J1第8節vs京都 1-0 win(Home/ 2024.4.13@カシマスタジアム)


はじめに

連敗中の鹿島。ここで負けると早くも優勝争いから一歩後退、という雰囲気になりかねません。相手は今季7戦で1勝3分と下位に沈む京都。鹿島としては勝って連敗を止めたい試合となりました。

スタメン

(課金してないので相手のサブが置けない)
【京都サブ】
GK 21 ヴァルネル ハーン
DF 4 松田 佳大
DF 28 鈴木 冬一
DF 30 飯田 陸斗
MF 8 塚川 孝輝
MF 17 安齋 悠人
FW 9 マルコ トゥーリオ

連敗中の鹿島ですが、スタメンの変更は仲間→藤井の1人のみ。ベンチメンバーの入れ替えもU23日本代表に選出された山田を梶川に、ライコを師岡にと2人交代したのみ。チームを構築中ということもあり、固定気味のメンバーで試合に臨みます。
一方の京都は0-3で敗れた磐田戦からスタメンを3人変更。アピアタウィア久→宮本優太、マルコ・トゥーリオ→山崎 凌吾、U23日本代表に選出された川崎颯太の代わりには谷内田哲平が入りました。

試合概要

試合は序盤から「保持したい鹿島」と「引っ掛けてカウンターを打つ京都」という図式に。京都側がそういうチームを目指している、というわけではなさそうですが、特に今の鹿島に対してはその方がコスパが良いという判断もあったのでしょう、ゴールキックでも鹿島が前線からプレスを掛ける素振りを感じると無理に繋がず、LWGの位置に配置した原と鹿島RSB濃野とのミスマッチに向かってロングボールを競らせて前進を図っているようでした。そんな京都に対してまだまだビルドアップが怪しい鹿島はまんまと横パスを掻っ攫われてカウンターを受ける場面もありましたが、ブレずにボールを保持し、繋ぎ、運んでチャンスメイクする事にチャレンジします。展開としては一進一退、という感じでスコアも0-0で試合を折り返します。
後半に入ると交代はないものの、藤井とチャッキーの位置を入れ替えLWG チャッキー、RWG 藤井とした鹿島。試合展開は前半と同様で一進一退も、やはり右サイドは藤井&濃野、左サイドはチャッキー&安西の組み合わせの方がやり易いのか、ポストやバーを叩く場面を2、3回作りますが、なかなかゴールを割ることができません。両チーム疲労の色も濃くなってきた85分、後半途中から樋口と交代してLWGに入っていた師岡がクロスを上げると、ファーサイドで待っていた幼馴染の郁万がヘッドで中央へ折り返し。これに走り込んだルーキー濃野が頭で合わせゴール!鹿島J1通算1800点目のメモリアルゴールを叩き込み先制に成功します。その後はFWマルコ・トゥーリオを投入してパワープレー気味の京都の反撃を許さず1-0で逃げ切り、連敗を止める勝利を上げることができました!

感想

1.先が思いやられるが、勝点3はなにより

失礼ながら今季の京都はお世辞にも質の高い選手が揃っているとは言えず、だから前半からかなり飛ばして入り、後半ガス欠して追いつかれたり逆転されたり、という試合が多いという印象だったのですが、やや優勢だったとは言えその京都に一進一退、後半の疲労度も五分五分で1-0辛勝とはこの先が思いやられるなぁ、とは思います。しかし今日の試合は何より連敗を止めるために勝つことが重要だったとも思いますし、ブレず、慢心せず、次の試合も続けていって欲しいと思います。

2.若手で獲った勝点3

師岡→郁万→濃野で獲った1点で勝点3。3人は大いに自信にして欲しい!素晴らしい!

3.LWGチャッキーじゃダメなの?

試合概要でも書きましたが、やはり今のところは左サイドにチャッキー&安西の組み合わせが最大出力に見えるのですが、ポポヴィッチ監督には練度が上がれば右サイドにチャッキー&濃野の方がそれ以上の出力になる事が見えているのでしょうか?チャッキーのポジションの試行錯誤をどれくらい続けるのか、若干興味があります。

4.スタミナ切れも気になる

これは今年だけの話ではないのですが、ここ数年、なんか走れなくなってないでしょうか?今日の試合でもカウンター喰らってるのに戻れないであわや、という場面を2、3回見た気がします。走れば良い、って訳じゃないのも分かってるつもりなんですが、それにしてもこんなに走れなかったっけ?と感じています。特に今日の試合なんかは、特別「走らされた」という印象もないんですが…。ちょっと最近気になっています。

まとめ

勝ってくれて嬉しいんですが、それ以上に不安を感じています。これが連敗中のメンタルで見ていたからで、DAZNで見返したら全然印象が違って、ネガティブな印象が払拭されると良いのですが。でもまぁ勝って尚ネガティブな事を言われるのも鹿島っぽいなかな?と大目に見て頂ければと思います。
何より今日の試合は勝点3が全て。連敗ストップが全て。勝てばよかろうの試合だったのも事実で、そして勝ち切ったのも事実。ミッション達成を喜びつつ、チームが「勝って修正」の良い流れに乗って行ってくれたら良いな、と思います!

ハイライト






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