見出し画像

プーチンを通して見る、スターリンという名のモンスター

ロシアとウクライナの問題、何とか良い方向に解決できたらいいなと思います。
今回の問題はウクライナはもちろん、ロシアの一般市民も被害者だよなこれ…。
個人的には、とある証券会社のセミナーで、講師がロシアのことをポロッと「ソ連」と言ったのには笑ってしまいました。

それはともかく、プーチンさんのウクライナ侵攻とその後を見て、kinaはスターリンを思い出してしまいました。
ヒトラー率いるドイツ軍にも、「冬将軍」という最強の援軍もあったけど負けなかったスターリン。
実情は帝政ロシアの正規軍を撃破し、「赤軍の至宝」とまで言わしめたトゥハチェフスキーを粛清に追い込み、粛清に次ぐ粛清で当時のソ連軍はガタガタだったそうです。
何でも、「元帥5人のうち3人が粛清され、その下の将兵達も粛清されたのは数知れず、軍として機能麻痺寸前だった」なんて本で読みました。
素人のkinaですら、「よくこれでドイツ軍に勝ったな」と思えるくらいでしたから。
そんだけシベリアの冬将軍が強いし、ソ連(ロシア)の領土が広大で、焦土作戦が効果的だった、というのもあるんだろうけど。

「負けたらスターリンから一家もろとも殺される」という恐怖から必死で戦った当時のソ連軍と、士気が最初からガタガタだったとされる、「ポロニウム」という脅しも効かない今のロシア軍(当然か)。
プーチンさんとてかつてはKGBのトップで、旧ソ連解体後の混乱期を収集させ、様々な修羅場を乗り越えてきた猛者ですが、その猛者でも太刀打ちできないモンスターがスターリンだったのか、それとも時代がスターリンというモンスターを生み出したのか。

プーチンさんがそんなモンスターではなくて良かった、スターリンが出てくる時代でなくて良かった、とちょっと安堵するkinaでもありました。
ウクライナだけではなくロシアの一般市民にとっても良い結果で問題が解決しますように。


拙い文にサポートしていただくとしたら感謝しかありません。家を買う費用とたぬきねこの福利厚生のために使わせていただきます。