ことこ@吃音っ子子育て

吃音体質のある夫と、発達性吃音のある息子と3人暮らし。 「息子の吃音は私が治してあげた…

ことこ@吃音っ子子育て

吃音体質のある夫と、発達性吃音のある息子と3人暮らし。 「息子の吃音は私が治してあげたい!」と思った母が綴る家族の物語。

最近の記事

「吃音の仕業」にやられてしまわないように

息子が一歳10ヶ月で発吃した時 私は絶望感でいっぱいでした。 なぜなら私は、夫との結婚生活の中で 吃音がある夫の心の闇のようなものを 嫌というほど見てきたからでした。 息子が生まれた時のアラフォーの私たち夫婦はまだしも、 20代の若い頃は 吃音があることで夫婦間の 心の隔たりをいつも感じでいたのです。 吃音があるということの 言葉では言いようのない辛さを 私は知っていました。 2020年8月のあの日、 息子に吃音が出て、私がすぐにとった行動は夫に電話でした。

    • 発吃 一歳10ヶ月

      結婚生活18年目にして 待望の我が子が誕生しました。 生まれた瞬間に思った事は、 こんな私でも、赤ちゃんが産めたんだ! やっと夫に我が子を抱かせてあげられるんだ! やっとやっと、わたしはお母さんになれた!! 喜びと誇りでいっぱいでした。 だけど、産まれた時から感じていた 違和感。 おっぱいが吸えないとか、 繊細で、四六時中抱っこしないとギャン泣きして 寝たと思ってもほんのわずかな物音にもすぐに起きてしまう子。 分離不安で、癇癪がひどくて、 感覚過敏のある息子。

      • 薄い薄いグレーゾーン 感覚過敏のあった息子

        「感覚過敏」という言葉 子育て中に知っていましたか? 息子を育てていて困りごとはあるのに、 わたしはずっと後から知った言葉でした。 息子には沢山の苦手がありました。 歯磨き。 とにかくとにかく異常なくらいに嫌がりました。 歯磨きを終えるまで1時間くらいかかる時もあり 毎日本当に手を焼いていました。 しま◯ろうのパペットや、歯磨きミラー、テレビ、YouTubeなどを用意しましたが、ダメで 口を開けないどころか、 身体も黙っていられないくらいにズンズンと動かす子でした。

        • 常に一体 分離不安の強かった息子

          助産院での母子の修行で、 やっとおっぱいの吸い方をマスターした息子。 その後はいつでもどこでも、おっぱいにぶら下がっているような子になりました。 次の困り事もありました。 それは、四六時中抱っこしていないとギャン泣きして、人見知り、場所見知りもひどく、分離不安のとても強い事でした。 例えば、家にいて、母のわたしが 昼間も夜中もトイレに行くだけで大泣き。 夜中寝ていても、私がトイレにたつと起きてしまい、ギャン泣きされるので、 夫が「何事だ!」と飛び起きてしまうのです。

        「吃音の仕業」にやられてしまわないように

          助産院でのおっぱい修行

          新生児期におっぱいが吸えない息子。 乳頭を舌で捉えられず、いつも溺れたように呼吸がおかしくなる息子。 退院してからも、いつもいつも海老反りにして声を枯らしてまで泣く息子。 相変わらずの搾乳と、 四六時中抱っこの寝ずのお世話で わたしはげっそりとしていました。 こんなに泣いて騒ぐのは、 きっとおっぱいが吸えないからだと思い 何度も産後の母乳外来に行きましたが、 何も変わりませんでした。 むしろ病院では、ミルクの量や時間を規定量にするようにと注意を受けてしまうんです。

          助産院でのおっぱい修行

          生まれた時から育てにくかった息子

          今、すんごくすんごく可愛いくて 目に入れても痛くない、わたしといつも ニコイチで^^ 5歳のお兄さんになった私の息子は 私が36歳でやっと妊娠して、37歳で 無事に出産した子でした^^ 身体があまり丈夫じゃなかった私は (5年後の今のほうがまだ元気!!) 子どもを授かりたい事を主治医に告げるも 「あと1年待った方が楽だよ」と言われ、 「あと一年待ったら、 私37歳になっちゃうよーー 産むのは38歳だよーー」 どっちみちしんどいのであれば、いち早くチャレンジした方がい

          生まれた時から育てにくかった息子

          自己紹介 吃音っ子子育て永島ことこ

          初めまして! 初めての投稿をご覧いただきまして ありがとうございます! 北海道、旭川市在住で 吃音体質の夫と一才10ヶ月で発吃した 発達性吃音の年長さんになる息子の母、 永島ことこです^^ 2024年3月現在、 結婚生活23年目、息子の吃音歴は3年7ヶ月に なりました。 遺伝性が強い吃音を誰もが治ります!と言えないのであれば、 「母のわたしが絶対に治してやるんだから!」 と思った3歳のあの日からの 私たち家族の記録を綴ります。 なぜ絶対に治してあげたかったかも これ

          自己紹介 吃音っ子子育て永島ことこ