津カンナさんの本は当時の私にとっては今でいうメンター的な存在だったのだと思う。

田舎の学生には新しい思想や体験を教えてくれる存在に出会うことがほとんどないので、そんな時は本が1番の先輩的存在になれる。


今回ご紹介した本もまだ中古で買うことができますので、良かったら読んでみてくださいね〜


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