子どもの無垢さに触れた日
会社で時間がある時は、おやつタイムとして、家から持参したナッツと珈琲を片手に、近くの公園で休憩をしている。
昨日も、夕方ぐらいに休憩がてら公園に行った。小学生の男の子が5人ぐらいでサッカーをして遊んでいた。
私は、ベンチに座り、ナッツをぼりぼり食べながら、その様子をぼーっと見ていた。
すると、べつの小学生の男の子が公園にやってきた。私が座っているベンチに座って、隣どうしになった。
これが大人だったら、「なんでわざわざ隣に座ってくるんだよ〜」って思うだろうけど、子どもだし、なーんにも考えずここに座ったんだろうなーって感じがかわいかった。
目が合ったので、「こんにちは」と挨拶を交わした。少年は「こんにちは」と言い、鞄の中から持ってきたお菓子を取り出し、ベビースターラーメンをポリポリと私の隣で食べ始めた。
「何年生?」と聞くと「2年生」と言っていた。
そうこうすると、少年の友達がやってきた。友達が来ると、今まで多くは語らなかった少年もテンションが上がって、友達と盛り上がっていた。
2人の少年は、持ってきたスイッチを取り出し、私の隣でスマッシュブラザーズを始めた。
「やる?」と聞かれたので、やってみることにした。子どもと一緒に遊ぶのなんていつぶりだろうか、と思うほどに、久しぶりだった。
操作方法を教えてもらい、バトルスタート。普段ゲームなんて全くやらないので、全然できなくて、すぐに負けた。
悔しかったので、「もう1回やらせて」と2回戦目を申し出ると、1回目よりもうまく戦えた。負けたけど。
小学2年生の2人の少年と一緒になって、わりとデカめの声を出して盛り上がっていた。
・・・
なんか、こういうの久しぶりだなと思った。
大人の世界だけで長らく生活していると、こうやってただ目の前のことを楽しむみたいな日常ってなくて。
スマブラをしていた時間は、あとあの仕事やらないとなーとか、会社やめたいなーとか、会社に居る時の自分嫌いだなーとか、そんなことは忘れていた。
それはきっと、少年たちにとって、損得とか、肩書きとか、誰にどう思われてるとか、そんな考えはなくて、ただ一緒に楽しくゲームをやる大人の友達間として接してくれたからだと思う。
子どもの無垢さに触れて、少しだけ心がやわらかくなった気がした。
* * * * * *
ちょこっと宣伝📢
\\本を公開しています!!//
私が、暮らしに取り入れてよかったことを詰め合わせた1冊になっています。
途中まで試し読みもできるので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。その先が気になる方は、購入いただけるとめちゃくちゃ嬉しいです😁Kindle Unlimitedで読み放題対象です!
最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️