Nakakou1108

Of The MInority,By The Minority,For The Min…

Nakakou1108

Of The MInority,By The Minority,For The Minority 時代の波に洗われていったとっても地味で隠れ過ぎている名盤を洋邦問わずレビューしてます。日本語でのレビューがあんまり見つからない作品中心に取り上げています。少数派の音楽

マガジン

  • ランキング企画

    ランキングの記事のまとめ

  • ジャズの隠れすぎている名盤

    レビューをあまり見かけない地味なアルバムを紹介。ストレートアヘッドなジャズはほぼなし。60年代~70年代初頭あたりのソウルジャズやジャズファンク、レアグルーヴ物がメイン。

  • サイクルロードレース、ロードバイク関連

    サイクルロードレースや自分のロードバイク記録をのまとめ

最近の記事

Leon Thomas With Oliver Nelson / In Berlin(1971)

はじめに別のポストを考えていてそこで本アルバムを取り上げようと思い久しぶりに聴いてみたら今の自分にすごく響いたのでこちらも久しぶりに単独作品のレビューをしてみることに。 グーグルさんに聞いてみても本作をレビューしている日本語サイトがほぼ見つからなかった。 レオン・トーマス独特過ぎるヨーデル唱法を武器にフリー、スピリチュアルの世界に独自の存在感を今なお示し続ける怪人ヴォーカリスト、レオン・トーマス。(本作のメンバー紹介を聞くと「レ」オンより、「リ」オンの発音がより原語に近い

    • 祝!Oasis再結成!個人的思い出と好きな曲

      Welcome Back! OASIS99%ないとも、逆に99%あるともいわれ続けたマンチェスターのスーパーソニック、90年代ロック界の暴れん坊兄弟擁するオアシス、いやオウェイシスがついに帰ってくる! 現段階では眉毛兄弟以外のリユニオン・メンバーは誰なのか不明。ボーンヘッド、ギグシー、トニーだったら奇跡やろ。まあボーンヘッド、ギグシー、アラン・ホワイトかな。ゲムとアンディ、ザックはやることあるだろうし。後期はクーラの鍵盤奏者もいたような気がするけど…。あれはサポート?いやビー

      • 史上最高のアルバムジャケット

        暑すぎて頭がまともに働かないのでふと見かけたこの企画でお茶を濁してみようと思います。 ルールルールも何もないけど。 とりあえず編集盤等を除く「オリジナル」で「アルバム」単位。 シングルは除外します。 油断するとモノクロかアフリカっぽいものばっかりになってしまうので意図的に減らしております。 あとサントラ系も除外。ブラックスプロイテーションはかっこいいの多いのでそればっかりになっちゃうし。 先にお伝えしておきますと、「Abbey Road」とかバナナとかソニクラとかを選

        • オールタイムベストアルバムランキング100(史上最高のアルバム100)(後編)

          はじめに後半50枚。 前半の100~51位までと比べても自分の人生にとって重要な作品が並ぶ。 さすがに上位はどのランキングでも見かける作品も入ってきます。 もう順位とかいよいよ関係ないから。どれも名盤。 ルール 編集盤、ライヴ盤、後年の発掘音源も含む。 DJによる所謂「MIX CD」は除外。 ワールド系がほぼないのはそんなに熱心に聴いてこなかったから。 クラシックは以前の職場での必要な知識しかないのでよくわからないです。 以前行った「70年代ベストアルバムランキ

        Leon Thomas With Oliver Nelson / In Berlin(1971)

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        • ランキング企画
          12本
        • ジャズの隠れすぎている名盤
          5本
        • サイクルロードレース、ロードバイク関連
          3本

        記事

          オールタイムベストアルバムランキング100(史上最高のアルバム100)(前編)

