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YouTubeを使ってブランディングしていきたい!企画・撮影・編集サポート事例紹介

今回の記事は中村のお仕事の事例紹介、テーマはYouTubeです。

動画を使った発信をどんな風にやっていったら良いか?というご相談に対して、企画・戦略・撮影・編集でサポートさせていただいた事例をご紹介します。

なお、このインタビューの様子は音声で対談もしていますので「文字じゃなくて音声の方がいい」という方は、こちらをどうぞ。
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「そもそも何を発信したらいいのか?」が仕事依頼のきっかけ

中村:初めに、お仕事を依頼しようと思ったきっかけを教えてください。

新井さん:
YouTubeでの情報発信に挑戦したいと思っていたのですが、最初は何から始めて良いかが分かっていませんでした。

とりあえず自分なりに普段の練習の様子…「雪の中を走る動画」…などを投稿してみたんですが、誰も興味を持ってくれなくて(笑)

そもそも普通の人は雪の中走らないよね!と。今なら分かるんですが(笑)

ちょうど福井県大野市に移住したばかりのタイミングだったので、オリンピックを目指してトレーニングを積んでいた現役の頃の経験もありましたから、専門家としてどのように情報を発信して、マラソンやランニングの魅力を広めるか?を課題としていました。

そのためにはまず多くの人に私のことを知ってもらい、練習会などを通じて関心を持ってもらうことが必要。これまでブログでの発信も続けていたのですが鳴かず飛ばずで。

そこで、書くよりは話す方が好きだったので、動画を使って…という発想に至ったわけです。

誰に・どんな内容を届けるか?効率よく動画を投稿していくには?

中村:その時困っていたことは具体的に何だったんですか?

新井さん:
YouTubeを使った発信のざっくりとした方向性は決まっていたんですが、具体的にどういう動画にしたら良いのか?という点ですね。

  • 誰に向けたらいいのか?

  • どういう企画にするか?

  • どんなシリーズにするか? などなど・・・

あとは、1本1本動画を作るのにも、すごく時間がかかっていました。撮り方も良く分かっておらず、NGが出るたびに頭からやり直したりしていて…

撮影・編集に丸一日かかっていたので、これだと継続できませんし、本数も稼げません。

動画の企画・撮影で大事な5つのポイント

中村:実際に企画・撮影のシーンでどんなことが学びになりましたか?

新井さん:
次の5つのポイントです。

①実際に困りごとを抱えている目の前の人に向ける

まず、そもそもランナーは何に困っているのか?見る側が困っていることへの答えを発信した方がいい。ということを教わりました。

私的には「これ知って欲しいな」ということはもちろんあるんですが、やはり視聴者さんの「欲しい部分」とズレているというか、自分が作りたいものを作ってしまっていて、視聴者のことを考えていませんでした。

それで一番最初に中村さんと撮ったのが「膝が痛くならない走り方」という動画です。

②相手は素人。ポイントは3つに絞り、Before→Afterは明確に。

レクチャーの中身の部分については、1個1個説明していく内容もポイントを3つまでに絞って、重要なところにメリハリをつけることを教わりました。

また、良い走り方・悪い走り方のビフォーとアフターでどういう動きの違いがあるのかも、実際に走る姿を比較して表現しました。

③編集が前提なので、言い間違えても気にしない

また、これまでは撮影で噛んでしまったら1からやり直していたんですが「後で編集して要らない部分を切っていくから、言い間違えた直前から喋りなおせばOK」ということも新しい学びでした。

カンペを用意してカメラのそばに置いておくという実務的なノウハウも教わり、今後自分一人で撮影・編集していく際もスムーズに応用できるようになりました。

④YouTubeならではの画面構成を上手に活用

続いて「画面構成の使い方」です。動画だと喋りがメインになりがちなんですが、「土踏まずで着地しましょう」という説明も、靴の裏側を見せながらカメラに近づいて、大事な部分を指し示したり。

人によっては「土踏まずってどこ?」という方もいらっしゃるので。

⑤専門家ほど「飛ばしがち」な初歩的なところが大事!

