なべこーじ

Matrix Engine株式会社CEO 株式会社キッチンスターター代表

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最近の記事

神楽坂石かわ

谷口は良い人だ。 付き合う女はほぼほぼメンヘラだけど。 そいつらに殴られて怪我ばっかりしてたけど。 でも良い人だ。 だって、石かわをごちそうしてくれた。 しかもカウンターだ。 昨今はすっかり有名店になって、予約なんか挑戦する気持ちも起きなかった。 谷口偉いぞ、いつか世界制覇するよ君は。 さて、石かわだ。 なんせ10年ぶり,いやもっとか? 昔は超緊張感のある店だった気がする。 大将はなんか殺し屋みたいな雰囲気だったし。 ここは二部制で、今回は後半の部に入った。 まずお弟子さん達

    • 弁天山みやこ鮨

      気に入った寿司屋には少なくとも春夏秋冬の4回は行く。本当に寿司は相性で、あそこの方が美味い、そちらの方がすごいなんて言う比べ方は全くもって野暮ったい。 さて、こちらは浅草の老舗。 愛すべきバトルギャグ漫画「美味しんぼ」にも出てくる有名店だ。 五代目大将の内田さんが御年八十にしてツケ場を守っている。 ここの特徴はとにかくいわゆる昔の寿司。 ひたすら地味、映え〜なヤングにはきっと不評に違いない。 そしてこちらにはもう10数回はお邪魔しただろうか。 安心したい時に伺う様にし

      • 戸塚

        学生時代は横浜の戸塚に住んでいた。横浜と言えば今も昔もオシャレな港町のイメージだが戸塚は東海道線では横浜の隣だけど、正直何にもない普通の田舎だった。いや田舎と言うと感じが悪いので地方都市だった。地方都市名物の丸井も駅前にあって、最初の頃はうわー丸井だすげぇとか思いながら用もないのに見に行っていた。群馬にはスズランしかなかったからね。 ぼくは戸塚駅の西口に住んでいたのだが、その頃は今よりも子供が多くアパートを探すのに苦労した。おそらく家賃も今より高かったんじゃないだろうか。な

        • 京風と言う呪縛から脱しよう

          先日実家のある群馬に出張に行った。何かイベントでもあったのか街中のホテルが壊滅的に空いておらず、結局は電車とバスを乗り継いで伊香保に泊まってみた。伊香保のとある旅館が空いていて、もう15年ほど前に家族で泊まった事があるのだが、その時の印象が割と良い思い出で、そんな宿が一泊二食で2万少々、まぁ良いかと泊まってみる事にした。 チェックインした後の客室係がいきなり最低で、目も合わせずにこちらが聞き取れない早口で話す。忙しくて自分の分担も多く、一刻も早く終わらせたいんだろうけどそれ

        神楽坂石かわ

          コロナコロナコロナ!

          実は酷い花粉症持ちだ。毎年寝込むレベル。しかも睡眠時無呼吸のケもあるのでこの時期には鼻はもちろん、やたら喉が痛い。 今回もそうだった。そして最近はダイエットの為に朝食を取っていない。なのでおそらくは栄養バランスが偏ってきていたり、朝食代わりに飲むサプリや腰痛止めに飲むロキソニン、これらのせいなのだろうけど、舌周りにびっしりと口内炎のようなものが出来た。 うわ!またコロナかよと思って念の為PCR検査を受診。昨日、シロという判定結果が出た上で、医者に行った。 実は2日前にも耳鼻科

          コロナコロナコロナ!

          思考を妨げるもの

          社員を抱える立場としては、彼らの努力とかそういったものを1円でも高く顧客に売り、まずは彼らの給料を上げる、同時にそれは自分たちの企業が世界に対する影響力を高めてゆくことだと思っている。 先日、製品の改善会議でのこと。 ぼくは最低でもうちの製品単価をxxx円にしたい、と言った。それに対し出た意見で「競合と比べてその値段は高いです。無理です。そんな価格はリスクです。」と言う回答をした人間がいた。 なるほど、うちの病気も相当進んでるな、と言う感想だ。 須く成功した人や企業の

          思考を妨げるもの

          飲食店と子供

          うちには小さい子供がいるのだが、飲食店に連れてゆく時には絶対に事前に念入りに確認する。 「すみません、そちら小さい子供いても大丈夫ですか?」 HPや食べログなんかで子供OKとなっていてもそれを鵜呑みにして行くとロクなことにならないからだ。良いですよ、って言われてもまだ駄々をこねますよ、泣くかもですよ、本当に良いですか?くらいは聞く。 うちの近くの焼肉屋に行った時がきっかけだ。その時も小さい子供いますけど大丈夫ですか?くらいは聞いた。良いですよ、って返事だったのでお店に。

          飲食店と子供

          隔離生活とアパのセンス

          ホテル隔離が始まって早3日。 部屋から出られるのは1日に3回の食事時のみ。エレベーターホールまでの10mくらいの距離とアメニティルームと呼ばれる雑貨屋食料の補充部屋に入れるだけ。 アパホテルの居室は10平米しかないのでそれでも部屋の外に出られるのは待ち遠しい。かなり混み合っているが皆一言も発せず、黙々と弁当の列に並ぶ。どうよ元気?とか声をかけてみたいがそんな雰囲気ではなくどこか悪いことをしたように振る舞うのはある意味日本人ぽい。 食事は弁当。アパの場合は1階に付属のレス

