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御朱印RTA(T=travel):全国の一宮の御朱印を授かった話(10/24) 2023年5月その1

 この記事は2023年1~9月に実施した御朱印RTAの5月分の記事その1 GW後半編です。前回はこちら。また、いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。


5月1日:安芸

 近畿だけを攻略するつもりでいたけど、往路・復路ともに普通にのぞみが取れることがわかったので、それならばということで山陽エリアにも手を出すことにする。終盤戦は飛行機ラッシュになるのは目に見えているけど、本数を減らせるならそれに越したことは無いからね。山陽エリアであれば他にも候補はあるけれど、この日は暦の上では平日、であるならば、なるべくメジャーなところを充てて少しでも人出が少ない状況で臨みたい。というわけで、この日に広島を当ててんのよ。

No. 043: 安芸国一宮 厳島神社

 新大阪8時ごろののぞみで広島、山陽本線乗り換えで宮島口という王道ルート。船に乗り換える道中にあるあなごめしの老舗でお昼…を仕入れる。中で食べようとすると大変なのだけど、折り詰め弁当もやっていて、これだとすぐに列が捌けるのだ。

 行きも帰りも船が律速かと思っていたけど、JR西と広島電鉄の両方が運行していて、且つ繁忙期ブーストもあるようで、むしろよほど電車のほうが律速になっていることに少し驚いた。

ウェミダー
昨年は修理していたようで

 上陸するとすぐに鹿が出迎えてくれる。

しかぷっぷー
狂乱はしてない角鹿

 ここで先程仕入れたお弁当をいただく。奥に行くと人がひたすら増えるしね。

うん!おいしい!

 ここは著名な観光地でもある。したがって、普通に物見遊山ムーブで参拝を進める。

リフレクションは正義
拝観入り口より
拝観入口側回廊
回廊より大鳥居を望む
回廊越しの三重塔
社殿より大鳥居
そう言えばここの満潮を引いたことがない
社殿
それっぽい構図で
拝殿

 御朱印含め各種授与所が順路の最終コーナーに有るのだけど、ここの御朱印が大変だった。

モスクワ名物

 かなりの職員さんが対応に当たっていて、一応列の成長がそれほどないということは、処理能力は均衡しているとは言えるのだけど、折返しのある行列。約30分並んで授かった。

やったぜ。
全編通じて最も「高い」御朱印だった

 ミッションコンプ後の自由時間は弥山頂上までロープウェイで登った。ただ、往路の時点で結構な行列だったので、山頂の駅から出たところでちょっと写真を取るだけに留めた。帰りも行列とか嫌だしね。

山頂駅
瀬戸内海を望む
下り

 本土に戻ってからは、広電でのんびり戻る。…もう少し早いかと思ったら、明らかにJRより遅いのね。んで、駅の名店街でお好み焼き(広島)をいただいて旅程完了。御朱印にトライすること以外は全く普通の宮島観光でしたとさ。

うん、おいしい!

5月2日:紀伊

 まだまだ攻める。次は紀伊(和歌山)。ここは極力帰省中に捌くべきところ。関東から和歌山は陸路、空路のどちらを使っても距離の割に時間的なロスが大きいからね。

No. 044: 紀伊国一宮 その1 日前神宮・國懸神宮

 紀州路快速で10時前くらいに和歌山入り。紀州路快速といいつつ、泉州南部辺りからは各駅停車なのはどうなのよと思いつつ。駅前でレンタカーを借りて出発。一社目は駅から歩けないでもない距離なので、すぐ。

正面鳥居

 内部は杜に包まれていて、向かって左に日前神宮、右に国懸神宮が鎮座している。社殿は撮ってはいけない(戒め)そうだったので、直前の神門を控え気味に記録させてもらった。

日前神宮
両神宮間の参道
國懸神宮
やったぜ。
南海道にも着手!

