見出し画像

「私にとっての離職期間の意味は?」コーチングセッションを通して考える

マイコーチを探すためにコーチング体験セッションを受けました。

テーマは「私にとっての離職期間の意味は?」

現在転職して働き始めましたが、退職してから8ヶ月の働かない期間(ジョブレス)がありました。明確な引っ掛かりがあった訳ではありませんが、ちょっともやっとしていたのでテーマにしました。noteでも書いたテーマです。

転職活動をする前には、明らかなこのままでは前に進めないという感覚がありましたが、今回はそこまでの違和感はありませんでした。自分なりに振り返って、するっと働き始めた感。

印象に残っていることについて書きます。

100%肯定的には捉えられない

これは、働かないということに対して、私自身の考え方もそうだし周りの人から働いていないと見られることに後ろめたさがあったからです。
近所の人から仕事を辞めて働いていないと思われるの、普通にへこみます。

周りから評価されること、期待される自分であることに価値を置いていました。
今は自分で自分を評価する、人に委ねてしまわないことが出来るようにしようとしています。

けれど人からの評価って捨てきれていません(笑)捨て切らなくて良いと思っています。

そこが、離職期間を肯定的に捉えられない理由でした。

本当は胸を張って実りのある時間でしたって言いたい

私は、やっぱり全力でそう言いたかったのだと思います。
休むことも必要だったし、自分を見つめた時間だって素晴らしい時間だったと思っています。
それを、堂々と言いたい。
セッションを通して、何がもやっとさせるのかがはっきりしたので、今は他の人の目にどう映るかは関係なく、「私にとっては実りのある時間でした」って言い切れる!!セッションを通してそう思えるようになりました。

今、歩いてる道はどんな道?

鳥の目で見ると、道がまっすぐ続いているのが見える。周りに木が生えていて、近寄ると家も建っているけれど、人は見えませんでした。けれど、景色を見る余裕はある。
「どこに続いていますか?」という問いもありましたが、それはまだ分かりません。空から見ると道は地平線まで続いていて、周りにはどちらかというと木がたくさん生えているイメージです。
どこに続いているのか見えるようになると、より具体的に私の職業人生を豊かにすることにつなげていけそうです。

「前に歩いていた道は?」というと、上から見ると、木が生い茂っていて道自体が見えない。そのまま歩いていたら、いずれは壁にぶつかっていただろうなというイメージ。暗い歩きたくないような道でした。天気が良くないイメージでした。

「今の道を見ると、羨ましいと思っていませんか?」というような声掛けをしてもらって、その通りだなと思いました。歩きたくないような先の見えない怖い道ではなくて、周りに家があって木があって見通しの良い道の方が良い。

コーチングセッションで「イメージして下さい」の時、木が周りに生えてることが多い気がします。よく分からないけれど、人ってあまり見えない。

離職する前の私

限界まで仕事を何とか続けようとしていた私。皆に追いつくために必死だった私。年末に振り返った時に、めちゃくちゃしんどかったな、このまま働き続けることが出来るのか?と糸が切れた私。
仕事を辞めてから今まで歩いてきた道と仕事をしていた時に歩いていた道の分岐点にいる私に、会いにいきました。
一緒に今歩いている道を手を引いて歩きました。その私って、道を外れると思っているから、怖いしなかなかついてきてくれない感じだけど、「私のことを信じてついてきて」って声を掛けていました。「大丈夫だよ」って声を掛けながら歩きました。

このセッションに限らず、サブパーソナリティに会うというか、別の私に会うと、私が私を励ますこと、あたたかい言葉をかけてくれることが多い気がします。
あまり気性の激しいサブパーソナリティに出会っていない気がします。

新しい一歩を踏み出す、おめでとう

コーチに祝福してもらいました。
「転職してまた働き始めたんだね、良かったね」ということではありません。

辞めるという選択をしたこと、それまで努力した私がいたことを受容して認めてもらったこと、離職期間をどんな風に歩いてきたのか、働かない期間があったことを良しとできない私、道を外れたのではなく今までの私を卒業して別の「やりたようにやる私の道」を歩き始めたんだよねということをセッションを通して聴いてくれた、理解しようとしてくれたコーチに言ってもらった祝福は、とても大きなものでした。
祝福してもらうことはこんなに尊いことなんだなと感じました。

私に好奇心を向け続け、信じて問いを投げかけてくれたコーチからかけてもらう言葉の持つパワーを実感しました。

こんなに喜んで良いんだ、嬉しいな、るんるんするなって感じました。
喜べる出来事だとは捉えられていませんでした。
今年が終わるまであと3日間、私にとって実りある時間を過ごしてきて、一歩ずつ歩き始められていることを噛みしめます。(コーチに噛みしめてねって言ってもらいました!)

「リスタートという言葉」はしっくりこないにつながりそう

コーチングセッションでは話していませんが、「転職したことをリスタートっていう言葉ではしっくりこないと感じる」と1年を振り返っている時に書きました。これにつながりそうです。
というのも、セッションを通して、私は以前とは違う道を歩いていると気づかされたからです。

「こうあるべき」という道を今までは歩いていて、今は「やりたいようにやる」道を歩いています。

リスタートって、同じ道をまた新たに歩き出したイメージだけど、私はそもそも以前歩いていた場所にはいなくて、違う所にいる。だから、リスタートっていうのがしっくりこないんだと思います。
リスタートではなく、完全に新しいスタートを切ったという方が近い。だから、転職=リスタートという言葉がなじまなかったんだなと整理できました。

自分にアンテナが立っている

これは自覚していることでもあります。
「自分」って何回も言っていたとフィードバックをもらいました。

私にとって、キャリアという部分ではない今のテーマが「私の人生を生きる」ということだからです。
自己理解プログラムを受講して、自分について考えることの面白さにハマってずっと楽しいから考えているのもあるけれど、生きたいように生きられるようになることが関心事です。

体験セッションだったので、キャリア寄りのテーマの方が話しやすいと思って(パートナーシップが育まれてからの方が本質に迫るようなことは話した方が良い気がします)、「私にとっての離職期間の意味は?」にしました。
にも関わらず、もう1つの話したいテーマも無意識に出ていたのだなと分析できます。

つながってる!

働くこととそれ以外の部分がきれいに分けられるはずもなく、もう1つの話したいテーマもにじみ出ているの面白い!!
働くことは、私にとって生きることととても近いし、自己実現においても働くは外せません。仕事でやりがいが欲しいし、自己実現もしたいと考えています。

まとめ

私が見えている、認識していることに対して違う方向から光を照らしてもらいました。そういうセッションを希望していたので、期待通りのセッションでプロコーチのすごさを感じました。

そして、ここには書き切れていないけれど、I messageの持つ力も感じました。たくさんフィードバックしてもらったことで、温かい気持ちをもらって、私のことを理解しようとしてもらっていることが伝わってきました。
安心感につながっていると思います。

私の中では消化された、過去のことと思っていることでも、コーチが受け止めて言葉を返してくれることで改めて「痛み」だと思っていたことを、「大変だったんだな、私、頑張ってきたんだな」としみじみ思いました。

コーチングの持つ素敵な所をたくさん感じられた時間でした。
ありがとうございました。

今日のセッションを通して考えたり気づいたことを持ちながら、生活していきたいです。

よろしければ、サポートお願いします。頂いたサポートは、おいしい紅茶で自分を癒すことに使います。