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波乗り型の私と未来からの答え合わせ

先日、所属しているミーニングノートのオンラインコミュニティ内で「目標はなくてもいいか?」という話題が盛り上がり、話の流れの中で紹介されていた「人生を決める成功スイッチをONにする」という書籍が気になって読んでみました。

書籍の中では、成長のプロセスには①山登り型と、②波乗り型がある、というタイプわけがされていて、それを軸にそれぞれのタイプに合ったやり方が紹介されているのですが、読んでいて取り留めもない考えが溢れて止まらなくなってきたので、勢いのままに感じたことをnoteにまとめてみます。

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1. 試行錯誤から生み出した「指針マップ」での目標設定は波乗り型に合っていた!

3年ほど前、当時在籍していた自分軸手帳のコミュニティでイベントをさせてもらったこととがあります。
手帳には毎月の目標ページがあるのですが、目標設定がしっくり来なかった私が(まさに波乗り型!)、どう目標設定をしているか?自分なりの試行錯誤の結果、マインドマップでざっくり方向性・指針だけ表現する、という方法に落ち着いたので、そのことをシェアしたもの。

当時も、目標設定が苦手でいわゆる波乗り型の人(イベントでは、山登り型=ビジョン型、波乗り型=価値観型と表現していましたが)にたくさん共感をいただき、初めての挑戦ということもあり、思い出深いイベントでした。

放っておくとふらふらしがちな自分に、少しでも方向性を定めてあげる「コンパス」的な役割という意味で、勝手な造語で「指針マップ」と呼んでいたんです。

書籍でも、「こころのコンパス」という表現がされていたり、今を基点にしてちょっと良い未来を目指すところとか、ワクワクを大切にするところとか、自分がやっていたことが、未来の今から答え合わせされているような感覚になり、ちょっと感動。

▼当時のスライド(懐かしい…!)

2. 直感を素直に感じられるのは私の強みかも

先述のイベント後にも、何度かマインドマップに関するイベントをやったのですが、よく聞くお悩みに「マインドマップのメインブランチに何を書いていいか迷う」というものがありました。
(※メインブランチとは、マップの真ん中から伸びている主要なキーワード・カテゴリーのこと)

実は、私自身はメインブランチをどうするか?であまり悩んだことはないんです。書き始めると自然と心の中に浮かんでくるというか・・・
最初は、質問者さんはまだ書き慣れていないから悩むのかも、と思ったけどどうも違う様子。ずっと不思議でした。

でも、これってもしかして、直感を大切に出来ている、心の声に素直に耳を傾けられているという私の強みなのかも、と思ったりしたわけです。

逆に、毎月書き続ける中で自分なりの「型」のようなものが出来てきて、似たようなブランチを書いてマンネリ化・固定化してくると、全然ワクワクしないんです(汗)

ウェルビハブというまた別のコミュニティで、価値観を見つけるワークというのをやった時も、自分にとって大切な価値観の一つが「直感」でした。

なんかもっと賢く、スマートに、戦術的に!に憧れた時期もあったのですが・・・
直感を大事に選択していくと上手くいく気がして、それに気づいてからは、そんな自分を受け入れていますが、これってむしろ強みかも!と書籍を読んでメガネが掛け変わった気がしました。

3. 私のワクワクの源泉はなんだろう?

書籍の中で自分のワクワクの源泉を見つける、という項目があったので、自分のワクワクって何だろう?と考えてみました。
自己啓発系の本で、「やりたいことは何ですか?」とか聞かれても答えられないんですが、ワクワクなら見つかる。

例えば
・8年前、デンマークのコペンハーゲン滞在で、街全体にワクワクしたこと
(お店のディスプレイ、人の温かさ、スーパーの商品パッケージ、食べ物)
・これいいな!と思ったものを、調べまくって見つける時
(カフェで気になった食器は裏返してメーカー見るし、家具や服は画像検索を駆使!)
・ステキな色の組み合わせを見た時、考える時
・自分にしっくりくるようにアレンジすること
・つながった!を感じる時
(その時考えていたことと本のシンクロ、本と本のシンクロetc)

※ちなみにコペンハーゲン滞在は、海外出張のトランジットで乗り継ぎ便まで24時間というアンラッキーともいえる出来事から実現しています。まさにミーニングノートで言うところの、スパイシーチャンス!

コペンハーゲンの照明のお店、どれも素敵
カフェの椅子が気に入りすぎて、どこのものか執念で調べた

他にも色々出てきますが、それらを俯瞰してざっくり捉えるなら、以下辺りがキーワードなのかも。

・単品の美しさよりも空間全体の調和、全体のバランス
・色彩が好き
・つくる(創造)よりもみつける(発見)
・非日常より日常
・ゆるやかな繋がり
・工夫による自分との調和、納得

4. 振り返りにも山登り型、波乗り型はあるのか?

そもそも、書籍で言う「波乗り型」なので、目標設定よりも振り返りにアンテナが立っている私。

(山登り型の振り返りはイメージでしか捉えられないのですが、目標をチェックポイントにして、達成状況や改善点、追加点を見極めるイメージかな。)

一方、波乗り型の私の振り返りは、あったこと・起きたこと、アンテナが立ったこと等取り留めのない記録から、次の波を見極めるような感覚。
そもそも、目標(指針マップ)を決めすぎていないので、達成できたかとか気にしない、気にならない。

過去・現在→考えたこと→未来、へとつなげていくので、自由度の高い振り返りが性に合っている気がします。
振り返り項目が決められすぎていると苦しい。なので、そこは勝手にアレンジする派(笑)

この辺は全然もっと考えを深めたら面白そうと感じました。

5. ミーニングノートは波乗り型に合ったスタイル

それにしても、読めば読むほど、「ミーニングノートは波乗り型にしっくりくるスタイルだなぁ」という思いが深まりました。
チャンスのつながり、なんてまさに波のイメージがあるし、予感を大切にするところとか、直感や感情の動きを大切にするところとか。

だからこそ、私自身もこんなにミーニングノートに惹かれるのだなぁと。
この辺も答え合わせされたような。

6. タイミングの妙

著者の古川武士さんの書籍は過去数年で何冊か読んで大好きなのですが、こちらは未読だったもの。

2013年の書籍なので、今までにも読むチャンスは何度もあったかもしれないのに、このタイミングで読めたことに、自分的にはすごく意味があった気がします。

・2023年後半からはもっと日々のワクワクを大切にしよう!と思って半年ほど過ごしてきたタイミング
・ちょうど書籍を読む前日にワクワクした出来事があったタイミング
・指針マップを3年半書き続けてきて、日経womanの取材きっかけで、過去の指針マップを見直したタイミング

いろんなことが重なった今だからこそ響いたのかも。これもまたミーニングノート的にはチャンス!?なんて思ったりしました。

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長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

とにかく気づきの多かった一冊。
ご興味のある方、「自分って目標が苦手だけど…もしかして波乗り型かな?」という方、良かったら読んでみてください。