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TWILIGHT RADWIMPS 感想


イントロを聴いた瞬間に
スポットライトに当たった気分になる!

自分は物語の主人公なんだって
自由に自分のストーリーを描いてけるんだって
(ちょっとI Nobelみたいだな笑)

いろんな解釈できるし、想像できるけど、
漠然と音を聞いて身体でかんじて、
明るさが充満していくかんじが好きで、
ちょっと文字にするのを躊躇ってたけど。

私がこの曲を最初に聴いた瞬間の気持ちと思い出で
文章を紡いでいってみたいと思う。


やっと、この日がやってきた。

本番の日。

ステージの袖で順番を待って、次がいよいよ私の番。

ステージ袖独特の
緊張感と高揚が混ざり合った空気が好き。
最初は緊張が強くて覚えてないくらいだったけど、
今年は4回目の最後の1年だから、
いたるところに懐かしさと愛しい気持ちがいっぱい。

みんなに共感できる思い出だとよかったけど、
私がやっていたのはファッションショーのモデル。
背が高くても変に浮いてる気がして、
むしろ猫背だったり片足体重で立ったりしてたけど、
ある日声をかけてもらって、挑戦してみた。
やっぱり目線が合う友達が増えると嬉しくって、
背筋をのばして好きな服に身を包む姿はかっこよくて。

ファッションショーだけど、
パリコレみたいなのとは違って、
コンセプトからデザイナーさんが考えて、
手作りで服を作って、そのイメージに合わせて歩く。
明るかったり、悲しかったり、猫っぽくとか(笑)

自分なりにストーリー考えて、
コンセプトをどんどんデザイナーさんと深掘りして、
歩くっていうシンプルな動作とポージングで
どうやって表現するか試すのはすごく楽しい。

ひたすら鏡みながら歩く練習するんだけど(笑)

みんな真剣に取り組んでいて、
ショーが良くなるようにお互いに表現を高め合う
そんな空間が大好きだった。

だいぶ説明が長くなって、思い出に浸ってしまった、、

TWILIGHT聴いた瞬間に、
ショーの歩く寸前のときの感覚にすごく似てて。
スポットライトが当たって、
ほんの数分数秒だけど、みんなが見てて、
ちょっといい意味で空気がザワついて。

ショー全体が終わった瞬間の拍手と
みんなの達成感に溢れた顔をみると毎回泣けた( ;  ; )  

毎日なんとなくの繰り返しが多いような気もするけど
練習なんて、仕事なんて繰り返しが多いけど

儚くて
たわいもなくて
離したくなる

かけがえのない 淡い 幸せな光たち

考えてるイメージが違うとか遅刻が多いとか
練習つまんないとか先輩がうんぬんとかあるけど(笑)
あれだけ愚痴ばっかり言って
1回いっそのこと壊れちゃえばいいのにとか思っても

やっぱり居心地がいい空間なんだよなぁ

やりきった人にしかわからない

とんでもないことが起きたらいいのにな
超イケメンに声かけられたり
意外な接点ができて楽しいことが起こったり
(たいしたことが思いつかん笑)

うたいたい歌なんかない
聞きたい歌詞なんかない とか思っても
あのときの懐かしい曲って聴くだけでエモーショナル

何回話してるのかわからない同じ話して
笑い合いたいね

ほんとに人生いろいろあってズタボロにもなるけど

あの日の私は背筋がしっかりのびてて、
誰よりも綺麗にしてもらって、しっかり歩いてた。 

終わったときの達成感とみんなの笑顔に
少しは貢献していた自信もある!

絶滅前夜に
若干美化されてるかもしれない思い出と手を組んで

明日を迎えにいこう


あなたにも明るい気分になれる思い出があるといいな


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