063:お前のオールをお前に任せるな
・「継続する」ということの真髄は"縛り"にある。
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・よく自分はいろいろなものに手を出してはある程度のラインまではやり遂げる。
・何をやるにしても継続する、ということだけにはある程度の意識を割いている。
・大成こそしてないもののこういったことを周りの知り合いたちに話すと、だいたいの人からはそこそこ賞賛されつつ「自分にはできない」といった旨の内容をしばしば返される。
・だが別に自分はすごいのではなく、むしろできない側の気持ちの方が大いにわかる。やる気に任せていてはどれだけ面白いと思ったことでも絶対に続かない。
・平日毎日仕事などやっていると、疲れて今日はまぁ良いか…という感情にもなりがちだ。
・継続するという行為を行うためには、続けざるを得ない環境を構築する必要があった。
・あらゆる点において怠惰であり、怠惰であることこそが人生だとさえ思っている自分でも「継続」ができる環境について、自分への振り返りの意味も込めて今回記そうと思う。
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・と言っても、結論は冒頭に書いた通りで、「時間で縛る」という環境を構築するだけである。
・続けざるを得ない環境を作れば、自動的に続けざるを得ない羽目になる。
・ということでやるべきことはこの2つだった。
他人に宣言をする
・具体的にどういうことか?
\簡単!3ステップ!!/
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何かしらの作業をするとき、その前日などに知り合いに「〇時まで作業をする」というメッセージを送り、作業開始時にはPCのロック画面や置時計・腕時計など、作業開始時刻を偽れない写真を撮って送る。
作業を終えるときには報告した「〇時」が確認できる上述のような写真を送って終了。
1・2ができなかったらその知り合いにLINEギフトを送るなど、何かしらの罰を自分に与える。
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・これすら守れないのは、ただのダサいやつである。
・また、頑張っていない人に贈り物をするというのは結構な屈辱なので、罰としてもこういうものが良いと思う。
・ちなみに自分はこの制度を採用した最初の頃は全然できなかったので、多分スタバチケットを2~3万円分くらいは誰かに送っている。本当に悲しい。
・どうしてこんなことをやっているんだ。助けてくれ。
「時間を稼ぐ」という思考をする
・上述したことを実行すると、自分が何時間その作業をやったかがわかるようになる。
・その時間をアプリでもなんでも良いので、何かに記しておく。
・そしてそれを日ごとでも、週次でも月次でも良いのでどこかのタイミングで合算する。
・すると、なんとなくやり遂げた感が出て、存外やる気も湧いてきやすくなる。
・また「時間を稼ぐ」といった思考でいるのは本質的ではないという意見もわかるが、作業机などに向かっていると、疲れて何もできないと思っていた時でも不思議と何かはできたりするものなのだ。
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・継続するためにはこれしか正解がなかった。
・やる気という感情はもちろんだが、「この作業の進捗がここまで終わるまでは頑張る」とかいうのも結局いつかは瓦解する。
・自分の決意などに任せていては何も続かない。時間に任せるしかない。
・自分という不確かな存在に自分を預けるな。自分を信じるな。
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