          はじめに これまでいくつかのランキングをやってきたけどその総合的なやつです。 「私を構成する42枚」だの「各年代別ランキング」だの色々抱合したトータル。ランキング。 以前も書いたけど「歴史的価値観」なんて音楽の事を全部分かってるような偉そうなことは自分には言えない。 あくまで私的なチョイス。 でも間違いなく歴史に名を残すような作品たちだと思う。世間的には地味かもしれないけど。 「70年代ベストアルバムランキング」には入れなかった邦楽、というか日本のジャズも今回は加え。

          オールタイムベストアルバムランキング100(史上最高のアルバム100)(前編)

          平成ベストソングを選ぶ

          2024年は3月からいろいろあって心身ともにバタバタな日々を過ごしていたので全然投稿ができていなかった。 そんなわけで下書きに書きかけのまま大量に溜まっているnoteの1つを放出して今回はお茶を濁そうと思う。 本ポストは2023年9月に作成したようだ。 今見返してみると「なんでこんな曲を選んだのか?」とか「なんでこんなこと言っているのか?」と当時の自分を問い詰めてやりたい曲や文章もあるのだがそれも含めて当時の自分の気持ちが表れているのであろうと思い、特に修正するのは止めた

          平成ベストソングを選ぶ

          ブラック・ミュージック入門のためのロック

          20代後半から現在に至るまで気が付けばブラック・ミュージックばっかり聴くような人生を送っているが、10代の頃はロックばっかり聴いていた。 ロックのルーツがブルーズ等ブラック・ミュージックであることはだんだんと分かってきたので、好きなバンドが挙げるブラック・ミュージックを聴いてみたりしたけどその良さを理解するのがなかなか難しかった。 そんなロック・キッドだった自分をブラック・ミュージックに誘ってくれたロック作品をピックアップ。 ロック好きな人たちがいきなりブラック・ミュージッ

          ブラック・ミュージック入門のためのロック

          B'zのファンク魂を考える

          B'zとファンクと私 90年代にティーンネイジャーを過ごした世代にとって、ビーイング系は避けては通れない青春のサウンドトラックである。 その中でも特にB'zは断トツで人気があり、自分ももちろん中学~高校時代にドはまりして、マインドも進歩したり感性が誘惑されたり創造力が突き抜けたりしていた(「Off The Lock」も「Break Through」も後追い)わけで、邦楽の知識が乏しいくせに一時期のB'zだけはやたら詳しかったりする。 ご周知のとおり松本孝弘、いやTak M

          B'zのファンク魂を考える

          2023年を振り返る。ロビー・ロバートソン。シェイン・マガウアン。チバユウスケ&2023年のアルバム

          以前ポストした「1980年ベストアルバムランキング」において自分はこのように記している。 シェイン・マガウアン2023年11月30日 シェインが亡くなった。 Shane MacGwan カタカナだと「シェイン・マガウアン」とも「シェイン・マクゴワン」とも表記される。 若い頃からいつ死んでもいいような破天荒、まさに「ロック」で「パンク」な生き方をしていたし、近年は体調不良のニュースも耳にもしていた。やたらと体が大きくなって車いすに乗っている姿も見たことがあるので、まあ

          2023年を振り返る。ロビー・ロバートソン。シェイン・マガウアン。チバユウスケ&2023年のアルバム

          Grant Green/Slick!:Live At Oil Can Harry's(2018)

          1975年、ヴァンクーバーでのライヴで2018年にもう1枚(1969,1970年のライヴ「Funk In France」)と共に発掘リリースされた。 メンバー Grant Green(g) Emmanuel Riggins(el-p) Ronnie Ware(b) Greg “Vibrations” Williams(ds) Gerald Izzard(perc) メンバーについては私の乏しい知識ではほとんど知りません。 とはいえ鍵盤のエマニュエル・リギンスはグリーン

          Grant Green/Slick!:Live At Oil Can Harry's(2018)

          ギター・ソロもイントロも聴かなくても満足できる曲(Part.1)

