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062:他者と関わることについて

・自分は「友達が多いね」と周りの人からよく言われる。
・実際他の人に比べて友人が多いかどうかは他の人になったことがないのでわからないが、自分という人間と話し・遊んでくれる人が複数人いるというのは素直に嬉しい。
・そういう人たちには常日頃から感謝している。他意は本当にない。

・だがそれは社交的にならざるを得ないきっかけが過去にあり、それ以来強がりをし続けた結果の産物だ。
・性根の部分はかなりの内気である。

・だから、ふとした時に自分がどう見られてるか・なぜ自分と話してくれているのかがわからなくなって、怖くなる。

・自分という人間のどこに価値を感じてつるんでくれているんだ?
・22時過ぎに一緒に最終退勤した後輩が、会社の最寄り駅までの数分間で健気に話しかけてくれた時にふと考えたことであった。
・社交辞令であったとしても、その社交辞令すらされる価値は自分にはない。

・自分と話してても良い事ないよ、と思う。

***

・少し本筋から逸れるが、その後輩に「最近頑張っててすごいと思うよ」という言葉をかけたら、いつものようにニカッと笑いながら「いや〜やめたいと思ってますよ」と返してきた。
・儚げな笑顔だった。

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