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会議について思う事

私は、1人で鍼灸院をしているので、会議というのは、長らく出席していないが、今まで参加した会議は、どれも退屈で、なおかつ嫌なものだった。
昨日、ある人とそんな話をして、嫌な記憶が思い出された。

以前、勤めていた病院で、月に1回、リハビリテーション科に勤務している鍼灸師、柔道整復師、マッサージ師の会があった。全員の稼働率を表にしたものが配られ、稼働率の低い人を責めるような会議で、苦痛だった。稼働率100%の鍼灸師は、勤務が長く、10年以上で、稼働率が高くても疑問はなかった。でも、逆に、長く通っているイコール治ってないともとれるので、私には、全然すごいと思えなかった。
その院は、1週間前に、施術者たちの予定が患者さんに発表され、受付で患者さんが申し込むシステムだった。だから、人気な先生は、1週間前には、予約で埋まった。

整形外科に10年以上、毎日通って、マッサージを受けている患者さんが保険を使って通っていること自体が、疑問なのだが、それをどうこう出来るものではなく、私は、ありがたいことに、日々、患者さんに困ることなく、毎日施術する事ができた。あの時の経験がなかったら、開業できていなかったと思うと、感謝しかない。

会議の話に戻そう。

私が、大学卒業後企業に入社したのは、もう30年以上前だが、その時は、バブルが崩壊した時でもあった。会議は、前年同月比を比べて、明らかに下がった結果をどうするかが議題だったように記憶している。バブルが崩壊しているのだから、落ちても仕方ないのだが、やはりどうにかしないといけないらしかった。結論のでない会議は、長時間にわたり、当時、会議中にタバコを吸うのは許されていたので、タバコの臭いとの戦いになった。

他の会議の経験は、鍼灸の学会の会議で、これも、建設的な意見交換は難しく、下は意見を言いにくい雰囲気だった。ある時、私は反対の意見を会議で言ったら、会長に、それは、メールで議題を送った時にメールで言うべきだと言われた。会議では時間が限られているし、メールに意見がない場合、承認したとして、会議は進められるものらしい。納得いかなかった。

どうしたら、会議をいいものにできるのだろう。
アドラー心理学をベースにした、子育てのコースでは、家族会議をしようという課題があった。実際にした事はなかったけれど、これが、有効だという。会議にはルールがある。今後は建設的会議のやり方を勉強していきたい。

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