          はじめに かつてDJクール・ハークはドラム・ブレイクの部分が一番クラウドが喜ぶことに気づき、2台のターンテーブルを使ってブレイク部をつなぎ合わせ、ヒップ・ホップを誕生させたと言われている。(因みに上の画像はグランドマスター・フラッシュ) 時は流れネットやSNSの発展により時間に追われる現代人は、1曲はおろか、ギター・ソロやイントロもすっ飛ばして最も盛り上がる部分、すなわち「サビ」だけを求め音楽を聴くようになり、それに合わせミュージシャンたちもイントロを削ったりBPMを上げた

          ギター・ソロもイントロも聴かなくても満足できる曲(Part.1)

          ブエルタ・ア・エスパーニャ大反省会

          ユンボ・ヴィスマ秋の大収穫祭 予想通りのユンボ祭り。ユンボ秋の大感謝祭となった2023年のラ・ブエルタ。 しかしマイヨ・ロホがログリッチでもヴィンゲゴーでもなくセップ・クスとはだれが予想できたであろうか…。 山岳アシストのスペシャリストとしてチームを支えてきた彼がこのような名誉を手に入れる。人間努力していればいいことがあるんだなあと思わさせられたブエルタ。 TTもその気になればそれなりに走れることを証明したクス。ログリッチの東京五輪金メダルはもちろん、フォスが昨年IT

          ブエルタ・ア・エスパーニャ大反省会

          ブエルタ・ア・エスパーニャ2023を予想する(ツール反省会も)

          2023年のラ・ブエルタも開幕直前。 ツール・ド・フランスに続き大胆予想を展開。 レムコ2連覇はあるのか? ログリッチ復権のブエルタ4勝目あるか? ヴィンゲゴーのツールからの連続制覇、ユンボのグランツール完全制圧はあるか? Gさんジロでのリヴェンジなるか? その前に ツール・ド・フランス大反省会結構いいセン行ってたと思うんだけど。 「16ステージのITTまでヴィンゲゴーとポガチャルにほとんど差はなく、ここでのタイム差がそのまま勝負を決めそう」 なんてほぼ正解だ

          ブエルタ・ア・エスパーニャ2023を予想する(ツール反省会も)

          Kool & The Gang/Live At PJ's(1971)

          ポップなディスコではない「クルギャン」 クールの3枚目は前作「Live At The Sex Machine」続くライヴ盤で、同年にリリース。 実況録音盤を立て続けにリリースするあたり「Sex Machine」のチャート・アクションが良かったことに加え、ライヴに自信を持っていたことが伺えるが、2枚の性質はやや異なる。 「Sex Machine」は当時のロックっぽさもあり音質含めかなり荒々しいファンク・アルバムであるのに対し、本作「PJ's」は音、音楽性がかなり整理されファ

          Kool & The Gang/Live At PJ's(1971)

          ツールドフランス2023年を予想する

          今年も開幕目前。 サイクルロードレースの、そしてヨーロッパにおいてはオリンピックとサッカーワールドカップと並ぶ3大スポーツの祭典、それがツール・ド・フランス。 そんなツール・ド・フランス2023を大予想 と言っても専門家でもないし、ステージ毎に細かい解説なんてできるわけはない。 自分でもロード乗っているけどメカニカルなことは全然わからないから。 なので単なる雑感として。 ツールなんて検索してもサイクリング専門サイトでしか話題になってないし、note検索しても全然ツー

          ツールドフランス2023年を予想する

          #私を構成する42枚

          はじめに 自分にとっての「ベスト」「好き」、と自分を「構成する」だと意味合いが違うわけで。 今はほとんど聴かないけど、今の自分になったのはこの作品のおかげ、若しくはこの作品のせい、という42枚。 とは言え上の方に挙げたのは今でも聴いているけど。 買った時期と場所も記載、それぐらい記憶にある。 地名はわかる人にはわかる。 特記がなければ全てCDでの購入。 レビューは音楽的なそれではなくあくまで個人的な思い出を書き連ねています。 42枚 James Brown/In

          #私を構成する42枚