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野球をやってる人の話〜その② 15の春、親元を離れる〜

いやぁ〜怒涛のニ週間でした。

自分のことも含めて、こんなに日が経つのが早く感じたのは産まれて初めて。

ちなみに、一番時間が経つのが遅く感じたのは、息子が誕生してからの3ヶ月♡

中学校を卒業して、ゆっくりする間もなく
色んな準備→買い出しやスケジュール調整やメンテナンス、進学予定の学校に行ったり準備したり😵‍💫

はじめてね、こんな時間の過ごし方したなぁ〜

息子は、物心つく前から父親とボールを投げたり打ったりしてました。
小学一年生から野球スクールに。
チームには小学二年生春に入部して、中学三年まで紆余曲折ありながらもずーーっと野球一筋。
家族もだから、ずーーっと野球一筋。

学年があがればやることも出来ることも増えてくる。
目標も出来る。
貫き通したいこともあれば、子どもなりに適宜順応してかなきゃならないんだと知ることも分かってくるし、分らなくて大きな壁のような物にぶつかることもある。

スポーツをやる子だけではないけど、
目標を持って何かをひたすら追い続けることの大変さに、年齢は関係ない。

子どもの場合は、そこに大人が関わってくるので子どもの気持ちだけで何かを決められるわけではない。
だけど、本人が納得してるのかどうかって大事。
自分も過去振り返って凄くそう思う。

習い事をやることも、続けることも、1つ2つの理由だけではやれなかったりするから、子どもの頃の習い事は、とても貴重。

それが子どものやる気と=になるかというと、そういう訳ではないよね。
ただいつかそれが、人生の選択に大きく関わってくるまでになることもある。

息子はたまたまそれが野球だった。
進学もそれで決めた。
選んだ条件も理由も1つじゃなくて、全てがきっと合致したわけじゃないけど、
ここだ!
と最終的には自分で決めた。

親元を離れるんだから、心配が無いわけない。
迷惑かけないかなとか、ちゃんとやれるかな?という漠然としたこと、仲良くやってねとか、親なら大体持つであろう心配。
どこかで『うちの子なら大丈夫だろう』と自分を安心させる言葉を唱えて何とか親も親なりに頑張ろうとする瞬間。

ぼや〜っと感じていたことが一気にやってくる、この瞬間。
子が家族の元を離れて、自分の道を進むために生活を始めるこの瞬間。
悲しいはないけど、寂しいと嬉しいがザザッと押し寄せて感じたこと無い気持ちを味わう数日間になるんでしょうね。

あぁそして、お天気が☔という春にはありがちだけど『旅立ちの日くらい…』という思いも重なって何だか物悲しいが、強い。

こんな気持ちになるなら絶対寮になんか入れなきゃよかったんじゃん!!
と言われるかもしれないが、
それはない(^_^)

ボヤくんですよ。誰でも。
(ボヤかない人もいる♪)
言わばお家は子にとって天下無敵✨ですから。
親や兄弟に怒られることはあっても、そこは身内だから。
そして親も、子に対して色んな気持ちをあらわしていく過程で勉強してくんですよね。

そのもの環境が変わるって、なかなか無い事だから、自分の強さや弱さや適応の出来不出来とかがぼろぼろ出てくる。

親の私からも息子の方からも、『出るぞ出るぞ!』のオンパレードなんだろう。
怖さもあるけど、楽しみもある。
いや〜楽しみのほうが勝ってるかなぁ。

“杞憂” “臆測” “邪推”
が嫌いなので、とにかく自分のやりたいことをどんな形でもいいから自分で決めて前へ前へ。
その一歩が何かを押し拡げたり
出会えたり、動いたりするから。
好き嫌いあって当然だし、やりたいやりたくないって思うのも普通だし。

ただそこには必ず助けてくれる人、協力するよ!って手を差し出してくれる人がいる。
そこが本当に不思議だと思うんだけど。

一人じゃないよって、大丈夫だよって言ってくれる人は、家族だけではないし友達だけでもない。
自分にとって大事なものや大事な人って、人それぞれにあっていい。

今まで家族と一緒にいた時間が長かったから、友達や先生と過ごす時間が増えると、〝人〟のことがどう見えてくるんだろう。
息子の場合は野球に触れる時間が長いとは言え、生活の中にガッツリと中心に生きてきた訳では無いから、向き合い方も変わってくるよね。
〝野球〟のことがどう見えてくるんだろう。

この先の選択肢がどう伸びていくのかが、本当に楽しみ。

親は親の勝手な希望とか未来みたいなのを漠然と考えたり夢見たりするんだけど、
親元を15で離れた息子はそれを、どう感じて行くんだろうね。

環境って習慣、行動、言葉、思考も変えていく可能性があるから。
有名な言葉にもあるけど、
習慣が変わると性格も変わる、そうすると運命が変わる。

そんな可能性を秘めたこの選択。
やっぱり、寂しさを超える嬉しさこれは確かな気持ちですね。

そうなると、
そんな子にがっかりされない親でいたいなって思う私もいる。

だから
私ももっと生活習慣気をつけよう。

息子!こんな気持ちにさせてくれて
本当にありがとう🫂


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