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言葉は現実化のスイッチ!?言葉に力を宿すには?(前編)

こんにちは!江森奈々です。

皆さんは、言葉が現実化に作用している
ということを知っていますか?

言靈(ことだま)という言葉があるくらい、
日本人は古来から言葉には魂が宿る、
特定の音の響きにエネルギーが宿ることを
知っていました。

※この言靈の力は世界的に見ても
日本語とポリネシア語だけに宿ると
言われています。


例えば、昔の人は「スルメ」を
「あたりめ」と呼ぶのも
「スルメ」の「スル」が
「掏る(盗む)」と同じ響きであることによって
縁起がよくないと考えたため、
そのように呼び名を変えたりもしていました。


今回お話する「言葉に力を宿す」というのは
それとはちょっと違った観点からになります。


まず結論を先に言うと、
言葉に力を宿すためには

「有言実行」

つまり、過去にどれだけ自分が発言したことと、
現実を一致させてきたか?


その蓄積によって
自他ともにその信用度、信頼度が
高ければ高いほど、
言葉が持つ現実化の力が強くなり
言葉に力が宿ります。

※信用度…過去の実績や成果に対する評価。
信頼度…未来の予測、行動に対する期待度。


私たちは普段あまり意識していませんが、
日常的に発している言葉が
どの程度現実の行動と一致しているか
というのは実はすごく重要なことなんです。


その蓄積がその人の信用度・信頼度となって、
日々目に見えない領域で
どんどん貯まっていっているからです。
(信用貯金みたいなもの。)


例えば、ある場所で待ち合わせした時、
遅刻してきた友人がいたとします。


その友人は「〇時に行くね!」
約束しておきながら、遅れていった時点で、
「〇時に行く」という言葉(同意も含む)
と実際の自分の行動が一致していないので、
そこで一つ信用が失われます。


それ以降も遅刻を重ね遅刻の常習者ともなれば、
段々と周囲からも
「あの人はどうせ時間を決めても守らない人だから…」 
というレッテルが貼られるようになります。


つまり、他者からの信用度がダダ下がり💦


仮に「今度は遅刻しないで行く!」と言っても
未来の行動も勝手に予測され、
周囲からは「あの人はどうせ次も遅刻するよね。」
と思われて期待されなくなります。
(=周囲からの信頼度が下がります。)


本当にそのようなネガティブ行動を
演じさせられる見えない力も働きます。


そして、そういったことを続けていると、
その行為を一番身近で観察しているのは
遅刻をしている本人なので、
自分の発言を軽視する、自分との約束を
簡単に破ることが続いた結果、
自分の言葉に対する信用度も下がっていきます。


これまで一度も時間を守ってこなかったことを
自分が一番よくわかっているため、
いまさら変われないとか、
別に変わらなくてもいっか~と考え、
自分にも期待しなくなります。
(=自分への信頼度も下がります。)


そうやって自他ともに信用度と信頼度が下がると、
言葉が持つ現実化の力が弱まるのです。

長くなったので続きはまた明日!

今日も最後まで
お読みいただきありがとうございました!



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