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日本酒発祥の地「出雲の国」 ぶらっと酒旅

期限切れをむかえるマイルもあるしどこか行こうと思い立ち、出雲大社の御朱印を御朱印帳に追加すべく島根方面へ行くことにした。

羽田を9時15分の便で出発し、米子空港経由でビールを飲みつつ特急やくも、一畑電車というローカル線を乗り継いで出雲大社を目指す。
レンタカー移動の方が便利なんだけど、途中で酒を飲みたいがために移動は公共交通機関だけ。

出雲大社に着いたのは14時過ぎ。出雲大社に参拝した後、御朱印をゲット。
早速、参道前のイズモブルーイングでIPAを頂く!

出雲大社とイズモブルーイングのIPA


この旅の目的を初日で果たして、後の3日は飲むだけですな。
なんと言っても出雲は全国から八百万の神々が集まって酒を造り、宴会を行った場所だそうなので、酒場探訪するしかないのだ。

しまね酒蔵ガイド


出雲大社を参拝した後は、今夜の宿ドーミーイン出雲にチェックイン、温泉とサウナ3セットで体調を整える。
そして、食べログで見つけて予約しておいた居酒屋「ツバメヤ」へ。
酒好きのおっさんが集まる大衆居酒屋と思っていたが、とってもきれいなお店で若い女性のお客さんが多かった。そして、なんと言っても島根中の酒蔵のお酒が飲めるのが素晴らしい!

ツバメヤのお酒メニュー

このお店で飲んだのは、李白やまたのおろち(李白酒造)、旭日(旭日酒造)、七冠馬(簸上清酒)、出雲富士(出雲酒造)などなど。
肴もお酒もとても美味しかった!

「ツバメヤ」のお酒と肴

翌日は、出雲から松江にローカル線一畑電車で移動。
まずは、ホテルのサウナ3セットで整ってから、雲州平田駅の「木綿街道」を訪ねることに。
ここは、かつて木綿の栽培が盛んで高い品質の雲州木綿を、宍道湖につながる運河「雲洲平田船川」で運んでいたとのこと。
街は「左桟瓦」や「なまこ壁」、「格子窓」などのある老舗の酒屋、醬油屋、和菓子屋が残っていて、地味だけど落ち着いた風情が楽しめる。
街を一回りしたところで、「酒持田本店」で日本酒を試飲。
500円で3種類のお酒を試飲できるのは嬉しい!
相方と二人で五種類のお酒を頂く。
真ん中のヤマサン正宗は、島根だけで作られているブランド酒米「佐香錦」で造ったお酒。
どれも日本酒らしい美味しいお酒で、一升瓶を3本購入して自宅にクール便で送付。
自分の好みは華やかな香りでスルスルと飲めてしまう左から2番めの「萌」でした。

「酒持田本店」の飲み比べ

さて、「木綿街道」を満喫した後はビールを飲みながらのんびり一畑電車で松江に移動。
松江ではでかい穴子の溢れ極み天丼を食べて、宍道湖の夕日を見てからホテルルートイン松江にチェックイン。
ここは天然温泉なんだけどサウナはなし。大浴場はまあまあ良かったけど、やはりサウナで整ってから飲みに行くのがベストですな。

溢れ極み天丼と宍道湖の夕日

松江の夜は、ホテルから徒歩数分の居酒屋 佐香やへ。ここではビアへるんのペールエールから始まり、島根の地酒を堪能。
初めて食べた鯖の塩辛は日本酒が進みすぎてやばい!

居酒屋 佐香や

松江の2日めは、松江城の城まつりでお花見しながら飲んで、ぶらっと市内観光。
松江城では御城印帳なるものが売っていたので、松江城の御城印と合わせて購入。まずは、国宝5城・重要文化財7城の御城印を集めてみようかな。

松江城の城まつりと御城印帳

夜は、予約しておいた吉田類の酒場放浪記に登場した「居酒屋やまいち」へ。店構も、店内の雰囲気も酒場放浪記!
そして、ここは何を食べても美味い。お店のおばあちゃんを始め皆さん気さくでとても居心地が良かった。

日本酒は松江米田酒造のお酒のみ。豊の秋純米吟醸が旨くてたくさん頂く。何本のんだかな?

松江 やまいち
やまいちのつまみ

肴はのどくろの煮付け、もさえび、しめ鯖などどれも美味かった。特にもさえびは刺し身は甘く、頭を揚げたのも味噌がとても濃厚で絶品。自分の注文で品切れとなってしまったので、カウンターでお隣になった方にもおすそ分け。仲良く酒を酌み交わし楽しい夜となったのでした。

翌日、今回の酒旅最終日は、松江から米子に移動しそこからJR境線で境港へ。
境線は米子駅からすでに水木しげるワールド。
境港の水木しげるロードを通って境港水産物直売センターへ。
水木しげる記念館は建て替え工事中で閉館して入ることはできなかったが、水木しげるロードを十分に楽しんだのでまあいいか。

お昼は境港水産物直売センターにて、蟹と岩牡蠣&日本酒、ビール!
蟹はそろそろおしまいだけど、最後に食べられて良かった。これからが季節の岩牡蠣はむっちゃでかくてぷりぷりで最高。

蟹と岩牡蠣

初の島根と鳥取のお酒と肴を満喫したお気楽な酒旅はこれにて終了〜。

次はどこに行こうかな。



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