伴走者ノゾム@TSL/Tsubasa Spilit Laboratory

感じる・考える、のバランスを整え『生きづらさを手放す』ことを核に『軽やかに活き活きと生…

伴走者ノゾム@TSL/Tsubasa Spilit Laboratory

感じる・考える、のバランスを整え『生きづらさを手放す』ことを核に『軽やかに活き活きと生きる』をサポート。TSL/Tsubasa Spilit Laboratory(ツバサ・スピリット・ラボラトリー)代表。カウンセリング、講演、施設慰問、著述等の活動に従事。

記事一覧

この人生、は誰のものなのか

今、生きづらさを感じているのであれば、 その人はかつて、自分の感情を諦めて、親の感情を優先せざるを得ない環境に育った人、です。 悲しくて涙が零れそうな時も、親が…

自分を責めない

その人が、ポジティブな世界に軸足を置いて、軽やかに生きているのか、 はたまた、ネガティブな世界の住人として、重々しい気分を引きずって生きているのか、は、 傍目に…

どうせ自分のことなんて誰もわかってくれない

アイツはちっともわかっちゃいない、 会社のトップは社員のことなんてどうでもイイと思ってる、 国は国民を馬鹿にしている、 どうせ誰もわかってくれない。 自分の気持ち…

自分が、生きた道のり、を過小評価していないか

自分の気持ちが判らない人は沢山います。 自分の気持ちが判らない、ということすら、判らない人も沢山います。 逆に言うと、自分の気持ちが判らないな、と感じている人は…

可能性と限界

自分の可能性を信じろ、とよく耳にします。 自分で限界を決めるな、ともよく聞きます。 自分で自分を制限してしまうのは、もったいない、と感じる人は多いと思いますし、…

意識のテーブル

活き活きと自分の人生を生きる、 軽やかな心持ちで人生を歩む、 と決めたなら、 無意識に衝き動かされる局面を、出来るだけ無くすことが大切だ、と思っています。 入っ…

心が窮地に立っている

生きづらい人が、自分が抱える生きづらさに、気がつくこと、は易しい事ではありません。 重々しさ、は感じています。 息苦しさ、も感じています。 何かに追われる様な、焦…

八方美人の憂鬱

諍い(いさかい)が起きた時、 又は諍いが起こりそうな時、 平和的な解決策を模索することは、大切だと思っています。 人の感じ方、考え方は十人十色であり、 その感じ方、…

他人の視線に呑まれる事と、自分を客観視する事

自分を客観視する、とよく耳にします。 その効果は主に、冷静になる事が出来る、と誰もがなんとなく理解している、と思っています。 しかし、自分を客観的に見るつもりで…

親からもらった歪な規範意識

「普通、こうだよ」 「一般的には、こうだ」 そう言う時には、注意が必要だと思います。 自分の中に有る、常識、を基準にして、疑うこと無く、他者に押し付ける時に、普…

「どうしたらいいですか?」という口癖の危険性

「どうしたらいいですか?」という言葉を発してはいけない、などと言うつもりはありません。 ただ、「どうしたらいいですか?」というマインドで生きるのは、とても危険だ…

思い上がりと自己卑下の狭間に揺れる人

上手くいったり、他者から褒められたりすると、途端に強気になったり、傲慢になったり、という人はとても多いです。 思い上がっているし、調子にのっている状態です。 傍…

生きづらい人が情報収集で注意すべきこと

今の世の中、スマホに充電さえしていれば、瞬時に情報を取得する事が出来ます。 知りたい事を直ぐに知ることが出来ます。 ポケットの中に図書館があり、 カバンの中に世…

生きづらさを手放すことは、自分と仲直りすること

生きづらさを手放す為に、自分と向き合う時、陥りがちな思考として、 これまで自分は逃げていた、 でも、もう決めた、 決して目を逸らさない、 正面から堂々とぶつかって…

ネガティブって悪いこと?

