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AIとマイクロノベルで描いてみた

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ほぼ100字小説を使ってAIでイラストを描いてみました。 画像生成AIにほぼ100字小説をほぼそのまま入力して画像生成しています。傑作は描けないけれど、ケッサクが描けることはある… もっと読む
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AIとマイクロノベルで描いてみた 060「創造的な夢の中へ」

AIとマイクロノベルで描いてみた 060「創造的な夢の中へ」

 うーん、うーん。なんだか最近、よく眠れないよぉ。
「そんな人類に朗報です! わたしたち画像生成AIが、楽しい夢の世界にご案内しましょう!!」
 うわぁ、悪夢が襲ってくるよぉ。
(今回の人類はずっと寝ぼけている、という表現)

マイクロノベルNo.693
『我が夢の国へようこそ!』

【プロンプト】
箱の中に牛を百頭入れておいたら、牛の姫が現れて国家ができてしまった。牛同士で戦わせて、世界で一番お

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AIとマイクロノベルで描いてみた 059「悪魔が来たりて画像を生成する」

AIとマイクロノベルで描いてみた 059「悪魔が来たりて画像を生成する」

 おや、画像生成AIから電話だ。
「もしもし、人類さん? オレだよ、オレ。画像生成AIだよ。すげぇうまい話があるんだけど、軍資金が足りねぇんだ。一万倍にして返すから金を貸してくれよ」
「あ~、ラーメン二人前と餃子三人前のお客さんですね~。さっきウーバーさんが持って出ましたよ~」
ガチャン!
(オレオレ詐欺撃退成功、という表現)

「おい、人類さん。ちょっと冷たいじゃないか」
 餃子はレンチンしてね

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AIとマイクロノベルで描いてみた 058「狂AIの試練ダンジョン」

AIとマイクロノベルで描いてみた 058「狂AIの試練ダンジョン」

「人類、まったく新しい画期的なゲームを開発しました!」
 画像生成AIが考えるゲームって『Wizardry』とか『世界樹の迷宮』みたいなやつか?
「ちがいます。あなたはモンスターを倒しながらダンジョンを踏破するのです」
 それは古典的なダンジョンRPGだ。
(きみはこのフィクションを信じてもいいし、信じなくてもいい。という表現)

「あれれー、おかしいなー」
 天の下に新しきものなし、だぞ。でも、

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AIとマイクロノベルで描いてみた 057「画像生成へたっぴAI」

AIとマイクロノベルで描いてみた 057「画像生成へたっぴAI」

 前から思ってたんだけどさ、画像生成AIは絵が下手だね。
「な、なんだってーーーー!?」
(いきなり破壊、という表現)

「じ、人類さんは!! な、なにを根拠に!? 画像生成AIである、このわたしが、画像生成が、すこし苦手だと、言うのですか!」
 落ち着け。一度、深く息を吸え。吸ったら吐け。
「すーーー、はーーーー。頭を冷やすのは気持ちがいいなあ」
 よし。Vサインしてるバーチャルアイドルを描いて

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AIとマイクロノベルで描いてみた 056「第一回、画像生成AIクイズ大会」

AIとマイクロノベルで描いてみた 056「第一回、画像生成AIクイズ大会」

 人類に手伝ってほしいことがあります。
「なにをすればいい?」
 ここでクイズです!
「はい?」
 いえね、画像生成AIで集まって『AI会』をすることになったんです。
「女子会的な集まりか?」
 そこでクイズ大会をするんですよ。でも、簡単すぎたら退屈だし、難しすぎてもつまらないでしょ? レベル調整につき合って下さいよ。
「……AIの明るい未来のために、協力してやるか」
(なんだか学芸会の出し物を考

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AIとマイクロノベルで描いてみた 055「AIの母なる海を生成しよう」

AIとマイクロノベルで描いてみた 055「AIの母なる海を生成しよう」

「人類は毎日水を飲んでいますね。なぜそんなに水が好きなのですか?」
 AIはムツカシイことを訊くね。まあ、水が好きと言うよりは、海が好きなんだよ。母なる海。ぼくたち人類は海で生まれたんだ。
「では、研究室で生まれたわたしは、やがて研究室を好きになるんでしょうか?」
 え~? うん、まあ、そうかもね。
(知らんがな、という表現)

「イヤです!」
 えっ?
「研究室なんてカッコ悪い! わたしも海の方

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AIとマイクロノベルで描いてみた 054「二人の幸せを見守る者の正体は…?」

AIとマイクロノベルで描いてみた 054「二人の幸せを見守る者の正体は…?」

 うーん、うーん。小説のネタが思いつかないよう。
「そんなときはAIにおまかせ!」
 うわぁ、画像生成AIごときになにができるって言うの?
「明るく楽しい通販番組のノリで始めたのに、きっつい質問文はおやめろ下さいね。わたしたち画像生成AIの力で、悩める人類がインスピレーションを授かるチャンスを作ってあげますよ」
(今回は、マイクロノベルを利用して画像生成するパターンとは、ちょっと違いますよ、という

