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特別支援学校の行くメリットとデメリット

特別支援学校へ行くメリットを前面に打ち出す事は、インクルーシブ教育を妨げてしまっているのかもしれません。

私も、普通学校で適応できないのであれば、特別支援学校で手厚い支援を受け、理解ある教師に励まされ、自己肯定感を高め、出来る事を増やしていけばいいと考えていた保護者です。

我が子の成長が、普通学校でできれば、わざわざ特別支援学校を選ぶ親はいないでしょう。健常の子ども達と喧嘩もしながらでもいろいろな経験ができるのであれば、たいていの親は、普通学校を選ぶでしょう。今、日本の中学校は、それが出来ないから、特別支援学級、特別支援学校を選ぶのです。選ばざるを得ないのです。

親にとって、インクルーシブ教育がいいとか、悪いとか、そんな学者みたいな議論をしたい人はいません。それは、研究者の領域です。保護者は、子どものためになるのなら、どんな方法でもいいのです。他人のために、インクルーシブ教育を選ぶ人はいません。健常の子どもにとって、障害者との交流が優しい心を育てるとか、そんな綺麗ごとはいらないのです。

強い意見を書きました。きつく感じたら、すみません。

ふと、放課後等デイサービスのサイトで、全面特別支援学校を押している記事を読んだので、過去の自分と重なって、反省した次第です。

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