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成人発達理論の光と影

「『 人の器』を測るとはどういうことか」の出版から5週間ほど経ち、また大変ありがたいことに重版も決定いたしました。おかげさまで本書の反響は大きく「人の器」への関心が様々なところで見受けられるのがひしひしと伝わってきます。
一方で、「人の器を測る」ということに対して心理的抵抗感を示されている方も多いようです。私はこれは、とても自然な反応ではないかと思っています。
私自身、成人発達理論について7年間ほど独学で学んでいますが、 学べば学ぶほど、この領域がいかに深く広いものであるかを思い知らされます。
私は学術研究者なわけでもなく、単なる一在野の独学者に過ぎないこともあり、 こうした学術書の監訳をさせていただくというのは光栄な一方で、責任も感じております。
特に学び始めた当初は、成人発達理論の可能性にとても魅了され、そこに対する学習と実践をとにかく実現したいと邁進しておりました。
しかし成人発達理論を知れば知るほど、どのような学術領域であっても万能薬はないのだ、ということを思い知らされるのとともに、自分自身の理解や判断の狭さを痛感させられています。そして、それでもなお、成人発達理論の可能性に賭けてみたいと思っている自分がいます。
それは、影の部分に対して見て見ぬふりをするというよりも、影の部分を含み置きつつも、その光が次なる輝きにつながっていくようにと願って取り組んでいるといったことに近いかもしれません。

次回、4月10日(水)配信のLINE公式では、私が見出した「成人発達理論の光と影」についてご紹介したいと思います。
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