見出し画像

◉なすなかと22。

先日。


草月ホールにて「なすなかと22 final」が開催された。


毎月やって来たこのライブ。全22回のこのライブもいよいよこの日がゴール。


ゲストは笑福亭鶴瓶師匠。


このライブを立ち上げた頃、最後のゲストは是非鶴瓶師匠に来ていただきたいと思っていたが嬉しい事にその夢が叶った。


日頃の行いが良かったからか。


そういえばあの時おばあちゃんに席を譲ったな。


ご近所さんに元気な声で挨拶したぞ。


積み重ねた一日一膳。


いやいやだから夢が叶ったのではない。


師匠の器が広いのである。




そりゃこんなポーズも自然にとるよね。


ライブ開演前のアナウンスは事務所の先輩アメリカザリガニさん。




後輩のお願いを叶えてくださる優しき先輩アメザリさん。



アメザリさんはいつも我々の為に一肌脱いでくださる。



何をお願いしても



「良いよ良いよ」と言ってくださる。



そんな雰囲気がある。実に素敵だ。



草月ホールはお世話になった渡辺徹さん主催の徹座が1番最初に開催された場所。



そんな場所で自分達のライブができた事が嬉しい。




徹さん観ててくれましたか。



なかにしこの日も噛みましたよ。



それが通常運転。何て悲しい生き物であろうか。



ライブは約2時間。



楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。







芸歴23年。


もう当然フレッシュさは無い。


ただシャキシャキ感は無いが深みのある出汁が取れるようになった気がする。



昔は新鮮なシャキシャキ感に満ち溢れていた。



そう思い、1番最初にやった単独ライブのDVDを見てみたが




既にシャキシャキ感など無かった。




シュッとした姿でスタイリッシュに。



見る者達をカリスマ感で圧倒する。


思っていた感じにならなかった漫才師としての佇まい。



でも私はこれで良かったのだろうね。





先日クイック・ジャパンさんのインタビューで私はこう答えた。



「人生を受け入れる事」



何て素敵な事を言う芸人さんであろうか。


私がなすなかにしでなくてもこの人を好きになったであろう。



これからはより一層自分が観て好きになれるような人間になりたい。



なすなかと22は今回で終了。



素晴らしき全22回。自画自賛という酒に酔う。


これもゲストの皆様、スタッフの皆様、そして応援してくださる皆様のおかげです。


大感謝。ありがとうございました。



次はどんなライブができるだろう。


いつものようにノートを開いて万年筆を持つ。



服装は作務衣で飲み物は自らたてた抹茶。



この姿がカッコイイ。


好きです。中西茂樹。



そして舞台で噛む。



せつないよ。中西茂樹。



それではまた。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?