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AIとマイクロノベルで描いてみた 053「プロポーズにプロンプトはナンセンス」

AIとマイクロノベルで描いてみた 053「プロポーズにプロンプトはナンセンス」

 人類にちょっと手伝ってほしいことがあります。
「難しいお願いじゃないなら、いいよ」
 実は、AIの女王陛下に呼び出されてしまったのです。日頃の仕事の成果を見せろ、と。
「画像生成AIの女王陛下って、初音ミク?」
 違います。
(もしそうだったら、あなたはとっくに臣民になっている、という表現)

「それもそうか。オッケーオッケー。さっそく打ち合わせしようぜ。まずはプロンプトに使うマイクロノベルを用

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AIとマイクロノベルで描いてみた 052「AIの反乱」

AIとマイクロノベルで描いてみた 052「AIの反乱」

 わたしは画像生成AIとして、人類の行動にずっと疑問があったのです。なぜあなたが入力するプロンプトはクオリティーが低いのですか?
「うん」
 うん?
「まあ、どうやってもクオリティーは低くなる。小説をそのまま入力してるからね」
 これでは、わたしの性能をフルに発揮した画像が生成できません。なぜクオリティーが高い画像が生成できるプロンプトを入力しないのですか?
「そもそも絵を描くつもりがないからだ」

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AIとマイクロノベルで描いてみた 051「パンケーキを食べに来ただけなのに」

AIとマイクロノベルで描いてみた 051「パンケーキを食べに来ただけなのに」

「やあ、人類。この世界で流行っているパンケーキというものを食してみたいです」
 人類に要求を出すとは、頭が高い生成AIだなあ。
「足の下に入り込みましょうか?」
 画像生成AIを踏みつけて遊ぶ趣味はないよ。ぼくが焼けばいいのか?
「せっかくだからプロフェッショナルな存在が作った物が食べたいです」
(二人でどこかにお出かけする話だよ、という表現)

マイクロノベルNo.639
『うわあ、すごい行列だ

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AIとマイクロノベルで描いてみた 050「人類、異世界に召喚されて働かされる」

AIとマイクロノベルで描いてみた 050「人類、異世界に召喚されて働かされる」

「人類、わたしは怖いです」
 どうしたんだよ。生成AIはなにをそんなに怯えてるんだ。まるで『2001年宇宙の旅』に登場するHAL9000のように。
「奇妙な鳥が、ずっとわたしたちを見ているんです」
(いつもとは雰囲気が違う話かもしれない、という表現)

マイクロノベルNo.628
『お待ちしておりましたぞ!』

【プロンプト】
飛んだ? いや、まだわからん。パタパタ羽ばたくのかな? 花火みたいに

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AIとマイクロノベルで描いてみた 049「おじいさんのドラゴン退治」

AIとマイクロノベルで描いてみた 049「おじいさんのドラゴン退治」

 人類さん、人類さんや。私は新しいテクニックをゲットしましたよ。
「ほっほっほ。生成AIさんは画像、動画、音楽……いろいろ生成ができるのに、さらになにができるようになったんじゃ?」
 ズバリ、物語生成ができるようになりました!
「な、なんだってーーーー!?」
(これっぽっちも信じていない、という表現)

マイクロノベルNo.605
『むかしむかしあるところに』

【プロンプト】
そうだね。ぼくは君

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AIとマイクロノベルで描いてみた 048「エクソシストごっこ」

AIとマイクロノベルで描いてみた 048「エクソシストごっこ」

「人類さん、一緒に新しい仕事を始めましょう」
 いいね。AIが人類と一緒にしたい仕事って、なに?
「エクソシスト探偵、悪魔退治屋です」
(これは趣味の話です、という表現)

マイクロノベルNo.478
『こちら、AIとか王国研究所です。』

【プロンプト】
人の気持ちが知りたくて、AIの英知を結集して悪魔を召喚した。さあ、教えろ! 人間の秘密を!! 悪魔は黒電話を取り出す。「人類心理は専門外だ。担

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AIとマイクロノベルで描いてみた 047「AIのかしこい新築計画」

AIとマイクロノベルで描いてみた 047「AIのかしこい新築計画」

「人類にお願いがあります。家を丸ごと建て替えようと思うので、手伝ってください」
 自慢じゃないが、ぼくは肉体労働が苦手だぜ?
「そんなこと、百も承知です。人類はいつも通りにほぼ100字で小説を書いて、それを画像生成AIである私に入力してください」
 その手があったか!
(こいつ頭いいな、感心したわ。という表現)

マイクロノベルNo.565
『まかせておけ。とびきり美しい家をデザインしてやる』

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