おすすめ コーヒーYOUTUBER
コーヒーのマガジンを作っていて、ふと気づいたことがあるんだ。
「何の為に作っているのか?」ってね。
オイラの中では「これがAmebaとかFC2とかのブログだったら、好き勝手に日記感覚で書いていても別に構わない」って思ったのよ。でも、noteの場合は少し違うなってね。一応、駆け出しの部類ですけどね。
もしかしたら、ウチの記事を読んでくれている人が「私もコーヒーを始めてみよう」って思われるかも知れない。「だったら、もっと最初に書いておく事があるんじゃないの?」って気づいたのよ。
勿論、そこんとこに配慮して書いていこうと思うんですけど、
今回の主役は違います。4人のコーヒーYOUTUBERさんです。
本当にコーヒーの事が解らなくなった時にオススメの人達です。
では、順番に紹介して行こうと思います。
■岩崎泰三様
業界では有名な人です。言わずと知れた、コーヒージャーナリストさん。
これからコーヒーを始めようとされてる方なら、YOUTUBEで最初に出会う確率の高い人でもあります。知らない事は、ここに来れば大体は解決されるでしょう。また、動画のセンスやBGMが素敵なんですよ。
ペーパードリップだけじゃありません。色々な抽出器具とか手軽に楽しめるドリップパックとかまで、幅広いストライクゾーンで解説されています。
とにかく、泰三さんのコーヒー「愛」が満ち溢れています。
■西田備長炭様
岩崎泰三さんのところだけでも十分なんですけど、西田さんとこは少し経験を積まれた方へ向けた動画だと思います。とにかく、優しいんですよ。
特に女性の方にオススメなんですけど、オイラが「こちらの動画がいいな」って思ったのは、コーヒーを始めた人なら必ず通るであろう「壁」にブチ当たるからなんです。
「コーヒーの味」ですよ。
特に、最近流行の「浅煎りコーヒー」。
これの表現に使われる「フルーツ感」とか「ベリー系」とか「プラム」とか「オレンジ」とか「レモン」とか「蜂蜜」とか「シロップ」とか…
まあとにかく、美味しい単語ばかり並べてくるんですけど、
ハッキリ言って、そんなものはありません。
だから、悩むと思うんですよ。
「どんな淹れ方をしても、蜂蜜の味なんてしないんですけど」って。
だから、根が真面目な人なら
「私、コーヒーに向いてないのかな?」って落ち込むかも知れません。
実際にオイラがそうだったんです。
別に「オイラが真面目です」って言っている訳じゃありませんよ(笑)
で、つい思ったんですよ。
「何がベリーだ?」「何がシロップだ?」ってね。
だから、プロの人が動画とかで、よくやるやつ!
↓↓↓
グラインダーで豆を挽いたばかりの「粉」が入った袋に鼻を突っ込んで
「うわっ!たまりません、このフルーツ感!今にも部屋全体に拡がっていくような」って、手で団扇みたいに煽ぐやつ。反って嫌味に見えてしまう。
そういう悩みを解決してくれる一番の人が西田さんなんです。
西田さんもキッパリと言われてます。
「ビールと同じなんですよ。ズバリ「慣れ」です」って。
子供の頃に飲んだビールって「大人って何であんな苦くてマズいものを美味しいって飲めるんだよ?」って思ったはずです。
でも、数をこなして、飲んでいくうちに慣れると逆に「美味しくなる」。
「コーヒーもそれと同じなんです」って解説されてます。本当にオイラ達と同じくビギナー目線で話して頂けるので、オススメのチャンネルです。
因みに、ベトナムもそうですが、外国の人たちは日本人みたいにストレートでコーヒー飲む人って少ないと言われてます。そりゃそうでしょう。「砂糖やミルクを入れてこそ飲める」ってのがコーヒーという飲み物の一般的な認識ですから。
それでも、ストレートに慣れたら、コレばっかりになるから不思議です。
■川野優馬様
そういえば、川野さんってnoteも出されていたんでしたね。
あんまり悪口かけないなあ(笑)
ここは「浅煎り派の人向け」です。
