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サスペンスドラマの魅力



{2021.08.20の記事}

テレビを見ない生活を始めてから、5~6年経ちました。

その為、テレビで放映される推理ものとはすっかり疎遠な私です。

周りにはあまりいないのですが、子供の頃から火サスなどが好きで、しょっちゅう見てたんですよね。

ところが子供の頃から[なぜ好きなのか]がわかりませんでした。

そこで、大人になった私なりに、サスペンスドラマの魅力を考察してみました。

私が一番好きなシリーズは、山村美紗さんの赤い霊柩車シリーズですかね?

このシリーズは特に片平なぎささんをはじめとする出演者さんたちの演技の自然さが私好みです。

キャラクターでいくと、大人になった今考えれば、神田正輝さん演じる"春彦さん"が理想の恋人過ぎて驚きます。

あんな素敵な男性に、私も出会ってみたいです。


サスペンスドラマは古いものの方が面白いと感じます。

その理由は、時代背景や言い回し、出演者たちの衣装がレトロ可愛いと感じるからだと思います。

現代のようにスマホ(携帯電話すら)が存在しなかった時代の作品は、公衆電話などが頻繁に登場するので新鮮味があります。

例に挙げた赤い霊柩車シリーズなんかは特に、ですが、舞台が京都中心ということもあってセリフの言い回しが古いのも、とても面白いです。

サスペンスドラマあるあるの、男性関係激し目な派手な女性であっても、言葉遣いがチャラくないところなんかも、面白いと思ってしまいます。

衣装は結構新鮮味が強いですね。ドラマだから、というのもあると思いますが、近年のようにカジュアルなファッションの人がいません。

ブラウスやシャツを基本的に着ていて、その上にジャケットを羽織っているスタイルが多いという部分がとても新鮮です。

とても若い女性が、普段着のセーターのインナーにカッターシャツを着ているコーデなんかも、なかなか新鮮さがあります。

このように、サスペンスドラマのストーリーもさることながら、現代のリアリティーと非常にかけはなれた世界観を楽しめる、古めのサスペンスドラマはとても面白いです。

もっと多くの作品をDVD化もすれば良いのに…?と思うのですが…。

サスペンスドラマ好きと言っておいてなんですが、サスペンスドラマは映像を見ていなくても楽しめる辺りが、私が好きな理由の1つでもあります。

よく、手芸などをしながらテレビや、最近ではYouTubeを流しているので、音だけで番組を楽しむ傾向が私にはあります。

そういう視点で見たときに、映画は映像ありきの作品、バラエティなんかも芸人さんなどの表情や動きありきの作品、という中で、サスペンスドラマは比較的にセリフだけでもかなり楽しめる作品だと感じます。

サスペンスドラマ特有の、主人公が犯人を追い詰めるシーンなどでは、全ての状況をセリフで説明してくれますし、サスペンスドラマは大抵のプロットが同じなので、一部見逃してしまったところで、すぐにストーリーの全貌が見える辺りも、気軽に見やすい理由の1つです。

勿論、カメラワークやシーンの切り替え方など、じっくり見てみるとそれはそれで面白味もありますが。

推理ものというと、名探偵コナンも好きなのですが、名探偵コナンはどちらかというとトリックを楽しむ推理もの、という印象です。

一方の、サスペンスドラマでは、犯人と、被害者、その周囲の人間の心理模様がかなり細かく設定されていることが多く、人間模様を楽しむ推理もの、という印象があります。

サスペンスドラマはいわゆる"おばさんが好む"というイメージがついているのも、恐らくこの部分が関係しているのかと、私は推測します。

以上をまとめてみると
①明らかなフィクション感が面白い。
②時代背景が異なることで、新鮮味を感じる。
③セリフだけでも楽しめる辺りが、気軽に視聴できて良い。
④人間模様の描かれ方が興味深い。

これらが、私なりに感じるサスペンスドラマの魅力のようです。

もっと突き詰めれば、私がサスペンスドラマに感じる魅力は他にもあるのでしょうが、途中に挙げた通り[気軽に視聴できる]ことから、まじまじとじっくりと見てる作品の方が少ないので、分析が完璧では無いんですよね。

でも、レトロなサスペンスドラマほど、今見ると面白い部分が多いと思うので、沢山の人に見直してみて欲しいな、と思ったので、ブログにしてみました。

近年では、公衆電話を使えない子なんかも増えてきていると思いますが、そういう世代こそ、昔のドラマなどは新しい発見があって面白いのではないかと思います。

おうち時間の楽しみ方の1つとしていかがでしょうか?

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