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2024/04振り返り

4月だった。
爽やかな空気と味わい、そしてだんだんとピークを過ぎていくスギ花粉を身体で感じながら、今年もこの幸せなひと月を過ごした。


日々断捨離中。

最近の趣味は専らメルカリ(出品側)だ。
引越しに備えて、メルカリでいろいろモノを売りまくっている。

妻の遺品整理をきっかけに、自分自身の持ち物も整理している。
実家を出て、同棲・結婚そして一人暮らし。
気付けば今は要らないものに囲まれていた。

今までありがとう。
そうして無慈悲な心をもとにメルカリへ出品し、これからを生きるための軍資金に転生させている。

買ってよかったもの記事はこれからも書いていく予定だけど、直近は財布の紐を固く、というよりは家の敷居を高くしているので迎え入れるものはより厳選したものをお送りすることになりそうだ。

ひとまずはメルカリの売上で入手したのこぎりで、そのまま捨てようとすると粗大ごみになってしまう大物たちをバラしていこうと思う。

執筆時点で既に7つの粗大ごみ対象をバラした。
ざっくり300円/個なので普通に出すと2100円。
のこぎりの価格は600円。
ROIは既に350%に至った!

家計も経営に落とし込むと面白い。


春を感じた。

今年は3回も花見ができた。
場所は地元の川沿いと新宿御苑と善福寺公園。
東京にもいい公園はちゃんとある。
砧公園が恋しい。機会を作ってまた行きたい。

花見で桜をちゃんと見たことって今まであまりなかったけれど、善福寺公園の桜はとても綺麗だった。
いい天気の日に仲間と飲む酒は美味しくて楽しい。


地元の友達が築いたコミュニティにお邪魔して楽しく語らうことの贅沢さよ。

終わりかけの時期に見た王子の桜も綺麗だったな。

うまく撮れてうれしい。

再び走り始めた。

さいたまマラソンを終えて約1ヶ月半を走る比率を下げて過ごしていた。
飲んだり海外旅行に行ったり仕事に打ち込んだり。
当たり前だけど、走らない分の時間が浮いたので時間を活用しやすかった。

しかしやっぱり今の私にとって走ることは大事なようだった。
走ることは楽しい。
速く走れるようになることは楽しい。
速く走れるようになるためにする取り組みは楽しい。
過程も結果も両方楽しい。

走らない間も継続的にストレッチを続けていたので、ストライドは去年より大きくなった実感があるし、ウォッチで取得した結果を見ても数字に表れている。
自分の身体をチューニングして、より速く走るための取り組みに打ち込んでいきたい。

会社のメンバーで出た初めての駅伝もとても楽しかった。
個人競技と団体戦の相性がどうだとかそういった頭の硬いことは置いておいて、楽しかったのでまた出たい。

1月振りに300km以上に戻った。今の時期はあまり距離にこだわる気はないけど、ひとつの指標として。

あとは月末にチャレンジとして仲間と60km走を実施した。

ディズニーと葛西臨海公園(キャサリン)を通って、そのまま帰ってくるコース。
しかし、そのうちのほとんどが荒川の土手という、中身のコンテンツに依存しないエンタメランニング。

土手でのたうち回るミミズのように、干乾びてしまうかと思ったがなんとか完遂。

趣味で走っているだけなのに、「自分はフルマラソンが主戦場だから。」といったポジショニング、無意識の要らない線引きをしてしまっている瞬間がある。

それを打ち破るためにこの企画に乗って60km走をやってみた。
自身のフルマラソンタイムの約2倍の時間である6時間弱でゴール。
これがそのままフルマラソンの記録向上に寄与するかといえば非効率、ましてや効果はほとんどないかもしれない。
でもそれが無意味かといえばそうでもないだろう。

無意識下に引かれた線を跨いだいい経験になった。

ポジションを取ることで得られるメリットも美味しいが、それをすることで自分を縛り付けてしまう側面についても目を背けずにいたい。
人は死ぬし、人生は一度きりだから。


30歳も半分過ぎた。

これで30歳の前半が終わった。
4月に入って何度か「今年31歳になります。」と言ったが、その度に結構おっさんの数字だなー!と感じた。

今年31歳になります。はい。
毎日楽しんで噛み締めていきたい。

健康寿命で言うとあと44年くらい。
出来るだけフルで味わい尽くせるように、ひとつずつ楽しんでいきたい。


体験したものごと。

死神紫郎×魚住英里奈ツーマン

去年観てしばらく繰り返し聴いていた魚住英里奈さんと、最近リリースされたアルバムを毎日聴いていた死神紫郎さんのツーマンがあったので行ってきた。
所謂俺得というやつ。

渋。

椅子席とフラットなステージ、アットホームだけどしっかりと味わえる非日常。

普段生きていて関わることのないものを持っている人に、お金を払って会いに行く。
そうすることでその人らの創作物・魂の一部を直接届けてもらう。
そしてまた自分の日常を生きる。

不足は補える。

縋ることなく、対価を払って適切に届けてもらって受け取る。
それ以上も以下もない。

とてもいい日だった。
夜道にひとりで噛み締めたくて、終演後は誰よりも早く会場を出た。


おわりに。

まとまりはないんだけど、ストイックな怠惰という言葉が頭に居座っている。
自分の中におけるテーマになりそうだ。

こうしなくてはいけない。こうあるべきだ。という発想から離れて久しいが、それを叶えるためにストイックな怠惰に基づいた思考をしている。そんな気がしている。

これも人生のモチベーションを保つための自衛なのだろう。
これは長くなりそうなのでまた今度。

5月も目一杯空気を味わって生きていこう。
春の空気はあたらしいから好きだ。

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