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「春・夏・宣伝会議賞・冬」― わたしにとって宣伝会議賞とは

宣伝会議賞。僕にとっては「秋の季語」です。いや、もしかすると季語じゃなくて 季節(=秋)そのものと言っていいかもしれません。
「食欲の宣伝会議賞」「スポーツの宣伝会議賞」「芸術の宣伝会議賞」「読書の宣伝会議賞」…。すみません、言い換えてみたらやっぱり変でした。
「宣伝会議賞の秋」。これだとしっくりきますね。やはり「季語」ということにしておきましょう。ただし、五・七・五の俳句には収まりにくいですね、長くて…。

宣伝会議賞との出会いは雑誌「公募ガイド」でした(今はオンラインで見られるんですね)。公募ガイドは高校のころから買っていて、ネーミングの募集などの応募しやすいものを選んで投稿していました。
「キャッチコピーだけで50万円?!(100万円になったのはもう少しあとです)これならイケる!!」と思った当時の自分にいま、言います。
「バ~~~カ!!甘いよ!」

公募ガイドを買うこともなくなり、他の公募にチャレンジすることもほとんどなくなってしまいましたが、宣伝会議賞だけは今でも続けています。なぜかと聞かれても困ります。毎年同じ時期に募集が繰り返されるからです。秋は必ずやってくるのです。(「でも飽きはきません」みたいなことを書くと「おやじギャク」って言われるんでしょうねぇ。あっ、結局こうして書いてしまいましたが…)
時期がくるたび 毎年、ひとりで「宣伝会議賞!」「宣伝会議賞!」と騒いでいます。ただ、僕の周りは関心のない人たちばかりなのでこれは無意味です。それでも僕は言い続けていきます。

さて、その 宣伝会議賞。最終審査の発表は3月。そう、ドラマは実は春に生まれるのです。
いつか「宣伝会議賞は春の季語だった!」と言える日が、はたして僕のところにやって来ることはあるのでしょうか??

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