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大企業JTCをおすすめする理由

よく、「就職するならこれから伸びる業界に行くべき。業界自体が成長しているからポストもどんどん増えていくので出世しやすい」という意見を聞く。

だが、成長している業界は全自動式で成長するわけではない。日々忙しく働きながら自分自身も成長していなければならず、またその高揚感と緊張感に浸ることを喜べなければそこでの成長は保証されない。

自ら率先して御輿を担ぎ、また新たな御輿を作り出さなければしてその業界の成長の恩恵にあずかることはできないのだ。

一方、JTCであれば斜陽産業であろうが将来性が見通せなかろうが、これまで会社が築き上げてきた過去の遺産を糧に大きな仕事ができるし、安定した生活を手に入れることができる。福利厚生も給与水準も大変充実している。セクハラ・パワハラ対策も充実しているし、社員教育・研修制度も充実している。

成長産業にいるような高揚感や、自分一人で世界を動かしているような達成感は得られないかもしれないが、その反面、大きなプロジェクトの一員として社会に貢献できる達成感を手に入れることができる。競争が激しい成長産業にいるよりきっと給与水準もタイパもコスパも良い。

給与水準はおおよそどこの業界で働くかで決まるので、成長している会社で働いているかどうかはあまり関係がない。概して、急成長を遂げているIT企業の従業員の給料は大手JTCのそれより低い。

JTCでは仮に仕事ができなかろうが不祥事または服務規律違反等を起こさない限りクビになることは滅多にない。

斜陽産業に入ってしまった場合、そもそも管理職ポストは減らされている傾向にあるので肩書きという観点での出世は望めないが、安定した給与体系のもと、相当の年収まで到達することは見込める。

年収1000万円の平社員を目指すならJTC、年収1000万円の執行役員を目指すながら成長企業で働くべきである。が、これは個人の価値観・人生観、そして仕事で金を得たいのか・役職を得たいのか、などの考え方次第である。

安定した生活を送りつつ、社会にインパクトを与えたい仕事に挑戦したければJTCを目指してみるべきである。

そんなことを冒頭のXを見ながら思った朝。

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