楠田幸子(クスティ)

ベランダで農薬を使わない野菜づくりを楽しんでいます✨✨✨🤗 💖💚💛 ペスカタリアン…

楠田幸子(クスティ)

ベランダで農薬を使わない野菜づくりを楽しんでいます✨✨✨🤗 💖💚💛 ペスカタリアン🥒🐟️ 💖三代目LOVEな介護ヘルパー💖 保護猫二匹も大切な家族😽😺 情熱クラブメンバー🔥🔥🔥

最近の記事

お花ちゃん🌸また会おうね

訪問介護で通う100歳のサチコさん宅にいる老犬のお花ちゃん 出会った3年前、真っ白でなんて綺麗なワンちゃんなんだろう✨って思いました 保護犬を引き取り、ともに生活するようになったそうです とても元気よく、訪問する度にワンワン吠えまくられ(^_^;) いつになっても懐いてくれませんでした💦 一年前に、サチコさんが入院し、サービスが一時中断 サチコさんの年齢を考えるともう自宅に戻ることはないかも知れないと思っていたら、なんと2ヶ月後には見事退院し、以前と変わらない元気な姿で復活

    • ✨運がついた日、アゲイン✨

      100歳のサチコさん宅へ訪問しました。 サチコさんは便秘気味で便通をよくするお薬を飲まれています。 前にトイレにお連れしし、リハビリパンツを下げた際に、自分の足の上にサチコさんの便を落としてしまうという失態をおかしてしまいました。 なのに、なのに、なのに、、、 やってしまいました 再び😭 前回はボタッと落ちてきましたが、今回はコロッでした。 (どうでもいいですね💦) 100歳というご年齢 車椅子から便器に移る際、一度お立ち頂くのですが、万が一バランスを崩して転倒されたりして

      • 見つけてしまったサプライズ

        訪問介護で、65歳のマサエ宅へ伺った時の話しです。 マサエさんは50歳を過ぎた頃、パーキンソン病を発症し、身体が震えたり、筋肉が硬直して動けなくなったりします。 私のようなヘルパーや看護師が訪問し、洗濯や掃除、食事の準備などの身の周りの世話、服薬確認や入浴介助などをサポートしながら生活を送っています。 マサエさんが言うには、入院した際に使用された薬のせいで身体が曲がってしまったとのこと。 歩行の際、腰が直角に折れ曲がった状態なので、手を引いて移動の補助をしたりもします。 そん

        • サプライズのおもてなし

          訪問介護で86歳のキクエさん宅を訪れました。 キクエさんは弱視な為、日常生活を送るにあたり、小さなものなどが見えずらく、いつも台所には野菜クズなどが散乱いたり、薬が落ちていることもあり、部屋を清潔に保つ為に清掃を行っています。 また、手紙が読めない為、代読などもしつつ、ひとり暮らしなので困りごとの相談など受けた時には出来る限りの対応を心がけています。 そんなキクエさん、私が掃除をしている最中、珍しく台所に立って小麦粉の生地をのばして何やら作っているのです。 掃除を終えて居間へ

        お花ちゃん🌸また会おうね

          蕨郵便局立てこもり事件で思うこと

          埼玉県戸田市の病院で発砲した男が逃走し、蕨市の郵便局に立てこもっていた事件 現場は私の自宅からほど近い場所でした その時、私は訪問介護の仕事で隣の市にいましたが、利用者様宅を訪問して驚いたことがあります もう何時間も自宅上を何機ものヘリコプターが旋回し続け、その方のご家族からも、大変な事件が起きているからテレビをつけて情報をとるように、との連絡が来ているにもかかわらず、だから何?隣の市で起きていることでしょ?とテレビをつけて情報を得ることさえせず、「今日はお月さん綺麗かな

          蕨郵便局立てこもり事件で思うこと

          運がついた日✨

          介護の仕事で、利用者様で100歳になるさち子さんお宅に伺いました。 リビングでテレビをご覧になっている耳の遠いさち子さんに「こんにちはー!!!」と音量マックスでご挨拶。 車椅子に移乗して頂き、トイレに行き、おしものお世話をさせて頂く手順です。 いつも通りトイレへお連れし、車椅子から便器への移乗の間にオムツを下げた時、私の足に温かいものがボタッと落下しました。 さち子さんを支えながら、自分の足もとを見ると、なんと 💩💩💩が落ちているではあーりませんか(チャーリー浜風😂)

          癌を患うご夫妻

           訪問介護の仕事で、 4ヶ月前に初めてお会いしたご夫妻は、お二人とも癌を患っていて、奥様はステージ3の子宮癌。 旦那様は末期の肺癌でした。 ご夫婦で闘病生活を送っている為、掃除が出来ないので、やって欲しいという依頼でサービスがスタートしました。  室内は10年以上は、まともな掃除していないようなベトついた真っ黒な床に埃やら、抗がん剤で抜けたのであろう髪の毛があちこちに落ちていました。  毎週通っては、掃除機をかけてから床を雑巾で磨いていき、やっと綺麗になってきました。

          癌を患うご夫妻

          利用者さまとの突然のお別れ

           まだ48歳という若さで、私が担当させて頂いていた 薫さんは天国へ旅立ちました。 薫さんは、生まれて間もなく小児麻痺であることが分かり、お母様は薫さんを連れて新潟から上京。東京の病院へ入退院を繰り返しながら、ずっと薫さんを支えてこられました。 二年前に初めてサービスに入らせて頂いた時にお母様から、人間不信のような険しい表情で睨みつけられたことを覚えています。 後で分かったことですが、お母様 のヘルパーに対する不信感は相当なもので、担当する者によっては、目を合わせない、ほ

          利用者さまとの突然のお別れ

          よしこさんの話す妄想とは?

