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24,05,12。意外なチョイス。

明日は大荒れの天気との事ですが、とりあえずこの時間はうっすら晴れ間も顔を出す日曜日です。

うっかりした事をnoteに書くと天罰覿面の如く追加作業が大盛りになったりする事が有るので舐めた事は書きたくないのですが、明日は自分の担当地域で最も作業の軽いエリア。なぜか毎回天候に恵まれない事が多いのですが、毎月自分だけ楽に速く現場が完了しています。

朝からまとまった雨との予報なので「どうかいうも通りでお願いします」
なのですが欠員が出ている影響が少々気がかりなところ。

そんな日曜日のnoteネタは昨日の夜にポスト投函されていた田辺剛先生の
ラヴクラフト傑作選の新刊「ウルタールの猫」の話。

ポストから回収してきたのがつい先ほどなのでまだパラパラと内容を確認した程度ですが、既刊が比較的有名なクトゥルフ物を題材にしていたのに比べ本作は非クトゥルフ物の短編集となっています。

既に有名なクトゥルフ作品をコミカライズされている為、あえてのチョイスであろうと思われますが残っているコズミックホラー系を外して所謂ランドルフ・カーター系作品に繋がる小作(表題作は少し毛色が違いますが)を取り上げ始めたのかもしれません。

記憶が正しければ氏が初めてラヴクラフト作品を手掛けたのが非クトゥルフ物の「アウトサイダー」だったと思いますのでもともとラヴクラフト=クトゥルフというくくりでコミカライズしている訳では無さそうな田辺氏。

現在連載誌において「ショートストーリーズ・アバウト・ドリームランド」なるタイトルでラヴクラフトの短編連載を継続中で本作はその単行本化第一弾という事になる様子。

もしかしたらラヴクラフトの初期短編「ダンセイニ卿インスパイア期」の作品を経てからの本格的なランドルフ・カーター物「銀の鍵」「未知なるカダスに夢を求めて」へとつながるコミカライズに挑もうとされているのかもしれません。

いかなる展開になれどまだまだ楽しめそうな氏のラヴクラフト作品コミカライズに期待高まる日曜日なのでありました。




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