伊藤なむあひ
耽美というテーマでTwitter上に140で書いた掌編
まだ電子書籍にしていない(もしくはもうしてある)作品のなかから、短編くらいの長さで試し読み用に無料公開中の作品
思いつきではじめた、日本語から日本語への翻訳です。オカワダアキナ、紙文、ひざのうらはやお、エディプスちゃん(敬称略、掲載順)の2000字程の小説を、翻訳したものです。
画像に意味はありません。 気がつけばもう3月になってるんですけど…怖すぎる…小学生の時の5分はあんなに長かったのに、いまやあの頃の5分と現在の2ヶ月が同じくらいの時間の長さに感じる…どうなってるの…? じゃあ、するね…?告知…じゃなくて、なんだ、振り返り…?と告知も。よろしくお願いします。好きなパンはしっとりしたパンです。 2024年2月14日発売の『零合 第二号』(零合舎)に、発表作としては初の長編小説(の前編)となる「Axe to Fall」を掲載していただきま
ひさしぶりの告知ですー! Kaguya Planetさんに掲載していただいた伊藤なむあひ「ひとっこどうぶつ」が本日より一般公開(無料)となりました。 2022年の秋くらいにぼんやりと「かっぱ寿司って地下でかっぱたちが働かされてそうだな……」というぼんやりとしたイメージから膨らませていった小説です。 17000字ほどの、すこしふんわりとしたSFに仕上がっていると思います。とても思い入れのある小説なので良かったら読んでみてね。 伊藤なむあひ「ひとっこどうぶつ」
2023年は前半にたくさん書いたおかげか、後半は嬉しいお知らせができて嬉しいです。 新たに生まれる文芸ムックあたらよ、その創刊号に小説を載せていただくことになりました。創刊にあたり夜がテーマの公募があり、応募した「椿桃、永遠に」という短編小説が優秀賞を受賞したんですよ! 人間が腸になるという、最近書いたなかでもなかなかにトリッキーな小説でとてもお気に入りだったんですが、まさかそんな小説が受賞するとは思っておらず選考委員の方々の懐の深さには感謝しかありません。 ゆくゆくは
Kaguya Planetさんに短編小説を掲載していただけることになりました! 伊藤なむあひが書いたっぽい雰囲気はありつつSFでもあり、自分的な新境地になっていると思います。 会員公開が9月23日、一般公開がその1ヶ月後になるはずです。とても楽しんで書いた小説なので、楽しみに待っていてね。 https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-planet-september2023-2/
独立出版レーベル人格OverDriveさんのサイトにて、最近短編「僕の靴と未来」が公開されました。 https://ezdog.press/novel/the-circus-of-albertepla 現時点の代表作です。4000字なのでみんな読んでおくれよね。 20230423追記:連載第一回と書いてるけど続き物じゃなくて短編集的なものです。
タイトルままです。 個人ブログにも依頼が来た当時のことをメモしたから気が向いたらそっちも読んでね。 小説すばる11月号の特集:都市を読む、のなかに、以前から小すばさんが連載しているフラッシュフィクション企画「千字一話」の特別編として都市をテーマにした掌編が載りました!ラッコが出てくるよ…? なんか隙間社をお休みして書くことに専念したあたりから、嬉しいことやありがたいことが増えた気がする。あと伊藤なむあひTwitterアカウント生誕10周年だったからそれも重なりびっくりだ
SFウェブメディアanon pressさんで短編小説「偏在する鳥たちは遍在する」が公開されました。 本日より1週間無料で読めるので覗いてみてね🕊🍞✨ ヤマザキパン・ポストモダン小説と紹介されています(???)。 https://note.com/anon_press/n/n64b3f13e9ec4
ルビの|お試し《テスト》
独立出版レーベル・人格OverDrive様より紙の単著を出していただくこととなりました。 表紙絵はヨコイジュウ様『祭壇』 この絵に惹かれた方は手にして後悔のない内容に仕上がっているはずです。 人格OverDriveサイト販売ページ どうぞよろしくお願いします。 2022年4月18日 伊藤なむあひ
そっとTwitterフェードアウトしようと思ったけどまだ無理そうだった。
吐き戻しが多いのは昔からだった。食欲が落ちていたのも、ああ今年も夏バテかなんて気にもしなかった。こちらが撫でようとしても軟体動物みたいにぐにゃりとよけ、出社前の忙しいときや疲れて動けないときに限って「撫でなさいヨォ」と脛や肘に顔をこすりつけてくるのもいつも通りだったのだ。 異変を認識できたのはめずらしく私とネコの、撫でたい/撫でられたいのタイミングが合ったからだ。指先にはっきりと背骨と腰骨の感触があった。持ち上げてみると異様に軽い。 「おまえ、もしかして病気なのか」 ネ
最新短編、「天使についての試論」が掲載された『幻想と怪奇7 ウィアード・テールズ』が本日発売となります。 ジュンク堂、くまざわ書店、紀伊國屋さんなんかは入荷してる確率高そう。 よろしくお願いしますー! ブログも書いてみたよ https://namuahi07.hatenablog.com/entry/2021/08/20/173317
ビルの前の水溜りがあるのを見つけた。薄いゼリーのような、どこか柔らかさを感じる水面。映った朝の光があまりにも綺麗で、わたしはそれを家に連れて帰りたいと思った。考える時間はなく、ビルに入っているお惣菜屋のアルバイトが終わってもまだ光がそこにいたら連れて帰ろうとだけ決め従業員入口に向かった。 お昼休みにどうしても気になり、わざわざ制服から着替えて水溜りを見に行くと光はまだそこにあった。従業員割引で買ったおかかおにぎりとカニカマ天を頬張りながら、誰にも気に留められることのない