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ジョン・バーベイタ?/名盤の影にいるひと/John Barbata

(敬称略)

R.I.P. Mr. John Barbata

CSN(&Y)の周辺(笑)を
聴きこんでいるヒトならば
きっと
わたしと同じように
小さな声で
唱えているのでは
ないでしょうか。

ずっと
「ジョン・バーバータ」と
(勝手に)呼んで(読んで)いましたから
ネット記事を読んだとき
すぐには
誰のことか分かりませんでした。

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「名盤探検隊」で再発時に購入した
「L.A. Getaway」というアルバムが
大好きです。

「名盤探検隊」は
既に持ってたもの以外
全部買いしました。

だから
これがどんなアルバムなのか
事前知識「ゼロ」で聴いたのですが
叩いているのが
バーバータ(バーベイタ)だと知り
妙に嬉しくなったのを
懐かしく想い出しました。

(ちゃんと帯に書いてあるのに
読んでないし。)

ちなみに
タートルズで
バーバータ(バーベイタ、しつこい(笑))の
後がまドラマーの
ジョン・サイターは
ピーター・ゴールウェイの1stや
あの「サーカス・タウン」で叩いてますし
ヴォーカルの二人は
あろうことか
ザッパのバンドで
上流階級の婦女子や良識に溢れた議員さんの
神経を逆撫でするような
とんでもない歌詞の歌(笑)を
朗々と唄ってました。

タートルズに出入りしたミュージシャンは
実に気になる連中ばかりです。

※60年代の半ばころ
ジョン・レノンが
プロモーションで訪英していたタートルズを
「公式に侮辱」したために
メンバーのジム・タッカーが脱退してしまったという
ハナシがあります。

(脱退した当人は否定してたらしいですが。)

「公式に」ってどういうことでしょう?

そんなことを
わざわざ単独で発表したりする必要ないでしょうから
(恐らくですが)
インタビューとかで
「最近アメリカでヒットしてる
タートルズをどう思いますか?」なんて質問に
例のひとを完全に舐め切った口調で
「なんだその亀野郎は。
そんなのポコ●ンみたいなやつら知らねぇぞ。」みたいなことを
言ったんじゃないですか???

(実際はもっと下品な言葉使ったでしょう。)

ジェフ・エメリックの素晴らしい著作を読んだりすると
これくらいのこと
「ジョンならやりかねない。」と
そんなふうに思ってしまいます。

文字通り「世界一のロック・バンド」のリーダーで
「向かうところ敵なし」状態のジョンからしたら
ちょっとヒットを出したバンドなんて
眼中になかったんでしょうから。

やられたほうは
たまったもんじゃないですけど
ジョン本人は覚えてもいないんじゃないですか。

<追記>
ジェファーソン・エアプレインのFacebookに、
功績を称える追悼の言葉が掲載されたそうです。

ジョン・バーバータは
「1978年、交通事故により大怪我を負い、
バンドを脱退せざるを得なくなった。」とのこと。

知らなかったです。

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タートルズ(The Turtles)、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash and Young)、ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)、ジェファーソン・スターシップ(Jefferson Starship)などで活躍したドラマーのジョン・バーベイタ
(バーバータ/John Barbata)が死去。
サイトBest Classic Bandsが、彼が住んでいたオクラホマ州エイダの
信頼できる地元情報筋によって、バーベイタが5月8日に亡くなったことが
確認されたと報じています。
79歳でした。(※ジョン以外もジョニーという名前でも知られていた)

ジョン・バーベイタは1945年に米ニュージャージー州パサイックで
生まれる。
1960年代から1970年代にかけて、特にポップ・バンドやロック・バンドで、バンド・メンバーとして、またはセッション・ドラマーとして活躍した。

1966年にタートルズに加入。「She'd Rather Be With Me」
「You Showed Me」「Elenore」「She's My Girl」といったヒット曲に
ドラムで参加した。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングではライヴ・アルバム
『4 Way Street』に参加。
またニール・ヤングの『Time Fades Away』、
グレアム・ナッシュの『Songs for Beginners』などでも彼の演奏は
聴くことができる。

ジェファーソン・エアプレインには最後のスタジオ・アルバム
『Long John Silver』とライヴ・アルバム『Thirty Seconds Over Winterland』に参加。
その後、ジェファーソン・スターシップに加わり、
1974年から1978年までドラマーを務めた。

バーベイタはセッション・ドラマーとしても活躍し、
リンダ・ロンシュタット、ライ・クーダー、ジョニー・リヴァース、
エヴァリー・ブラザーズ、ジュディ・シルなど、
さまざまなアーティストのレコーディングに参加した。
バーベイタ本人は生前、クレジットされていない立場で
60枚以上のアルバムに参加したと語っていた。


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