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051:大卒の人生

・自分はそこそこ良い大学を卒業し、今は転職しているものの新卒では大手の会社に入った。
・大学に関しては塾に通わずに受験勉強をし、入学後も奨学金で通っていたので少しは苦労したという自負はゼロではないものの、それでも恵まれている方ではあると思う。
・就活もかなり頑張ったが、大手に入ったのは運が良かっただけだ。

・環境もあってか、それが正解だと思いながら邁進してきた。
・その正解択を死に物狂いで選び続けてきてようやく、その道が自分にとっての正解ではないことに気づいた。
・人生を通して努力の方向性を完全に間違えていた。

・以前クリエイターにならなくては、という記事を綴ったことがあるが、自分の身近にいるクリエイターは大学を出ていない人も多い。

・富になっているかどうかはわからないが、自分でコンテンツを作り・発信し、少なかったとしてもファンがいる状態というのは純粋に尊敬する。
・コンテンツというと少しチープな言葉に見えるな。アートとよんだ方が適切か。
・最終地点でそういう人たちがどこに行き着くかはわからないが、少なくとも今は、僕がなりたいと思っている姿になっている。

・と、ふと思ったので今回はこんな記事を書いた。
・というのも、クラブで知り合った人たちがM3という音楽コンテンツの同人作品即売会に行っているのをTwitterで見て、そこには来場者として行っている人も出展者として行っている人もどっちもいるが、なんというか羨ましく思った。

・クラブの知り合いたちは一般的にみられる社会的な地位としては高くない人も多い(誤解を招きたくないので補足するが、断じて貶しているわけではない。むしろ社会の言いなりになっている人の方を見下しているが、それは今までのnoteを読んでもらえたらわかると思う。)
・それに対し、自分は社会全体(無職なども含め)で見たら上位の方にはいると思われる。
・それなのに、人間としては最下層の方に近い。
・前述したように、努力の方向性を完全に間違えていたから。

・小学生の時やっていたピアノを続けていたら。
・中学生の時コピックで描いてたイラストを頑張っていたら。
・高校の頃に趣味で書いていた小説を頑張っていたら。
・大学の頃興味を持った動画制作を頑張っていたら。

・もしかしたら、満足のいく人生を送っていたかもしれない。

・大卒として、ホワイトワーカーになれたものとして、そこである程度頑張ってきたものとして、そうではないクリエイターたちと比べた時に自分が優れて持っているものは何なのだろうか。
・プライドは完全に捨てているし、ともすれば立場を捨てなければいけないなども考えてはいる。
・それでも年月をかけ思考してきた結果が今の自分ではある。
・活かせる武器がもしかしたら眠っているかもしれない。

・まぁ現状わからないので、今はひたすら自分を追い込みながら本当にやりたいと思うことに熱狂するしかない。
・遅咲きでも何でも良い。表現者になる。

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