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リーキーガット からだ♡ダカラ④

リーキーガットが、とても気になる。

リーキーは、腸。ガットは、漏れる。要するに、腸に穴が開き、血液中に未消化のものが漏れ出すということ、らしい。腸に穴が開くとは一大事!!!その後、全身に様々な不調が現れるとして研究されているという。

脳が勝手に判断して口に入れたものを、胃腸は休むことなく黙って日々消化にいそしんでくれている。ありがたいことである。きっと、「おいおい、こんなもん食べるなよ~」「こんな時間に働かせるとはブラック💦」と文句もいろいろあろうことは、容易く想像できる。消化不良まで至るのには、我慢強い胃腸さんの苦肉のストライキ、注意報、警告なのだろう。

わたくしは、お酒も食べすぎもしない。年中、冷やさないように気を付けている。できるだけ胃腸さんに無理な負荷をかけないように気を使っている方だと自負している。

しかし、それは、我慢とかダイエットとか殊勝な心掛けからの行動ではなく、単に「食べると、疲れる」から。必要に迫られて、なのだ。消化にも体力が必要だと、虚弱にはわかる。貴重な体力を余分に消耗すると大変なので、自然と厳選して、少ない量で疲れすぎない程度においしく栄養を補給しようという目論見なのだ。

当然、食後の体調への影響も気にする。前提条件として、身元のちゃんとした食材を食べるのは鉄則である。かつて、たまたま友人と入った喫茶店で紅茶を頼んだら、数時間のどがビリビリと灼けたようになって大変だった。残留農薬か?(汗)他のお客さんは平気なのだろうが、わたくしにはダメージが大きかった。まさかのストレートの紅茶ふた口くらいで。

その事件以来、外での飲み物の選定に注意深くなった。農薬使わないで育てられそうなハーブティーや、なるべく安全そうなものを選ぶ。そうなると、好きなものでなかったりするというちょっぴり哀しいことにもなる。なので、まずは外食の場合、お店のリサーチが重要になってくる。食材への吟味がしっかりしてそうなところを探すセンサーは、まあまあ利くようになっている。

そしてもちろん、食は量よりも質である。バイキング(ビュッフェ)は、自分の大丈夫なものを適量選べる大変ありがたいスタイルだ。が、払った代金以上に得しようとコスパを計算して食べるのは、かなり危険である。わたくしにとって、何が損か?食後、食べ過ぎで体調が悪くなるなら損以外何物でもない。

だから、お店との損得勝負のようなバイキング攻略という視点があると知ったときは、仰天だった。気に入ったお店に損をさせて、つぶれてしまったら元も子もないではないか?!

楽しくおいしく安心して食事ができるお店は、ずうっと繁盛しもらいたい。微力ながら、わたくしのできうる限りを尽くして大切にしたいのである。だいたい、お客のことを思って提供するお店のオーナーは、優しくて感じの良い方が多い。出される食べ物だけではなく、お店の雰囲気もそこで働くスタッフの方々も癒やされる存在なのだ。

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話がそれてしまったが、本題の腸である。腸は相当我慢強い臓器だ。だからといって、ギリギリまで耐えさせるのは、得策ではない。痛いなどの感覚がなければ、自分の身体の各パーツに意識を向けないのが、人間の通常モードだが、プロの虚弱体質のわたくしは、特別具合が悪くなくても、目を向ける。

その甲斐あって、わたくしのお腹はトラブルが少ない。食べ物を間違えた時。その場合条件反射に近い反応が出る。飲み込んで何時間も経過しても全く消化せずに吐き出すことさえある。通行止めの機能?自分でもどうなっているのかわからない、人体の不思議だ。

胃腸炎などの感染時は、吐き気を止めず、専ら水分補給か、それも難しければホームドクターにお願いして早めに点滴を入れるとダメージが軽く、回復が早いと自分の身体の扱いを決めている。子ども時代の自家中毒経験を役立てられる、五十路である。もちろん、コレはわたくしの身体の扱い方であって、他人様には通用するとは言えないけれど。

年に数回の定期デトックスのようなこと以外、腹痛もほとんど起こさない。便秘はほぼしない。少し引っかかる感じだと、軽い腰痛や頭痛が起こる。そういう時は、サツマイモをトースターでじっくり焼いて食べると、解消である。焼き芋、わたくしにはスーパー緩下薬なのだ。

そのように腸とのお付き合いを大事にしているわたくし、リーキーガットというワードを初めて知ったとき、激しく驚愕した。大事な腸に穴を開けないための対処をしようと決意したのである。

ヤクルトさんの解説で分かったのは、腸内細菌のバランスを大事にしよう、それを乱す食生活をはじめとする暮らし方に気を付けようということ。

農薬や添加物、加工食品、食べすぎ、ストレスを減らす。発酵食品や睡眠、体操、ゆったりとする時間や生活環境を確保する。当たり前のことばかりだけれど、人間は痛くも痒くもないと、毎日休まずこの命を養うために働き続けている身体の各器官の存在を忘れがちだ。具合が悪くなって初めてありがたさに気づく。もちろん、神経質に身体にスコープするのは却って毒なのは注意ポイント。加減は大事だ。

週に数度、お腹さんご機嫌いかがですか?と問いかけてみてはどうだろう。いつもの自分(脳の)勝手なメニュー選びを横に置いて、胃腸と其処に住むたくさんの腸内細菌たちにゆっくりしてもらえるアレコレを無理ない範囲で実行してみる。

http://nikkenkyo.jp/before/4joho/760recipi/760recipi.htm

きっと胃腸は、ご機嫌よろしく元気にしっかりと働いてくれるはずだ。末永く仲良くお付き合いお願いしたい。





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