なので、中煎りとか、深煎りが好きな人なら、先のお二方のところだけで十分だと思いますね。中級者向けと言えるかもしれません。
というのも、コーヒーの産地についても詳しく解説されていたり、抽出のメカニズムについても理路整然と説明されているからです。凄くコーヒーが好きな人には違いないんですけど、泰三さんとは違ったタイプの人です。
一旦、話し出したら、マシンガンのようにやたらと長い。
まるで、雑談ですね。そういうのが好きな人なら良いチャンネル。
酸が効いていて、薄くて繊細なコーヒーを好まれる傾向にあります。
愛器は「ORIGAMI」のようです(酸の出やすいドリッパー)。
■伊藤篤臣様
浅煎りコーヒーを求める人にとっては最終到達点になるであろうチャンネルが、伊藤先生のところだと思います。プロ目線ですから、とにかく厳しい。
「ライトローストで焙煎されたコーヒーこそがベスト」と言い切っておられます。豆の味をフルに味わいたい人向け。究極ですね。
オイラも影響を受けて「KALITA ウェーブ155」を購入しましたから。ご存知の方も多いと思いますが、これに使われているウェーブフィルターって紙の臭いが結構するんですよ。
だから「リンス」といって抽出前に湯通しをして、臭いを取り除いたり、器具を温めたりするのが定石らしいんですけど、伊藤先生はやりません。なぜかというと「塗れた紙に粉が貼り付いてお湯の落ちが悪くなるから」と言われてます。でも、コレって物凄く高度なことを言われているんですよね。
オイラも最近になって、やっと腑に落ちたくらいですから。
実験を繰り返していたら、オイラ的には「ライトローストの場合は、そうじゃないかな」と思いました。「蒸らす前から、粉の成分が紙に吸われる」と言えば解りますかねえ?
リンスしてしまうと、なんだか薄っぺらいコーヒーになるんですよ。だから、ライトローストを好む人って、オイラもそうなんですけど、リンスしない人が多いと思いますよ。
まあ、尤も、オイラがリンスしない理由は「ただ、面倒臭いだけ」だったりします(笑) お湯だって勿体ないし。
伊藤先生のおかげで、オイラも「お湯の落ちる時間」を重要視するようになりました。つまり「94度のお湯」で「4投で2分30秒~3分以内」
ここを意識して、挽き目を調整すれば上手く行くと解ったからです。
個人的には、次元が違いますね。浅煎り好きなら必見のチャンネルです。
■オイラが学習したこと
コーヒーの味を外したくなければ「時間」を意識する。
お湯が落ち切る時間が「2分40秒」がベストで、近ければ許容範囲。
3分を過ぎれば、大抵は不味くなる。
焙煎では、浅煎りになるほど
豆は細挽き、お湯は高温
深煎りになるほど
豆は粗挽き、お湯は低温
その根拠は、浅煎り豆ほど水分を含んでいて、お湯が入る隙間が狭い。
つまり「抽出しにくい」んだけど、反面、雑味も出にくい。
深煎り豆ほど、乾いていて同じ重量でも嵩が増す。お湯が入る隙間が広い。
つまり「抽出しやすい」んだけど、反面、雑味も出やすい。
だから、浅煎り豆は、お湯と粉が接触する面積を増やしてやらないといけないから、細挽きで高温抽出にしたほうがいい。深煎りは、雑味が出やすいから粗挽きで低温抽出のほうがいい。中煎りが、その間になる。
抽出した場合、成分は「酸」⇒「甘」⇒「苦」⇒「雑」の順番に出る。
「雑」以外の三種類をバランスよく抽出すると「コク」になる。
でも、抽出に時間が掛かり過ぎると「雑」まで出るから3分未満にする。
浅煎りは「酸」が出やすくて、深煎りは「苦」が出やすい。
従って、「酸」を強調したコーヒーにしたいのなら、1投目で湯量を増やす。
勿論、挽き目も粗いほうがいい。
逆に、「苦」を強調したいのなら、1投目の湯量を少なくして蒸らす時間を長くする。挽き目も細いほうがいい。
結局のところ、前半いかにうまく抽出できるかが肝!
皆様のコーヒーライフがより楽しくて素敵なものになりますよう。。。
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