「むむむ」と言おうか、「ははは」と言おうか… ― 1次審査通過発表を見て

ついにきましたね。1次審査発表日。
発売に先立って発表された「通過率1.25%」の情報。単純に計算すると、80本に1本という可能性ですね。僕の応募本数は51本だから通過は0か1。四捨五入して考えれば1? ...よくわからないことを考えながら、3月号を手にするその時を心待ちにしていました。

僕の勤務先は大学。2月は入試のシーズンです。過去10数年、地方試験の担当者として 宣伝会議賞1次審査発表の日を静岡県浜松市で迎えています。入試だと昼休みに外出することもできず、夕方になって浜松駅の周りの書店を探し回るのですが、見つかった試しがありません。結局いつも、数日遅れて地元 名古屋での確認です。ネットでの注文もしてきませんでした。何しろ応募本数が少ないので「何本通ったか」でなく「通ったか、通らなかったか」の確認作業なんです。「名前載ってないのに買うのもねぇ…」って、結構ケチな性格です。
ただ、今回は「チャレンジブログ」というものを背負っています。というわけで、思い切って Amazonを利用し、宿泊先ホテル最寄りのコンビニに配送してもらうことにしました。
そういえば、今年の発表は2/1じゃなくて1/31。いつもより1日早いんですね。「試験前日、移動日だから動ける時間もあるぞ」というわけで、1/31の昼間に浜松の書店をのぞいたら、何と、ありました「宣伝会議3月号」。コンビニ受け取り前日に確認できちゃいました。
さて、手に取ってページを開いたとき、ある感覚を思い出しました。そう、「毎年この確認作業の際、こんなふうになるんだった…」。ただ、うまく説明できません。無理やり説明ようとすると…
周りの音が聞こえなくなり(ある程度 聞こえていますが)、体の中が熱くなった感じ(実際そうでもないです)で、手には汗が(出てませんでしたが)、そしてぶるぶる震えるような(気がしているだけです)感覚です。極度の緊張ということなのでしょうか。一流のライターさんなら、この感覚をことばでうまく説明できるんでしょうか?

結果、1本通過です。何度見直しても1本。ん?なんだ、82ページに載ってるじゃん。ドキドキして損した。なんか恥ずかしいな…。
この結果、もちろん満足はできませんが、まあ納得するしかないでしょうね。首の皮一枚ですが、なんとか次への希望がつながりました。

このドキドキ感、寿命が縮まってるんじゃないかって思います。1時間もこんな作業があったら倒れちゃうかも。
でもだいじょうぶ。4月号では一瞬です。確認は1本だけなので。

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