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「ラジオ離れ」と言われる時代だけれど。

前回の記事のタイトル(「今回は、自分の話」)…って、変でしたね。考えてみれば ずっと自分の話しかしていません。そして今日はその続きです。

前の部署、受験生への広報の仕事をしていたときには外出することもしばしばでした。高校の先生がたへの挨拶まわり、進学相談会(大学展)、高校内で大学の説明をする機会もありました。朝、車で出かけ、用事を済ませたらまた車で移動 を繰り返す日も多くありました。
BGM。正確に言うとミュージックばかりではないので「音のお供」とでもいうべきでしょうか、最終的にしっくり来たスタイルは「午前はラジオ、午後は落語のCD(おもに「桂枝雀/落語大全」。全四十集)」です。今回 落語の話は置いておいて、ラジオの話、しかもAMラジオです。

ぼくは、名古屋の放送局 CBCラジオで平日の朝に放送している「つボイノリオの聞けば聞くほど」が大好きです。FMラジオから流れる DJの華麗なトーク&流行りの音楽というのももちろん悪くないのですが…。
「聞けば…」でいちばんの特色は、「明るい下ネタ」だと思います。朝からですよ。ちなみに、かの有名な歌「金太の大冒険」は、つボイノリオさんの代表曲です。知らない人もいますかね?ウィキペディアにも載っているので調べてみてください。気になって僕も読んでみたら、

「鑑賞に当たっては、小学校低学年程度の日本語の知識が必要とされる」

って書いてあり、笑ってしまいました。そう、その通り。そういう下ネタなんです。
「朝の移動にはこの番組!」と決めたのは、ある日のあるリスナーからの投稿(メール)がおもしろかったからです(ちなみにリスナーのラジオネームも下ネタが多いです)。
その投稿は、ざっとこんな内容でした。「つボイさんこんにちは。いま、隣の車に好みのタイプすごい美人が乗っていて、窓が開いているんです。なんと、あろうことか、彼女もこの番組を聞いています。お願いです、彼女の反応が見たいので、ものすっごいいやらしい言葉をいっぱい言ってやってください。◯◯とか、◇△とか…」。すごいですよね?ラジオを通してリスナー同士もつながっちゃいました。
この番組はパーソナリティとリスナーの双方向のコミュニケーションによって成り立っています。本当に人々に愛されているこんなラジオ番組もあります。愛知・岐阜・三重、放送エリアの人たちの朝の生活の一部になっていると言ってもいいと思います。

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