          隔離生活とアパのセンス

          禁酒チャレンジ

          突然ですがコロナにかかりました。 27日の朝起きた時に猛烈な喉の痛み。なんかおかしいなぁと熱を計ると37.5度。 あ、これひょっとして、ととりあえず自室に退避。そこから熱をまた測ると38、38.5、39度と面白いくらいに上がって行きます。 まぁでも言われる味覚や嗅覚への影響も無いし、喉の痛みも朝だけでほぼ治まった。仕方が無いので発熱外来を探してみたが、近所の医者が軒並み休みの曜日(この辺り休診日がほぼ一緒)で、都の相談センターに教えてもらった医者まで片道2キロを歩く。抗

          禁酒チャレンジ

          年の瀬

          今年もあっという間に終わりだ。後何回この言葉を言えるんだろう、と言う年頃になってきた。今年のトピックはビジネス面が大きかった。 夏頃までは最悪だった。ぼくがかつていた古巣の会社が、一緒に組もうと自分からお願いしてきたくせにあーだこーだ引き伸ばすだけ引き伸ばして最後に逃げやがった。「自分たちで扱えるかどうか不安なので・・・」だそうだ。はいはい。もうお前らは新いことしようとするな。プライドばっかりで何もできやしない。かつてぼくがそこを飛び出したことは正解だったし、何も変わってね

          無農薬ってなぁに?強いの?美味しいの?

          Facebookで「そこらへんでテキトーに作られた無農薬、無添加野菜の方がスーパーで売っている野菜より余程怖い」とポストしたら、なんで?って声を多数頂いたのでここに自分の見解をまとめていきます。 Q:農薬ってなんで必要なの? A:虫くんがつかないようにするためです。 Q:農薬まみれの野菜って虫も食わないって聞いたわよ? A:いいえ、虫が寄ってくる野菜のほとんどは「肥料が大量に使われた野菜」です。順番が違います。虫が寄ってくるから農薬を使う、んです。 Q:なんで肥料な

          無農薬ってなぁに?強いの?美味しいの?

          ごめん。そのままじゃ落とす→とんずらー!

          https://togetter.com/li/1578959 この人炎上しているらしい。元記事も読んでみたら、まず記事の書き方に悪意を感じるが、なんだろう、随分と古臭い面接手法をとっているんだなぁと言うのが第一印象。 多分この人の言いたい事を記者が理解していないか、していてもこの人の事が嫌いだったんだろうなとさえ思う。しかし校正はするはずなのでOK出した本人もまずいわな。色々と思うところがあったので書いてみる。 <見た目は大事だよ> すごくストレートに書きますが、ま

          ごめん。そのままじゃ落とす→とんずらー!

          人vs野生動物

          結論を先に書く。人間はどんなに鍛えていようと、ガチの野生動物に素手では勝てない。勝てないと言うことを今では皆が知っているからこそ武井壮のネタがウケる。人は余りにも脆くて弱い。 しかし、かつてはその夢を実現出来るのではないか、と思わせる超人がこの国にはいた。超人が脚光を浴びた時代があった。人の身で獰猛な野生動物を屠る、ヘラクレスの試練に匹敵するこの難題に挑もうとした漢が。そして、自分もその一人になりたかった。 時は昭和後期から、そして平成の初期。当時の超人の代表格といえば極

          人vs野生動物

          兵は拙速を尊ぶ

          ぼくの仕事の一つが人と人、企業などを結びつける事。一人でやるより彼とくっ付けばこう言う事ができるよ、と言う事を具現化してゆく事。ITだろうが食い物だろうがやる事は変わらない。ほとんどの場合が組織ならそこのトップにいきなり提案する。現場を通して徐々に上に、と言うやり方はほとんどしない。時間がもったい無い。 いきなり上の人にそんな話するなんて失礼じゃ?とか聞かれた事もあったが、何が失礼なのか全くわからない。だって相手にも利益がある事を提案しているのに失礼もクソも無いだろう。現場

          兵は拙速を尊ぶ

          古巣

          社会人?になって商社に勤めていた。そこで組織としての商売のイロハを教わった。その10倍くらい、まぁなんと言うか体育会ノリの理不尽な経験をした。 そもそもこちらはいわゆる会社で働いたことが無いので基準がわからない。こんなものなのかなぁ、会社って辛いなぁと言う日々を過ごしていた。しかし学生の頃にやっていた商売の真似事のせいで結構大きな借金もあったし、子供の頃から世界を相手に商売をしたいと言う思いは強く、なんとしてもここで頑張ろうと言う思いだけでなんとか乗り切った。 一通りの成

          冥土の土産に再デビュー

          父親が変な人で物心ついた頃からずっと格闘技をやらされていた。父方の一族が格闘一家でボクシングなどで国体優勝するくらいのメンツは揃っていた。ぼくは体が大きかったので、大物ルーキーみたいに思われていたらしく、空手、日本拳法、合気道など一通りのものは習った、いやさせられた。そのおかげで今でも球技が全然できない。体育の授業ではみんなに馬鹿にされたので随分恨んだものだ。野球のバットの持ち方すら知らなかったからね。 16くらいには通っていた道場で師範代みたいなことをやっていた。思えばこ

          冥土の土産に再デビュー