J1第5節vs磐田 1-0 win(Home/ 2024.3.30@DAZN)


はじめに

インターナショナル・マッチ・ウィークで2週間ぶりのJリーグ。鹿島からは日本代表に佐野海舟、スロバキア代表にチャキが選ばれますが、海舟は怪我のために代表辞退、チャキは「何かを勝ち取るために日本に来た。かつて強かったチームをもう一度強くする」と、代表招集を辞退。鹿島への貢献とEURO出場を天秤にかけて鹿島を選んでくれました😭。

また鹿島はこの中断期間に選手補強を実施。ポポ将の前所属、セルビアのFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドからラドミル・ミロサヴリェヴィッチ(ライコ)を獲得。プレー集を見ると中盤より前目の選手かな?という印象ですが、183cmと長身でどこでもプレーする、と言ってくれており、岳が負傷離脱中のボランチ、及び植田、郁万、津久井と3人しか居ないCBの補強として期待されます。

スタメン


(課金してないので相手のサブが置けない)
【磐田サブ】
GK 21 三浦 龍輝
DF 3 森岡 陸
DF 26 西久保 駿介
MF 19 ブルーノ ジョゼ
MF 31 古川 陽介
MF 77 藤原 健介
FW 13 藤川 虎太朗

辞退が重なり代表には縁が無かった鹿島。特に岳は負傷中、海舟も負傷で離脱、新加入のライコも登録が間に合わず、となって手薄なボランチには驚きの聖真が抜擢されました。樋口、名古が居るにも関わらずボランチに聖真という事は、ポポ将としては樋口や名古の様なタイプはボランチよりも2列目で起用したいという事なのだと思います。

対する磐田はG大阪に敗れた前節からスタメンを3人変更。開幕から途中出場が続いていた期待の助っ人、マテウス・ペイショットが満を持してスタメンとなり、ここまで4試合5得点と絶好調なジャーメイン良との強力2トップとなりました。

試合概要

両チームとも後ろで保持するというよりは奪ったら早く攻める形で試合に入り、切り替え速く強度も高く、目まぐるしく攻守の入れ替わる展開となりました。20分頃にようやく展開が落ち着くと、試合はやや磐田ペースに。磐田が右サイドに人数をかけて突破を狙ってくると、鹿島は知念・聖真の急造のボランチコンビではサイドへのフォローもサイドバックのカバーリングも中途半端となりピンチを迎える回数が増えていきます。しかしDF陣の頑張りとGK早川のファインセーブ、磐田の最後の精度や運にも助けられ何とか0点で凌ぎます。すると33分、鹿島はCKの流れから松原后のハンドを誘いPKを獲得。これを優磨がゴール中央に蹴り込みゴール。あまり良くない流れながらもセットプレーから先制に成功し、1-0で試合を折り返します。
後半に入ると、ここ数日で急激に暑くなった気温の影響もあってか運動量が減り局面に人数をかけられなくなった磐田は前半ほどチャンスを作ることができなくなりますが、それは鹿島も同じ。互いに選手を交代して運動量を補いながら戦いますがゴールを奪うには至らず。鹿島は試合終盤に知念が足を攣ってしまい須貝と交代、急遽ボランチに濃野を起用するなどスクランブルな状況となりますが何とか逃げ切り1-0勝利。前節の川崎F戦から連勝でリーグ再開することができました!

感想

1.久々の「結局勝つのは鹿島」を感じた試合

内容はあまり良くない中、セットプレーからのPKの1点を守り切っての勝点3獲得。久々に往年の悪い時の試合、悪いなりに勝点3は手に入れる試合、「なんだかんだ言っても結局勝つのは鹿島」な試合を見た気がしました。
勝ちながら修正していく。今日の内容で勝点3を取れたのは非常に大きいと思いました。

2.チャキ、これでまだ100%じゃないの?

ドリブルで磐田の選手を何度も手玉に取ったチャキ。前半の3人を抜き去ってクロスを上げたシーンは度肝を抜かれました。
これでまだフルコンディションじゃないの?と思うと共に、こんなレベルの選手がなぜ5大リーグに行けてないの?とも思いました。色々と謎だ…。

3.攻撃力は魅力的だったボランチ聖真

特に撤退時の守備では不安が大きかった今日のボランチコンビでしたが、自分達がボールを保持している局面では特に聖真のパスを引き出す気の利いたポジショニングやパスセンスが発揮されて魅力的でした。前半の優磨への浮き玉のパスがゴールになっていたら飯3杯食えた。

4.その他気になった選手(優磨、マツ、郁万、ハヤ)

優磨
何よりPK2回連続失敗のトラウマが払拭できて良かった!

松村
荒木も染野もゴールという結果を重ねていて焦る気持ちも分かるけど、ゴールを決める選手じゃなくてチームを勝たせる選手になるんだろ!落ち着け!

郁万
相変わらずあまり良くない。しかし、小泉慶や陸斗や昌子など、頼れる兄貴も外から見ていてアドバイスをくれる先輩CBも居ないなか、良くないながらもジャーメインにやられなかったのは成長だと思いました。踏ん張れ!足掻け!独り立ちするぞ!

早川
今日は被シュートも多い中、ファインセーブでチームを救い、試合終了間際のビッグセーブで勝利の立役者となりました。納得のLIXIL賞。

磐田のユニ
襟のチェック模様がちょっと可愛いよね?

まとめ

感想でも書きましたが、久しぶりに「なんだかんだ言っても結局勝つのは鹿島」という試合を見た気がします。良くない内容でも勝点を拾っている時の鹿島は強い。今節で勝点10/5試合。名波氏の言う優勝争いの勝点ラインをキープすることができました。
次節はミッドウィークにアウェイで福岡との対戦となります。負傷者も多くメンバーのやり繰りが大変でしょうがチーム一丸で乗り切って欲しいと思います!

ハイライト







MATCH DAY

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