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実は「まとも」なひと/オジー・オズボーン

(敬称略)

どこかの誰か

「それってあなたの感想ですよね?」

わたし

「はい、そうです(きっぱり)。」

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オジー・オズボーンって
ある意味
「江頭2:50」と共通するところが
あるように思えてなりません。

「(すごく)妙」で
「異常」なキャラが売りなのに
実は
人一倍「まとも」だったりして。

しかも
それが
すべて「演技」「キャラ造り」とは
言い切れそうもないところ。

かといって
「素」のところで
本当に「正常」なのかというと
若干の疑いを
抱いてしまいそうなあたり。

ランディ・ローズ在籍時の
貴重な(ブートの)ライブ映像を観ると
「星の王子さま」みたいなルックスの
ランディ・ローズと
本当に
鶏の馘を
食いちぎってしまいそうな形相の
オジーとの対比が面白すぎて。

(もちろん演奏は最高です。
クレイジー・トレイン。)

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サバスとAC/DCの
「無駄の無さ」は
「匠の技」って感じで
ただただひれ伏すばかりです。

さらに
どちらも
「格好いい」だけじゃない
絶妙な「おかしみ」まで備えていて。

そこが
様式美的なメタルとは
ひとくくりにできないところだと
思うのです。

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「最高のギタリスト」に
トニー・アイオミをあげるあたり
やはり
「まとも」な
「苦労人」という
印象を強くします。

「ロックの殿堂」のパフォーマンス。

きっと
歴代のギタリストが
わさわさと
ステージに載りきらないくらい
集まることでしょう。

それでいいと思います。

お祝い、お祭りですから。

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オジー・オズボーンが、彼にとって史上最高のギタリストの名を挙げた。

様々なギタリストとプレイしてきたオジーだが、NO.1は、
やはりトニー・アイオミだという。

オジーは水曜日(5月8日)、ビリー・モリソンと新たに始めた
ポッドキャスト『The Madhouse Chronicles』でなされた
対話の一部をSNSに投稿。
「トニー・アイオミは昔も今も、俺が一緒にプレイしてきた中で
最高のギター・プレイヤーだ」と、アイオミを称えた。

「(ブラック・サバスは)ザ・ビートルズのように、
誰か一人が欠けたら同じではない。
ミック・ジャガーなしのザ・ローリング・ストーンズも然りだ」
「俺は、(他のギタリストたちと)“Paranoid”や
“Children Of The Grave”、“War Pigs”をプレイしてきた。
彼らがあれらの音を出しても、同じではない! 
アメリカ人のプレイヤーの多くは演奏が速すぎる。
トニー・アイオミは、どんな理由であれ、クソ素晴らしい」

オジーはこれまでも、アイオミのことを
「悪魔のようなリフのキングだと俺は思っている。
あいつに手が届く奴はいない」
「彼こそがブラック・サバスだ。
俺らみんな、このバンドの一員だが、彼の替えはきかない」
「あのパワフルでダークでヘヴィなリフを考案できる奴は
この世に(ほかに)いない。
彼はキング・オブ・リフだ」
「トニーは、俺を怖気させる数少ない連中の1人だ」
「(具合が悪かったとき)トニーは毎日のように電話してきた。
動けないとき、それはデカい」などと、
演奏だけでなく人柄についても称賛してきた。

オジーは今年、ソロでロックの殿堂入りが決まり、
10月に開催される式典でパフォーマンスする計画だと伝えられている。
どんなラインナップでプレイするのか、注目されている。

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