          認知症がある、よしこさん。 ヘルパーによっては拒否されるようで、私で大丈夫だろうかと、最初はドキドキものでしたが、すぐに私のことを受け入れて下さり、いろんな話しをしてくださるようになりました。 ただ、話しを聴いていると、どこまで本当だろうか?と思うようになりました。 泣きながらお父さんが殺されたという話しをしていた時は、その場にいた弟さんが完全否定していました。 よく隣人が屋根を伝って室内に入ってきて、私の物を盗んでいくと言う話しをしていました。 そういった話しをしてい

          よしこさんの話す妄想とは?

          え!?カレーにまみれた布団…

          認知症のよしこさん宅に訪問すると、そこには目を疑うような光景がありました。 よしこさんの布団がカレーまみれだったのです…。 と思ったのも束の間 香りが違っていました。 はい、そうなのです。 便まみれだったのです。 介護の学校へ通っていた時に、便で遊んでしまい、布団やパジャマを便だらけにしてしまう認知症の人がいる、という話しを講師から聞いていました。 でも、そんなことをする人は、きっと稀で、私がそんな場面に出くわすことなど無いのでは?と勝手に思っていました。 しかも

          え!?カレーにまみれた布団…

          老人ホームへの入居待ちの よしこさん

          87歳 認知症のよしこさん宅へ 訪問することになりました。 よしこさんには弟さんと同居していますが、腎臓病を患っている弟さんは自らの病院通いもあり、よしこさんの面倒までは看られない状態です。 老人ホームへの入居を希望していましたが、空きが出るのは、まだまだ先のようでした。 よしこさんは気性が荒く、相性が良くないと「帰れ!」と言われサービスにつけないと聞いていました。 恐る恐る同行し、先輩ヘルパーさんの後ろでご挨拶。 とても目つきがするどく、その目で睨まれたら恐いだろうな…と

          老人ホームへの入居待ちの よしこさん

          訪問介護のいろはの「い」

          約一ヶ月間、介護の資格をとる為に学校へ通い、試験を受けて何とか合格し、カレー屋さんの従業員から訪問介護のヘルパーに転職を果たしました。 訪問介護という仕事は、まず利用者のお宅への道を覚えるところから始まります。 例えばマンションであるならば、何号室で、セキュリティがある場合は解除方法、チャイムを鳴らすか鳴らさないか、鍵をこちらで開ける場合は、鍵の在りか、鍵が入っているキーボックスの解錠番号等、訪問するお宅によって入室まで様々なことを覚えなくてはいけません。 お宅にあ

          訪問介護のいろはの「い」

          幻覚をみる認知症って?!

          介護の資格をとる為に通っていた学校で 認知症について学びました。 授業を受ける前は、認知症というのは、物忘れが酷くなった状態だけを指すのかと思っていましたが、複数のタイプがあることを知ったのです。 夕食を食べたのに食べてないと言ったり、徘徊し、帰れなくなってしまうというのが アルツハイマーというタイプの認知症です。 認知症の約半数は、このアルツハイマー型にあたるそうです。 他には脳梗塞や脳出血などにより脳の一部が壊死することで、歩行障害、手足の麻痺、言葉が出にくい、感情

          幻覚をみる認知症って?!

          ろう便って何?!

          急遽、介護の資格をとる為に学校に通い出した私。 授業の講師には、老人ホームやデイサービス、などで現役で働いている方、歯科衛生士、栄養士、看護士さんなどプロフェッショナルな方の生の声をきくことが出来ました。 衝撃的だったお話しは、ろう便についてです。 ろう便とは、認知症の方がオムツ内などの便を触ってしまい、その便を布団や壁など、あちこちに擦りつけてしまうというのです。 そして、便を食べ物と勘違いして口に運んでしまうケースもあると聞き、本当に驚きました。 そういう方の対応

          ろう便って何?!

          健常者には分からないこと

          訪問介護兼カレー屋さんのオーナーさんの言うがままに、急に資格をとる為、介護の学校へ通い出すこととなりました。 介護の学校は、20歳代から60歳代まで、すでに介護施設で働かれている方、ずっと専業主婦で初めての就職先に介護施設で働くことを希望されている方、身内の介護でスキルを必要としている方などが集まっていました。 学ぶ内容は、感染症対策、認知症の方の対応、身体の不自由な箇所によって変わる対応。利用者やご家族への配慮など。 その中で印象深かった授業をご紹介します。 まず

          健常者には分からないこと

          介護職への急展開なプロローグ

          カレー屋で働く私が訪問介護の見学を終え、やはり自分に介護職が出来るものかと何度も自分に問いかけ、真剣に考えていました。 そんな私に畳みかけるように介護兼カレー屋さんのオーナーさんからの話しがありました。 「介護のヘルパーをやるにあたり、資格が必要だから早速来月から学校へ行ってくれる?1ヶ月で資格を取得出来るように予約を入れてあるから。学費はこちらで払っておいたから、宜しくね!」 えっ?嘘でしょ?! 私はまた、やるともやらないとも返事をしてないのに… もともと強引な

          介護職への急展開なプロローグ