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デヴィッド・サンボーン/さよならを言うことはわずかの間・・・

(敬称略)

どこかの誰か
「それってあなたの感想ですよね?」

わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」

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たぶん
モダン・ジャズや
オールディーズ(と呼ばれてるような音楽)が
好きなヒトたちは
ずっと
こんな感じの喪失感を
味わい続けてきたんでしょうね。

60年代以降の
ロック(とその周辺の)ミュージシャンの
訃報が届くたび
小学生のころ
秋の日暮れ時に
遊んでいたトモダチと別れて
家路を急いでいたときと
似たような
切ない思いがしてきます。

最近は
ついこの前まで
(と思ってしまう)
現役バリバリだったヒトが
旅立ったというニュースを
読んだり聞いたりします。

それでも
さすがに
これは。

勘弁してほしい。

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エレキギターを嗜むヒトは
サンボーンのサックスに
親近感(?)を抱くのでは
ないでしょうか。

エレキで
そのままなぞっても
違和感なく高揚感が
得られるおいしいフレーズが
たくさんあります。

(「コブシがまわってる」ってヤツです。)

クラプトンのファンが
冷や冷やしながら(笑)観ていた
例の「レジェンズ」。

サックスがサンボーンじゃなくて
もっとビバップ臭いミュージシャンだったら
ペンタで押し切る
クラプトンの立ち位置が
もっと危うくなっていたように思います。

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「AOR AGE Vol.31」で
サンボーンがセッションで
ソロを吹いた曲(アルバム)が
特集されてました。

それを読んで作ったプレイリストが
本当に最高で
ずっと聴いてます。

マジで名曲ばっかり。

皆さんも
是非
お試しあれ。

May his soul rest in peace
Mr. David Sanborn

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ジャズ界のレジェンドで、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)や
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)など多くの楽曲に参加した
サックス奏者のデヴィッド・サンボーン(David Sanborn)が死去。
サンボーンのSNSアカウントで発表。
サンボーンはここ数年、前立腺がんと闘っていましたが、
合併症のため、5月12日に亡くなりました。
78歳でした。

以下、声明より

「グラミー賞を6回受賞した国際的に著名なサックス奏者、
デヴィッド・サンボーンのご逝去を謹んでお知らせいたします。
サンボーン氏は、前立腺がんとの長期にわたる闘病の末、
合併症を併発し、5月12日日曜日の午後に亡くなりました。

サンボーン氏は2018年から前立腺がんと闘っていましたが、
つい最近まで通常のコンサートのスケジュールを維持していました。
実際、彼は2025年までコンサートを予定していました。

デヴィッド・サンボーンは、現代のポップスやジャズ音楽に
大きな影響を与えた人物でした。
彼は“ロックンロールにサックスを取り戻した”と言われています」

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