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2024年 45冊目『今日、誰のために生きる?』

アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の話と副題にあります

「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」という刺激的な言葉が載っています

20万部売れたのも分かります。

私は前半の物語部分がかなり好きです。

江戸時代末期に日本にやってきた外国人は、当時の日本人を見て

「日本人は幸せで満足している」

「街中に上機嫌な様子がゆきわたっている」

「顔がいきいきしている」

「不機嫌そうな顔には1つとて出会わなかった」

「日本人ほど愉快になりやすい人種はほとんどあるまい」

「誰の顔にも陽気な性格の特徴である幸福感、満足感、そして機嫌のよさがありありと現れている」

こう評しています。

これらはペリーやボーヴォワールの発言や1886年のタイムズに載った記事です。

現在の日本はどうでしょうか?

全ての答えが、アフリカのブンジュ村にあるのです。

SHOGENさんは、アフリカでペンキアートを学びたいとブンジュ村で生活することになりました。

この村こそ、そこに住む人たちの幸せがずっと続いている村だったのです。

ブンジュ村の幸せの3か条

ご飯が食べられることに、幸せを感じられるか

ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか

抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか

温かい仲直り

喧嘩した2人が海に入り20mほど離れて夕方時間を過ごします

夕日がだんだん沈んできて、海に夕焼けの水面ができました

2人の間にオレンジ色の夕焼けが横たわっています

喧嘩の火種は解決していないけれど、海で向かい合っている2人には命がある

生きられているのだから、終わりにしよう

ブンジュ村ではその日のうちに仲直りをするがルールでもあるのです

話は、相手を抱きしめるようにして話す

そうしないと言葉は伝わらない

ブンジュ村のあいさつは「今日、誰のために生きる?」
⇒自分のために生きる が大事

誰からが失敗したら
⇒人間らしいね。かわいいね。が挨拶。

一番大事なことは、まず自分を大事にすること

自分が自分の一番のファン!

皆は血のつながらない家族

諦める時間が来ることの幸せ
⇒暗くなると仕事ができない⇒これからが真の休息の時間

夢を叶える意外な方法
⇒感謝の気持ちを伝える⇒いやに思う人はいない⇒感謝を伝えられたら皆嬉しい⇒そしてミラクルが起きる

思いがあるんだったら、自分の思いは必ず伝わると信じるんだ。

自分にそう思い込みの魔法をかけるんだよ。

自分が幸せになれる思い込みの魔法を、もっと自分にかけたほうが良いよ

日本人は真のアニミズム

自然に対して手を合わせる

虫の音がメロディーとして聞こえる

日本人は、心のゆとりを失っているかも

虫の音を楽しみ

空を見上げ、心のゆとりを持ちたいものですね

▼前回のブックレビューです。

▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。

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