石黒好美の「3冊で読む名古屋」 ③ 本棚が世界だーー『名古屋とちくさ正文館』
(※ 本記事は2023年7月22日のニュースレター配信記事のnote版です)
【今回の3冊】
・『名古屋とちくさ正文館』(古田一晴、論創社)
・『生活フォーエバー』(寺井奈緒美、ELVIS PRESS)
・『見えないものを集める蜜蜂』(ジャン=ミシェル・モルポワ、思潮社)
読者は本棚づくりの共犯者 本棚が世界なのだ。
各国の文学から日本の古典、俳句や短歌の棚から社会学、宗教、政治、哲学、精神医学へ。名古屋の郷土史や地理のコーナーには自費出版のミニコミ誌まで揃えられ、ク