ポジティブが良いことで、 ネガティブは悪いこと、 という切り分け方に執らわれている人は、少なく無い様に思っています。 陽キャが良くて、陰キャは良くない、などと単…

子育ては65点で上出来

例えば、「宿題しなさい!」と言われたら返って、やる気、が無くなって、「今やろうと思ってたのに」という小さな不満が湧き上がります。 人は、自分で決めたい生き物なの…

この人生、は誰のものなのか

この人生、は誰のものなのか

今、生きづらさを感じているのであれば、
その人はかつて、自分の感情を諦めて、親の感情を優先せざるを得ない環境に育った人、です。

悲しくて涙が零れそうな時も、親が明るく笑う子供を求めている、と察したら、
自分の泣きたい気持ちに蓋をして、親が望む通りに、笑ってみせる子、だったのです。

感情は見て見ぬふりをして、蓋をしても、自然に消えて無くなることはありません。

未消化の感情は、心の奥にうず高く堆

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自分を責めない

自分を責めない

その人が、ポジティブな世界に軸足を置いて、軽やかに生きているのか、

はたまた、ネガティブな世界の住人として、重々しい気分を引きずって生きているのか、は、

傍目には分からない事が多い、と思っています。

傍目には分からなくても、基本的に軽やかに生きている人も居て、
重々しい人生を歩んでいる人も居ます。

両者を分かつものは、
自分を受け容れているか、
自分を責めているか、
の違いだと思っています

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どうせ自分のことなんて誰もわかってくれない

どうせ自分のことなんて誰もわかってくれない

アイツはちっともわかっちゃいない、
会社のトップは社員のことなんてどうでもイイと思ってる、
国は国民を馬鹿にしている、

どうせ誰もわかってくれない。

自分の気持ちを、周囲が汲むべきだ、という感覚に執らわれると、

世の中は途端に腹立たしい世界になります。

口には出さなくても、心の中で、

「どうせ自分のことなんて誰もわかってくれない」

と思っている人は、実は、周囲に過大な期待を持っています

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自分が、生きた道のり、を過小評価していないか

自分が、生きた道のり、を過小評価していないか

自分の気持ちが判らない人は沢山います。

自分の気持ちが判らない、ということすら、判らない人も沢山います。

逆に言うと、自分の気持ちが判らないな、と感じている人は、気づき、の傍まで辿り着いています。

それは大変な、偉業、だと私は思っています。

その人は、生まれた時から、自分の感情を捨てた時に受け容れられる環境に身を置いていたのです。

そのまま気付く事なく、人生を歩む方が多数派である、と感じ

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可能性と限界

可能性と限界

自分の可能性を信じろ、とよく耳にします。

自分で限界を決めるな、ともよく聞きます。

自分で自分を制限してしまうのは、もったいない、と感じる人は多いと思いますし、

私も、異論はありません。

ただ一つだけ、但し書きが付く、と思うのです。

但し書きは、そのままの自分に価値が有る、と感じていれば、という事です。

時期にバラツキは有りますが、幼児は概ね2〜5歳位の時期に「イヤイヤ期」とも言われる

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意識のテーブル

意識のテーブル

活き活きと自分の人生を生きる、

軽やかな心持ちで人生を歩む、

と決めたなら、

無意識に衝き動かされる局面を、出来るだけ無くすことが大切だ、と思っています。

入って来る情報や、自分の心に棲み着いている固定した考えに、

何の疑問も持たず従う事は、人生を蔑ろにする事ではないでしょうか。

入って来る情報や、棲み着いている考えは、

心という部屋のフロアーに雑然と散らばっています。

無意識に衝

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心が窮地に立っている

心が窮地に立っている

生きづらい人が、自分が抱える生きづらさに、気がつくこと、は易しい事ではありません。

重々しさ、は感じています。
息苦しさ、も感じています。
何かに追われる様な、焦燥感も感じています。

しかし、生きづらい人の多くは、物心ついた頃には、既にその感覚が当たり前だった為に、

自分の心が窮地に立っている、という認識がありません。

もしも一度でも、満ち足りて、安心に包まれる様な経験が有ったなら、

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八方美人の憂鬱

八方美人の憂鬱

諍い(いさかい)が起きた時、
又は諍いが起こりそうな時、

平和的な解決策を模索することは、大切だと思っています。

人の感じ方、考え方は十人十色であり、
その感じ方、考え方が違う者同士が関わり合えば、時に主張は食い違い、意見がぶつかり合うのは必然です。

そんな時、不必要な波風を立てる事無く、丸く収めようとする事は、必要だと思います。

但しそれは、自分の主義主張を捨てての平和、では無く、
異な