中村:新井さんは走ることの専門家で、もう何十年も続けられているから、特に初心者に伝わる言葉・表現って「ココですよ!」というズレを合わせていくことが大事なんですよね。

新井さん:
そうですね。カメラに近づいたり離れたり。右から左に走ったり、左右で並べて比べやすくしたり。体全体が見えるような構図をとったりと、走り方1つとっても色んな構図で分かりやすく伝える工夫を学びました。

中村:何せ、当時は私もランニングを始めたてで、まさしく膝が痛くなっていましたし(笑)。欲しい情報ってこういうことですよ!と、リアルな声をお伝えできたのは良かったですね。

1つの動画が1万再生を越えるHITに!

新井さん:
おかげで、撮影がぐっと楽になりました。また、見る側がどういう情報を求めてるか?という視点でも考えられるようになりました。

結果、この時作った動画もアップロードしてもうすぐ2年になるのですが、インタビュー時点で2万4700再生になってますから!

中村:すごいですよね。いきなりこれだけの反響があると(笑)

新井さん:
当時まだチャンネル登録者は100名もいっていなかったのに、です。しかも動画の尺も5分ぐらいなんです。こんなに短くても、ニーズがある動画は伸びるんだとびっくりしました。

編集で楽できるように撮影することが肝心!

中村:編集時での学びはどんなことがありましたか?

新井さん:
自分がイメージしていたよりも、細かく編集しなくていいということに気づけました。また、台本や構成をある程度考えておくことで、撮影や編集もテンポ良く進みます。

編集方法をレクチャーしている様子

つい何も考えずに撮影すると「あれも撮りたい、これも撮りたい」となってしまい、素材の尺が長くなりがち。編集作業も大変になってしまいます。

ここは、いかに継続できるか・負担が軽くできるか?という視点で学びでした。

やっぱり喋ることが好きなので、撮れば撮るほど編集が大変になるんです。フルマラソンを走った動画を作ろうとすると、放っておくと素材が2時間とかになってしまうんです。

そこも、使うべきところを最初に決めておくと、編集工程がすごく楽になりますね。

楽しく続けながら、更なる高みを目指します!

中村:結果、どうですか?今もYouTube楽しいですか?

新井さん:
すごく楽しいです!大きな声では言えませんが、仕事よりも楽しいです(笑)楽しく撮っていると、視聴者さんからも嬉しいコメントが来ることも多くて。

また、最近はチャンネル登録者数もじわじわ伸びています。今年の初めではまだ200人ぐらいだったんですが、今(4月下旬)は500名に迫る勢いです。

中村:この後お伝えしますが、あんなテーマやこんなテーマで特集をしっかり組んでいけば、今年中には1000 人は行けると思います!

今後の抱負

中村:今後の豊富を教えてください。

新井さん:
もっと多くの方に知ってもらいたいです。そのために、楽しい動画ももちろんなんですが、役に立つ動画も作っていきたいですね。また、レースで市外・県外にも行くので、現地の方との交流の様子も撮影できると夢が広がります。

秋に行われた駅伝イベントもたくさんの方が参加されました。

実際にYouTubeを見てくれた人から「有料でいいのでランニング教えてください」という依頼も受けましたし、マラソン練習会には市外から来てくれる方も増えてきています。

結果的に、イベントの集客も自然と集まるようになりましたし、収益化も実現しています。

また、こちらも大きな出来事だったのですが、地元のテレビにも何度か取り上げてもらうことができました。

ふくい桜マラソンのランニングアドバイザーとして出演

これも、YouTubeやSNSを見て連絡を頂いたんです。

地元で存在感を発揮させつつ、より規模の大きなイベントも主催・集客できるようにしていき、ゆくゆくは県外からも参加者を呼べるようにしていきたいと思っています!

中村:素晴らしいです!また引き続きお力添えさせてください!

新井さんのYouTubeチャンネルはこちら!

*約2年間の運用実績をもとに、更に個性と得意を活かして、様々な切り口から走ることの魅力を伝えるべく、企画やチャンネルの方向性もより尖ったものにしていく予定の新井さん。

ぜひ、チャンネル登録をして新井さんの投稿を楽しみにしてください!

中村へのお仕事依頼はこちらのページをご覧ください。


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