No. 045: 紀伊国一宮 その2 伊太祁曽神社

 次は、和歌山電鉄貴志川線に沿って少し内陸側に向かう。

貴志川線に最寄り駅もある
一の鳥居
二の鳥居
二の鳥居を振り返ると切通
神橋
楼門?
拝殿
拝殿横から

 とても心地よい春風の中、参拝と撮影を済ませて御朱印を授かる。

やったぜ。

 さあここからが本番だ。

No. 046: 紀伊国一宮 その3 丹生都比売神社

 先の2社だけだったら、マイルドなローカル線の旅で済んだのだけど、この神社まで一日で攻略するとなるとレンタカーにせざるを得なかった。和歌山線の駅から地域のバスが出ているようだけど、本数とか諸々勘案すると、旅程を成立させる自信がなかったもので。
 紀の川沿いに内陸に向かい、高野山の一歩手前のところで山側(南)に入ったところにその神社はある。

正面鳥居
神橋
神橋横から
神橋から奥を望む
二の鳥居
楼門
楼門横から
本殿を覗き見る
花手水がきれい

 なんだかすてきな雰囲気に飲まれて、わんこおみくじ(2つも!)を授かりつつ、御朱印をいただく。ちなみに大吉二連。

やったぜ。

 自動車でローカルな旅をする時の醍醐味は、道の駅での食事。少し西に戻った道の駅紀の川万葉の里で、和歌山ラーメンと柿の葉寿司。

レストラン外観
うん、おいしい!

 それと意識して柿の葉寿司食べたのは初めてかも。まあ要は押し寿司系のお寿司。この後は近隣の神社を少し参拝しつつ、帰りの列車にはくろしおを発動して帰宅。GWだけで既に7社。ようやっとる。

県北にある川の土手の下
地元ねこ

5月4日:備後

 地の利を活かすためにもう一社行っておく。後から振り返ると、備後国をこの段階で捌いていたのは正解だった。備前と備中のついでで回るにはキツすぎるし、仮に安芸を残していたとしてセットにするのは無理。一方で、この一社のために関東から向かうのは効率が悪すぎる。この年のGWは長めだったので、5月4日次点でもUターンのピークにはなっておらず、往復ともに全く普通に列車が取れたから、これはいくしかないよねと。

No. 047: 備後国一宮 吉備津神社

 のぞみで福山、福塩線に乗り換えて新市駅へ。福山駅で一瞬降りて、在来線切符を買うつもりだったのだけど、券売機がすごい渋滞で、乗り換え時間的に無理だったので、ICOCAで乗車。当然降りる際に精算するのだけど、細かいのがなかったから迷惑をかけてしまった(それをわかっていたから切符買うつもりだったんだけどね…)。

のどか
この雰囲気…
いいよね
素朴な駅舎

 滞在時間は1時間強なので、割とRTA気味にさっと回る。地場の食事処が開いてそうならそれで30分程度の調整を余裕でかけられるんだけど、どうもそういう状況でもなさそうだったので。

駅を出た道をまっすぐ行って、池のところで左へ
一の鳥居
前の広場に立派なイチョウ
色づいたら壮観だろうね
参道
随神門
随神門を抜けたところに舞殿
拝殿
拝殿横から
拝殿から振り返る

 強すぎた吉備国を前中後に分割したという背景もあってか、ここも吉備津神社。こだわるなら、備前備中備後は連続して参ったほうが良かったのかもしれない。

やったぜ。

 境内にはたくさんの摂社があったのだけど、全部ベタベタ貼るのもなんなので、代表で1枚だけ。

どストレート

 福山に戻ったら2時間の自由時間。のんびり一宮付近で一つ遅い列車まで滞在すると、駅前を散策する程度になる予定だったのだけど、流石に2時間あれば少しは市内観光もする。国宝のお寺さん「明王院」があるということなので、その辺りを。

門前
国宝五重塔

 ちなみに、岡山の隣である福山に国宝寺院があると知っていていながら、岡山時代に行かなかったなんてことがあるだろうか、と道中考えていて目的地に近づくにつれて、やっぱり来ていたことがはっきり思い出されてきた次第。なので、隣にあるなかなか重厚な草戸稲荷神社も既に来訪済みだった。

神橋
神社全景
入ったところ
拝殿に登る
拝殿から振り返る

 駅前に戻って福山城も見て回る。こっちは確実に初めて。

正門クラスの門
天守
天守から駅方面を望む
天守から多分かつての城内だった公共施設街を望む
裏側の黒い装甲が一つのポイントだそうで
お城全景

 駅でちょっとおやつを買って帰りののぞみに乗る。結局GW1週間で8社!例年にないアクティブなGWだったと言う他無いわね。

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 また来週。→3/2 書きました!


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