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他人の視線に呑まれる事と、自分を客観視する事

他人の視線に呑まれる事と、自分を客観視する事

自分を客観視する、とよく耳にします。

その効果は主に、冷静になる事が出来る、と誰もがなんとなく理解している、と思っています。

しかし、自分を客観的に見るつもりで、取り囲む他人の目に自分がどう映っているか、に執らわれてしまう人は多い様に感じています。

他人から見た自分に執らわれる、という事は、
他人に合わせる事、
他人に譲る事、
他人に呑まれる事、
です。

他人に合わせたり、譲ったりという事

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親からもらった歪な規範意識

親からもらった歪な規範意識

「普通、こうだよ」
「一般的には、こうだ」

そう言う時には、注意が必要だと思います。

自分の中に有る、常識、を基準にして、疑うこと無く、他者に押し付ける時に、普通、や、一般的、という言葉が出て来る場合が多い、と思っています。

特に考えること無く、極めてオートマチックに展開される思考には、注意が必要です。

「普通、こうだろ」と言って、相手が「なんで?」と返した時に、根拠を説明出来ない場合は、

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「どうしたらいいですか?」という口癖の危険性

「どうしたらいいですか?」という口癖の危険性

「どうしたらいいですか?」という言葉を発してはいけない、などと言うつもりはありません。

ただ、「どうしたらいいですか?」というマインドで生きるのは、とても危険だと感じています。

この、マインドで生きる人は、日常生活で、無意識に「どうしたらいいですか?」という言葉を、結果的に多用する様に感じています。

人生を歩む事を、馬車、に例えて、
そのマインドを大雑把に分けると、
三つに大別できます。

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思い上がりと自己卑下の狭間に揺れる人

思い上がりと自己卑下の狭間に揺れる人

上手くいったり、他者から褒められたりすると、途端に強気になったり、傲慢になったり、という人はとても多いです。

思い上がっているし、調子にのっている状態です。

傍から見て、不快に思う人が大半でしょう。

しかし、私達は誰しも、傲慢の種、を心に持っています。

実るほど頭を垂れる稲穂かな、をはじめとする、私達の傲慢を戒める慣用句が沢山あるのも、

私達が如何に傲慢になりやすい生き物であるかを表して

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生きづらい人が情報収集で注意すべきこと

生きづらい人が情報収集で注意すべきこと

今の世の中、スマホに充電さえしていれば、瞬時に情報を取得する事が出来ます。

知りたい事を直ぐに知ることが出来ます。

ポケットの中に図書館があり、
カバンの中に世界と繋がるトビラがある訳です。

やがて皆がコンピューター(スマホ)を持ち歩く時代が来る、 と予想はしていても、 
その普及する速度がこれ程までに速い事は、想定外だった方も多いのではないでしょうか。

膨大な量の情報を瞬時に得られる事は

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生きづらさを手放すことは、自分と仲直りすること

生きづらさを手放すことは、自分と仲直りすること

生きづらさを手放す為に、自分と向き合う時、陥りがちな思考として、

これまで自分は逃げていた、
でも、もう決めた、
決して目を逸らさない、
正面から堂々とぶつかって、掴み取るんだ!

といった心境になりがち、です。 

長く続いた苦しみに終止符を打とうというのですから、力も入ります。 

その意気や良し、として、

確かに、生きづらい人が自分と向き合う、ということは、見たくなくて目を逸らしていた事

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ネガティブって悪いこと?

ネガティブって悪いこと?

ポジティブが良いことで、

ネガティブは悪いこと、

という切り分け方に執らわれている人は、少なく無い様に思っています。

陽キャが良くて、陰キャは良くない、などと単純な考えは持っていない、 と言う人の中にも、

半ば無意識に、ネガティブな感情を持つことは、悪、という分け方をしている場合が有る様に感じています。

自分の言動に感情や思考が引っ張られるのは確かですし、
他者をも巻き込む事さえあります

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子育ては65点で上出来

子育ては65点で上出来

例えば、「宿題しなさい!」と言われたら返って、やる気、が無くなって、「今やろうと思ってたのに」という小さな不満が湧き上がります。

人は、自分で決めたい生き物なのです。

どうして自分で決めたいのか、というと、
人が動く時の主立った原動力は、

ポジティブな力である、【純粋な興味、関心、好奇心】か、

ネガティブな力である、【恐怖心、反発心、怒り】の二種類であり、

人はポジティブな動機によって動

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