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「メソッド」×「問い」で、「言える化」を促す

今月10日にオープンいたしましたSOUNDカードのオフィシャルサイトですが、おかげさまでご好評をいただいており、SOUNDカードをご購入いただく方も増えています。

世の中にはたくさんの対話ツールのカードが存在していますので、
「あ、またカードね」
と冷ややかにみられることもありますが、ベテランファシリテーターの方であればあるほど、「これはすごい!」と言っていただけるので、とても励まされています。

カードなどの対話ツールが目指しているところは、シンプルに
ファシリテーションスキルに依存しない形で、場を盛り上げる、深める
ではないかと思っています。

なので、ツールであればなんでもよく、SOUNDカードも"One of them"と扱われてしまうのだろうと思います。

ただ、多くのツールは使用する場面が限られているのではないでしょうか?

なぜなら、その使用方法は
ツールを使うために設計されているから
です。

カードゲームで考えてみるとわかりやすいと思うのですが、カードゲームには様々な進行上のルールがありますが、それはカードゲーム自体を成立させるためにあります。

それと同様に、多くの対話ツールは、そのツールを使う「ために」ルールが設定されています。

なので、使う場面が非常に限定的になるのだと思います。

それに対して、SOUNDカードは、話し合う議題やメンバーが誰であれ、対話が深まるようになっています。

なぜなら、その使用方法は
対話が深まるプロセスに沿って設計されているから
です。

そもそもの設計思想として大切にしていたのは、「人が対話を深めていく際に体験しているプロセスを再現できるようにする」ことです。

「いい話し合いが出来た!」、「対話が深まった!」と感じられるプロセスをSOUNDメソッドという形で体系化し、それをカードによって補助しています。

ある意味、自転車の補助輪に似ています。
自転車に乗るというプロセスは決まっていますが、その微妙なバランス感覚をつかめるまで補助輪がサポートしているのと同様です。

なので、3~5人くらいのグループに分かれ、テーブルごとにカードを使うようにすれば、同時に100名以上の人で対話を深めていくことも可能ですし、それぞれが手元にカードを持っていれば、リモートでの実施も可能です。

ファシリテーションのベテランの方から初心者の方まで、ぜひ幅広くご活用いただければ幸いです。


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