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日本人の知らないヨーロッパのリアル

乱気流に揉まれ、イタリアへ。

ローマ帝国をはじめとする数々の歴史が遺っているイタリア・ミラノですが、実はそう遠い距離にある訳じゃありません。

もちろん日本からは凄く遠いのですが、ヨーロッパ国内の人であれば2〜3時間もあればほぼ確実に着くでしょう。今、私の乗っている飛行機はブダペスト発ですが、およそ1時間半でミラノに着きます。



ヨーロッパの国ごとの距離感は残念ながら実際に体験しないと中々腑に落ちません。日本にも馴染みのあるヨーロッパの国といえば、フランスとかイタリアとかスペインとかイギリスとか。

どれも日本とアメリカくらい離れてそうな感覚がしますよね。少なくとも、留学前の僕はそんな気分でしたよ…。(涙)



ただ、実際に来てみると、東京から大阪に移動するくらい簡単ですね。それもビックリするくらいに。しかも、何より驚きなのが【安いこと】です。

距離の問題はよく話に上がるんですが、ヨーロッパ内の移動はそれ以上に【安さ】がいい意味で目立ちます。



ヨーロッパ内の移動の主となる飛行機は「Ryanair(ライアンエアー)」や「Wizzair(ウィズエアー)」など、格安の航空会社が当然のインフラとして整備されています。

なので、先に挙げたような国々もブダペストから往復1万円掛からず行けちゃう!なんて事は意外と日常茶飯事なんです。




ヨーロッパにはEU(欧州連合)という仕組みがあって、コレがある事でヨーロッパ国内の移動のほとんどは入国審査が必要ないのですが、そういった仕組み、そして飛行機等のインフラ、さらに色々な国籍の人が混血して今の家族を作っていることを見てみると、いかにヨーロッパがひとつの集団としてこの世界を生きているかが分かってきます。



日本がヨーロッパに追いつこうと必死になって頑張った150年前、もちろん私たちの先祖はすごく偉大な仕事をしてくれましたが、ディズニーランドにあるヨーロッパ似の風景はあくまで「それっぽいもの」であって、ホンモノとは少し違いますね。コレは決して批判ではなくて、ディズニーの提供している雰囲気の方が確かに私たちのイメージするヨーロッパなので、彼らの技術はむしろ高等だと言えるほどです。
#個人的にもディズニーは大好きです
#最近はイーヨーを推しています



最近、ドイツにGDPを抜かされ日本が4位に転落したことを多くの人が耳にしていると思いますし、世界大学ランキングなんかを見るとヨーロッパやアメリカに中々追いつけない様子が克明にわかるはずです。



しかし、実際に住んでみての所感を話すと「大国がたくさん集まって組織化してる所にジャパンひとつで勝つのは至難の業すぎる」というのがリアルなところです。

観光ひとつとっても、学生の質をとっても、国を渡るハードルがヨーロッパ中で低いのですから、人気のある場所や集団にはさらに磨きがかかります。文化だってそうです。日本だと数千円〜1万円以上するオペラやオーケストラのコンサートであっても、現地で見ればその半額以下なんてことは20年前から音楽付きの人には知られている内内の事実だと父から聞きました。


さて、もうあと数分でイタリアに着陸する訳ですが、日本には日本なりの趣ある闘い方があるよなぁと模索しながら、このnoteを占めたいと思います。


近々、ミラノの話もできればと思うのでぜひフォローやハートマークのボタンをポチッと押して帰っていただければ嬉しい限りです!^^


他にもたくさん留学関係のリアルな日記を書いたりしてますので、過去記事をいくつか漁ってみてくださーい!!



では、また明日
長濱(2024.4.26)


追伸】飛行機の揺れが久々にすごく、焦る気持ちを落ち着かせるために急遽このnoteを書いていたのは隠したい事実です…(笑)
#乱気流は怖すぎる


追伸2】
無事に着きました。死ぬかと思いました…(笑)

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