君の名は。
「植物の名前全然知らなくてー」
と、おっしゃるお客様が多いです。という私も森を案内する人の中では知らない方だと思います。
植物の名前って、カタカナで表記することが多いから覚えにくいんだと思うんですよ。
でも、植物の名前って、植物が「私の名前、ヒノキって言うのよろしくね」なんて言ったわけじゃなくて、人間がつけただけの話し。
でね、横文字で書くとなんともそれらしいのですが、よくよく意味を想像したり漢字で書いてみると、これは人間だったら誹謗中傷で罰せられてるんじゃないかと思う名前も多い。
例えば、みんなよく知ってるこの可愛いお花。
見たことあるでしょ?春によく見かける
オオイヌノフグリさん。
けど、漢字で書いたら「大犬の陰嚢」
ぎょえ。
花の実が犬の陰嚢(睾丸)に似てるからですって。。
気になった人はグーグル先生に見せてもらってね。きっとこれで名前を覚えたことでしょう。
この可憐なお花も野山に見かけるママコノシリヌグイさん。
漢字では「継子の尻拭い」
茎をよーくみると、鋭いトゲがあって、継子(実の子ではない子)の尻をこれで拭いたらさぞ痛かろう。と言う由来。
なんてっこったい(恐怖)
そして、近所にも見かけるこのお花。横文字にしても残念な
ヘクソカズラさん。
屁糞葛。
こんな名前をつけられた時には、絶望的ですよ。
命名:屁糞葛 って。。
屁や糞みたいに臭いツルって。
見るたびに、かわいそうにと思ってしまう。。
はい。名前はそんなに重要じゃないと思うんですよ。トゲがあるとか、臭いがするとか、綺麗な色とか、自分がどう感じるかの方が大事。
まぁ、これでこの3つはみんな覚えたと思うけどね。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?