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勤務柔道整復師で給料を上げたいあなたに~知ってほしい基礎の基礎~

どうも。
中内涼(ナカウチリョウ)@フットサルが好きな施術家です。

今回の記事はグループ院(複数店舗院がある会社)で働いている方で給料、そして収入UPを目指したい方におすすめです。

会社で働いていると接骨院という形態だとほとんどが一般施術者か院長という分け方になるんではないでしょうか?

他に会社によっては副院長や院長より上の役職としてマネージャーだったりがありますかね。

ただ、基本的に会社で働いていると給料を上げるとなると役職を上げていくしか方法がないですよね。

では、その役職が上がるにはどうしたらいいか?

結果を出すしかないと思います!

というわけで、そんな僕が給料UPのために取り組んだ事を何回かに分けて話をしていきます。

まずは序章といいますか基礎の基礎からです。
基礎の基礎というのは給料UPのためにする準備です。
ぜひ、ご覧ください。

最初にすべきこと

給料を上げるためには売上を上げる!

これ以外方法はないです。
当たり前ですが売上がないのに出せる給料はないですよね?

圧倒的に売上を上げるしかないんですよ!

売上を上げている
結果を出している

これは評価に値しますよね。

ただ、結果も単月ではなく数か月、年単位で上げていたり、圧倒的に結果を出す必要はあります。

今月よかったから給料上げてよ!
→売上落としたときになんて言うんですか?笑

そして、会社から任されている目標は現在達成できていますか?
話はそこからです。

会社から任されている目標は達成していないけど給料は上げてほしい。
これは論外かなと思うのでまずはそこを最低達成させましょう。

それができて初めて交渉の場にたてるのかな?と思います。

売上を上げるためにすることはなにか?

売上を上げるにはどこを強化するのか?が大切です。

接骨院だとよく見るのが
売上=カルテ枚数✕来院回数✕単価
とかじゃないでしょうか?

カルテ枚数と来院回数となると集客になりますよね。
集客は今日やって明日劇的には変化出せないですよね。
僕はそう思っています。

ただ、単価に関しては極端な話ですが今日決めて明日といわず、この後来る患者さんから変えることができるんです!

すぐに売上を変えていきたいなら単価を上げることと思っています。

しかし、でたらめに値上げするのはよくありませんよね。
今まで通っていたからすると急になんで?となってしいます。

では、どのようにして単価を上げていくのか?

簡単です!
自費診療をしていくしかないと思っています!

なんだよ。そんなことかよ・・・
つまんねー。わかってるよ!

ほんまにわかってますか?

これから
なんで自費診療なのか?
どのように取り入れるのか?

僕の考えを話していきます。

保険診療の理解

保険診療の療養費の内訳わかっていますよね?

そもそも確認ですが、あなたはレセコンなしでレセプトを完成させることはできますか?

窓口金をいただく際に、その内の何円が保険診療分でその保険診療分の内訳はわかっていますか?

まずは療養費の内訳についてですが
・初検料
・初検相談支援料
・初回施療料
・冷罨法料
・再検料
・後療料
・温罨法料
・電療料 など
がありますよね?

これらは勤め先の接骨院でも一番関わることではないでしょうか?
傷病名が捻挫、打撲、挫傷ですと間違いなく関わってきます。

では、これらの各療養費を答えられますか?
また、いつ請求をかけることができるかわかっていますか?

レセコンに入力して勝手にあがってくる数字を領収書として出してるだけじゃありませんか?

売上UPを考える際にこの当たり前に請求している療養費については頭を整理していきましょう。

なぜこの療養費について知っておく必要があるのかわかりますか?

保険メインでされている人は特に理解してください。
理解されたうえで今の形態でそのままいくのか判断してください。

なぜこの理解が必要なのか?

さっそくですが各療養費をみていきましょう!
そうすると話が早いです(笑)

・初検料・・・1,520円
・初検相談支援料・・・100円
・初回施療料・・・760円
・冷罨法料・・・85円
・再検料・・・410円
・後療料・・・505円
・温罨法料・・・75円
・電療料・・・30円
※僕がお世話になっている協会が出している数字です。
※1部位あたりの療養費です。

これをみてどう思いますか?

僕は社会人になってレセプト作成を初めてしたときにこの療養費をみて驚愕しました。

とにかく安すぎる!!!

実際、療養費ってめちゃくちゃ安いですよね。
接骨院が儲けるためのシステムではないですからね・・・。

もちろん、施術にかける時間によってはいいのかもしれませんが・・・。

とはいえ、保険診療は安いからダメ!とかそんなことを言いたいわけではありません。

ただ、いまだに保険診療100%は単純にすごいなとは思いますが限界はありますよね。

そして、保険診療100%って本当に適切に使用されているのでしょうか?
適切に使用するのは当たり前です。
一切ツッコミどころなく適切に使用していますか?

ここまででギクッと思ったことがあればチャンスです!
売上が上がる未来しか見えません!

この療養費についての理解を深めたら次に自費施術について考えていきましょう。

自費診療はなにをすればいいの?

実際に自費診療ってどんなことをすればいいのか?

まわりの院を考えてみましょう。

骨盤矯正や猫背矯正、X・O脚矯正など各部位に対しての矯正施術
鍼灸施術による自律神経や美容鍼、最近ではAGAなんかもありますかね
ハイボルトや超音波、衝撃波など各種物療機器
ダイエットやパフォーマンスアップを目指したトレーニング
ぱっと思いついたものではこんなものがあります。

では、これらを今すぐ始めれそうでしょうか?

難しいですよね?

そして、ほんまに効果として確かなものがあるのか微妙なものもあり、患者さんに提供するのはどうかと・・・。

基礎知識があったり、すでに興味があって勉強されている方はすぐにメニュー化できるかもしれません。

しかし、全く知識がない状態だと新しくメニュー化するのに時間がかかってしまいます。

例えばわかりやすいところで鍼灸施術はそもそも鍼灸師の免許がないと施術できないので、これから取るとなると最低3年間かかります。

また、雇うとなると売上を上げるという話なのに人件費を増やしてどうなるのかという話です。
(長期的な計画で鍼灸事業も本格化させるというなら話は別です。)

色んなメニューや他所にないオンリーワンの施術なども大事かと思いますが今回伝えたいのはすぐに売上を上げていく方法です。
そもそもオンリーワンなんて必要ないと思います。

では、なにを自費診療として行うか?

めちゃくちゃ簡単です。

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