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海外一人旅の善し悪しについて

今日はこれから、
クロアチアの首都、ザグレブに。🇭🇷

ヨーロッパの各国を一人旅で過ごしていますが、毎回緊張しっぱなしなのは隠しておきたい事実であります。というのも、1人というのが如何に孤独かというのは実際に海外を一人旅してみないと何とも伝わりづらいものなのです。


スマホは当然ありますが今日のように充電ケーブルを忘れると頼れる人もありませんし、行こうと思っていた場所たちが2020年の地震が理由で改修工事中だとか。そんなこと「行く」と決めた時にはひとつも知らなかった事実です。まぁ、見落としていたのが悪いのですが…(笑)


一人旅で最も不便なのは当日、友達と行く際に不便なのは準備でしょう。どちらの苦を取るかという話ですが、まぁ友人と行くことに慣れている人は後者をオススメします。やはり、何かと海外は不慣れなことが多いと大変ですし下手に騙される確率も減りますから。


これもまた当然のことですが、海外では日本の優しい常識は通じませんから、一応それなりに気を張る必要がありますが、たった1日、もしくは半日だけでも、旅行しただけでドッと疲れが訪れるのも不思議じゃありません。というか、よくある光景です。大抵、旅行の後はベットで長時間眠ってますから。(笑)



ここまで聞いていると少々ネガティブなようにも思われるのでしょうが、それでも度々旅行に出掛けるのは何かしらの理由があるのでしょう。よく『心が錆びないために』という表現を私は使いますが、色々な土地に普段から足を運んでいると生活の慣れみたいなものを程よく壊せるので、筋トレのような感じなのです。


一人旅をしてみると自分の本来の力量が分かります。思っているよりも体調が繊細なのは海外に来てから知りましたし、意外な建築や芸術に感動を覚えている自分を見る度に「へー、そうなんだ」とまるで他人事のように知っています。


その意味で旅行は自分を適切に映してくれる鏡なのかもしれません。随分と美化した表現のような気もしますが、旅行に行くと自分の好みや感性が見えてくるのである意味本当です。



昔、とある論文で読みましたが、私たち人間は誰かと一緒にアートを見た時と、1人でアートを見た時では頭の使い方が少し違うらしいのです。どう違うかというと、1人の時は作品に目が向く一方で、2人以上だとどうしても「何と感想を言おうか」と言語野の方に意識が飛んでしまい作品を本当の意味では楽しめないのだと言います。



さて、今これを書いている最中、隣席の男性の体臭にこれから4時間付き合うことも、鼻の感性が鋭くなっているから勘違いだ、という自己暗示をして誤魔化しています(笑)
#助けてください


まぁ、冗談は置いておいて、一人旅には一人旅の良さがキチンとある一方、辛いコトも割とある。そんなことをちょっと知っていただければ十分です。



では、また明日
長濱(2024.4.20)

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