歌唄図坊(歌うたいのズボ)

「れきし唄ものがたり」演奏家。 岐阜県各地のつたえ話にメロディをつけて、語りと歌とギタ…

歌唄図坊(歌うたいのズボ)

「れきし唄ものがたり」演奏家。 岐阜県各地のつたえ話にメロディをつけて、語りと歌とギターでお伝えします。 岐阜県芸術文化会議 理事・岐阜市芸術文化協会 監事・ぎふ「へー!」振興会代表。

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「昔話の弾き語りなんてできませんよぉ」

咄嗟にそんな言葉を返したのは、2007年の春先のことでした。 岐阜市主催の「民話ライブ」というイベント。 それを発案・企画、実現し、育ててきた担当の秋元さん。 ボクはその裏方でお手伝いする業者の立場でした。 その秋元さんからある日突然、 「つたえ話の本(岐阜市敎育振興事業団刊)のお話にメロディーをつけて、弾き語りできる?」 と尋ねられたのです。 ボクが若いころからギターを弾いて、バンドをやったり作曲活動をしたりしていることは、秋元さんはご存じでした。 しかししかし、それはいか

    • 岐阜市芸術文化協会に誘われて。

      「黒岩さま」を披露した民話ライブをいう催しは、岐阜市と岐阜市芸術文化協会が共催という形で行っています。 そして、司会進行を担当しているのが岐阜市芸術文化協会会長でフリーアナウンサーの川島三栄子先生でした。 ボクの「黒岩さま」を聞いて、川島先生からすぐに、 「芸術文化協会に入りませんか」 とお誘いを受けました。 よくわかりませんでしたが、とりあえず「ぜひぜひ」と答えました。 その年(2008年)の6月、総会と懇親会に出席することになりました。 いまはなき岐阜会館の宴会場。 懇

      • お蔵入りした初作品 「黒岩さま」

        秋元さんの無茶振りから数ヶ月。 いよいよ出番の日が迫ってきましたが、創作はなかなか進みませんでした。 だってね、ボクはずっとフォークソングとかニューミュージック(死語か?)、歌謡曲なんかをガチャガチャ我流で弾き語りしたり、カントリーのバンドでライブ活動していただけで、「お話の弾き語り」なってやったことないんですから。 それでも知恵を絞って構成を考え、まず短いテーマソングを作りました。 その歌から入って、お話の合間に歌を入れて、最後はまたテーマソングで締める。 よし、この方針

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