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24,05,07。やっぱり怪物だ。

4連休明けがいきなり終日雨との予報に憂鬱でしたが、蓋を開けてみれば
時折小雨がぱらつく程度でした。

一応雨具は装着しっぱなしでしたがほぼ濡れる事無く作業は完了。明日もさえない天気との予報ですが、現場が自宅団地&周辺という事で多少天候が荒れても無問題な上、朝も慌てる必要が無いのでだいぶ気が楽です。

そんな火曜日のネタは昨日のボクシング世界タイトル戦の話。

井上尚弥vsルイス・ネリ戦をメインに東京ドームで行われたイベントは17時からamazonプライムビデオで独占配信という事でしたから日課のギター練習を早めに終わらせ放送開始と共に視聴開始。

メイン前の3試合も世界タイトル戦でいずれもKO結着こそ無かったものの
好試合。メインへの期待は膨らむばかりでしたが「東京ドーム」「ボクシングタイトル戦」といえば世代的にネガティブなイメージがあるのも事実。

1990年に東京ドームで行われたタイトル戦「マイク・タイソンvsジェームス・ダグラス戦」の大番狂わせが脳裏にチラついて仕方がありません。

当時無敵のボクシングヘビー級チャンピオンだったタイソンがどう見ても格下だったダグラスにKO負けを喫し、以降それまでの栄光が幻だったかの如く坂を転げ落ちるように全方向で堕ちていくという一戦の記憶があまりにも鮮明に焼き付けられています。

いよいよ始まったメインイベントでしたが試合開始早々のチャンピオンのダウンシーンに思わず「またかよ!」と声が出てしまったのは自分だけでは無い筈です(笑)

実は試合当時既に坂を転げ落ち始めていた当時のタイソンとは違い井上尚弥はマジでモンスターでした。

プロキャリア初となるダウンにもメンタルを乱される事無くカウント8まで立たずに冷静に己のダメージを確認し反撃開始。次ラウンドでダウンを奪い返すと明らかなバッティング狙いのネリの突進もいなして見せ「ガードを固めてあえて打たせてからの来いやコラ」で逆にネリのメンタルを完全破壊。決着のダウンシーンでロープ際に沈んでいくネリの様子は明らかにハートがぽっきり状態でした。

ボクシングの世界戦で強者相手の行為としてはいささかアレでしたが、それでもキッチリ結果を出して見せた井上尚弥はやはり怪物です。
「35歳までは頂点に君臨する」の公言通りあと5年は階級の王として相手を叩きのめし続ける事でしょう。

久しぶりに格闘技で度肝を抜かれた一夜だったのでありました。

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