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終電で終点まで行ってみた 都営大江戸線・光が丘駅へ行った時のこと

都営大江戸線の最終電車に乗って、終点の光が丘駅まで旅をした時の記録(Togetterに投稿したものの再構成)です。

2016年6月10日金曜日0時53分発、中野坂上から光が丘に向かう最終電車に乗って、旅をしました。
旅をしたのはこの記事を書く2年半以上前の話になるのですが、初めての挑戦ということでなんだか妙にテンションが上がっていたことだけは覚えています。
実際、やり終えて思ったのですが、最初の駅が光が丘でなければこんなことを趣味にしようなどと思わなかったのではないかと思います。


中野坂上から光が丘へ

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終電直前の中野坂上のホーム。0時53分発光が丘行きと0時52分都庁前行き。都営大江戸線は地下鉄の中では終電が最も遅い路線なので、この時間でも電車があります。まぁ便利。
とはいえ、この時間なので大都会東京といえども人はまばらです。一人だけ緑色の液体を吐きながらうずまっているおじさんがいましたが、さすがこの東京砂漠、誰一人として気にかけずただ電車を待っていました。(僕もその一人です)

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都営大江戸線の路線図です。
今回は中野坂上から乗っているのであまり関係ありませんが、いびつな環状線になってる変な路線です。光が丘から都庁前⇔新宿間の旧称都営12号線の各駅は大江戸というには中心部から外れすぎている気もしますし、どうにもしっくりこない路線です。

ちなみにこの路線、2000年に環状になっている部分が開業した時に「東京環状線」という名前になる予定だったそうなのですが、『言いたいことをそのまま言う』でおなじみの当時の石原慎太郎都知事のという鶴の一声で大江戸線に決まったそうです。
果てしなくてどうでもいいですね!


閑話休題。大江戸線光が丘行きは住宅街を通るため、帰宅する乗客でそれなりににぎわっていました。
中にいるのは新橋や六本木、新宿から帰宅するために乗ってきた戦士たちです。たまたま隣に座ったのが死にかけた社畜サラリーマンと思われる方で、心配になりました(練馬で降りていきました)。

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