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日本の学校の1クラス当たりの生徒数は他国と比べるとはるかに多い

日本では、学校の1クラスの上限の生徒数は、小学校1年生35人を除いては、40人です。多いと言われていますが、本当にそうなのか、世界の国々のデータをみてみました。

以下は文部科学省が発表しているデータです。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05061101/003.pdf

このグラフによりますと、

国公立学校での平均学級規模(2002年)は、初等教育28.7人、前期中等教育34.2人であり、OECD平均を上回っており、OECD加盟国中もっとも高い国の一つ。

国公私立学校での教員1人当たり児童生徒数(2002年)は、初等教育20.3人、前期中等教育16.2人であり、OECD平均を上回っている。

これが、インクルーシブ教育をすすめる事に障害になっている気がします。

とても素直で先生のいう事を問題なくできる生徒でも、40人をみているのは、不可能に近いのではないでしょうか。レストランでホールの仕事をしていたとき、注意深く意識していても、見落としがあり、料理を食べ終わっている方の食後のデザートが遅れたり、水が長い間空っぽの状態で、気づかなかったりしたものです。

学校の先生方が、インクルーシブ教育についてどうお考えなのか聞いてみたい。


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